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表題作帰っておいでよ。

楠田虎之介
小学校教師
宇津見奏
無職→文房具教材屋バイト

その他の収録作品

  • 描き下ろし(4P)

あらすじ

仕事の契約を切られた宇津見奏。
体を売ってお金を稼ぐため、
アプリで知り合った男性と出会うが、
ホテルの前でお金のことで揉めてしまう。
そこに数日前、駅で落とし物をした際に
声をかけてくれた男が現れ、再び助けてくれた。
住む場所がないと伝えると
「俺の家に来たらいい」と提案され、
彼・楠田虎之介の家に住むことに。
小学校教師の虎之介は、生きる気力のない
奏をなにかと気遣ってくれる。
彼のために変わりたいと思い始める奏に、
とある感情が芽生え······

作品情報

作品名
帰っておいでよ。
著者
オオヒラヨウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リイド社
レーベル
SPコミックス mimosa
発売日
電子発売日
ISBN
9784845866885
4

(30)

(11)

萌々

(11)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
119
評価数
30
平均
4 / 5
神率
36.7%

レビュー投稿数5

おやおや、愛の成せる救済に目頭が熱くなります

【愛しいってこういうのを言うのかな(奏)】

エロス度★★★★★★

ああ・・・これが・・・愛による祝福・救済なのですね・・・。

小学校教師・虎之介と無気力な青年・奏が紡ぐ恋物語で、奏の歩んできた道に愛の欠片すら無い無慈悲っぷりに心が痛くなるようでした。

世話焼きな虎之介から与えられる見返りのない優しさ・温かさによって徐々に奏の心を解かしていくのが尊さMAXで、虎之介は奏に好意を抱くのですが本人にその気持ちが伝わらずにおやおや・・・。

愛を知らなかった奏がゆっくりと自分の気持ちを自覚していくのもたまらなく、出逢えたことで幸せになる2人の姿が素晴らしい。

3

二人が出会えて良かった

不遇な生い立ちから無気力で無表情だった奏くんだけど、小学校の先生で裏表無くいつも優しくて熱い虎之介さんと一緒に過ごすうちに、柔らかく可愛い表情に変わっていくのが凄く良かったです!

奏くんがふと疑問に思ったことに虎之介さんが先生っぽく色々と教えてあげると素直に関心しながら聞いている…という二人の関係も凄く微笑ましくてにっこりしてしまいます。

奏くんが虎之介さんと出会えて本当に良かったなと思ったのですが、描き下ろしを読んで、虎之介さんの方も同じだと知って滅茶苦茶嬉しくなりました!
幸せそうな二人を見ていると、こちらも幸せを分けてもらったような温かい気持ちになりました…!

2

感動、名作!面白いです!虎之助さんが本当にいい男です!

この作品大好きです。さすがオオヒラヨウ先生です。本当に絵もきれいで面白いです。連載から夢中になって読んでいました。奏は一生懸命生きているのに、家庭や環境に恵まれず上手くいかず不器用で人間に諦めてしまい感情まで失ってしまっている。太陽みたいな虎之助との出会いは本当に奇跡というか凄く羨ましくもあります。オオヒラヨウ先生の繊細な作品が本当に大好きです。奏くんが頑張って少しずつ進んで成長していくところも、好きを自覚してからの素直で優しく明るい笑顔も可愛い。読んでて明るく広がる明るい未来しかなくて読後感が良いです。もう何度も繰り返し拝読しています。本当におおらかに受け止める虎之助がいい男です。終わりがとても幸せな気持ちになり、ハラハラからにこにこへと変わって行く過程が凄く良かった。続編が読みたい。ありがとうございます。

2

ハートフル

小学校教師の虎之介と無気力な青年・奏。
偶然に出会ったふたりのとってもハートフルな恋のお話でした。

幼い頃からずっとツラいことばかりの日々を過ごしてきたせいで、何もかもを諦めてしまっている奏。
働く気はあるのに職場や人間関係に恵まれないせいで長続きせず、お金を稼ぐために仕方なくウリをしたり…
目に光が無くなっても仕方がないよな、と納得してしまうくらいに不憫な様子に胸が痛みました。

そんな彼が出会った虎之介はまるで対極にいるような人でしたが、意外にも相性は良さそうで。
欠けてしまった心を埋めてくれるような優しさと思いやりを受け取って、少しずつ明るくなっていくのが本当に嬉しかったです。

初対面の時から心配したり世話を焼いたりしてくれた虎之介ですが、彼は本当にどこを切り取っても良い人なんですよね。
裏も企みもなくただ真っ直ぐに奏のことを考えてくれるその優しさ、すごく沁みました。

彼らが惹かれ合ったこともすごく自然で、両想いの幸せいっぱいな空気感にこちらまであたたかい気持ちに。
素敵な出会いをしたふたりを祝福したい!と思えるような素敵なお話でした。

3

読み終わるとあったかい気持ちになります

受けも攻めもお互いを思いやっていてとてもいい人達なんです。
こういう登場人物の時、内容がサラッとし過ぎてしまう心配がありましたが、奏の不運と健気さにハラハラしつつ、虎之介の真摯な態度と優しさにキュンキュンさせられながら、ちょっとしたアクシデントを乗り越える度に変わっていく奏の成長を見守っていくのがとても楽しかったです。気持ちを自覚した後の奏の可愛いこと☆そんな奏を見守る虎之介のデレもマシマシで、後半は可愛い2人にホンワカしながら読んでました(*^^*)
読後感の良い作品でした(^^)

2

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