表題作雷雲と雨風

杉山ゆずき
会社員,28歳
古谷照
ゆずきの従兄弟,28歳

あらすじ

杉山ゆずきは伯父の葬儀場で存在をほとんど忘れて暮らしていた従兄弟の照と再会する。
一文無しの照の境遇に同情して衝動的に一緒に暮らそうと言ったが、ゆずきはすぐに自分の言葉を後悔する。

それは、照が眠っている自分にこっそりキスしたことが発覚したためだ。
ゆずきは照を追い出そうとするが、 結局失敗に終わり
照にどうすれば片思いを諦められるのかと尋ねる。

同情という名目で照に少しずつ心を許していったゆずきは
いつの間にか照と関係まで持ち徐々に独占欲を覚えるようになるのだが…

作品情報

作品名
雷雲と雨風
著者
ete 
原作
caesim 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ピッコマ
レーベル
LEGENDARIES
電子発売日
3.6

(3)

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萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

「人生で俺に足りないのは性格だけ」

お葬式で再会した従兄弟同士が、同居生活を送りながら関係を深めていくお話。
この作品、いろんな意味ですっごく面白いです!かつてこんなにも性格の悪い主人公(攻め)がいただろうか…っていう感じなんですが、ゆずき本人にしっかり自覚があって、人生で俺に足りないのは性格だけ、とか言っちゃってます。
都合よく記憶を失くしたり、いじめっ子ムーブが激しかったり、些細なことで癇癪を起こしたり。自分に片思いする照には、こんなに性格の悪い従兄弟に惚れるなんて可哀想な奴…と思ってます。
ガチクズなので好みが分かれそうですが、クズな部分まで自己分析できてるので、セリフやツッコミのキレが良くて私は好き。
照は小動物っぽい可愛さが半端ない!酷い境遇で育った不憫受けで、最初はただビクビクしてたのに、徐々にゆずきに色々要求していくようになります。開き直ってぐいぐい迫り、ベッドに誘うまでになるなんて…最高…!
一回ヤっちゃってからは照は積極的だし、ゆずきは照を思いやるようになって葛藤し始めるし、かと思ったらゆずきはやっぱりクズで、めちゃくちゃなことを言い始めます。っとにコイツは…って言いたくなるけどそこが面白い!
で、40話を超えたあたりから、やっとゆずきが変わり始めます。もう二人とも可愛くて目が離せません!まだまだ連載中なので、毎週更新を楽しみにしています。

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