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  • アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~
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アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~

alpha shikan gakkou no himitsu no hana ~otosareta kokou no omega~

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表題作アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~

ヴォルフ・リヒテンベルク
航空士官学校の転入生、15→16歳
レオンハルト・バレンシュタイン
航空士官学校のエースパイロット候補生、αを装ったオメガ、16→17歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

航空士官学校の優等生レオンハルトはアルファを装ったオメガ。転入生のヴォルフにトップを奪われたのに、彼に惹かれて巣作りを!?

作品情報

作品名
アルファ士官学校の秘密の華~堕とされた孤高のオメガ~
著者
中原一也 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784576241074
4.5

(54)

(32)

萌々

(17)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
12
得点
243
評価数
54
平均
4.5 / 5
神率
59.3%

レビュー投稿数12

No Title


オメガバースものとして今1番好きかもしれない……。空軍のエースパイロットを目指すレオンハルトはオメガ。オメガを隠して士官学校にいるけれどある日型破りなパイロットヴォルフに出会い惹かれていく。

レオンハルトが気高く美しいのよね。誇り高きオメガという感じでかっこよすぎて惚れました。ヴォルフがまた魅力的なアルファ。パイロットの腕前もピカイチで、強烈なオーラがある感じなんだけど祖父の前では少年のようだったり

お互いを高め合える関係なのいいよなぁ。読み応えあってすごく面白かった。舞台が規律厳しい士官学校というのも最高だった!!巣作りの仕方がちょっと問題あって笑ってしまったw

5

おもしろい!

タイトルのこのひと言に尽きます!
読書量を誇る腐仲間のおすすめで読みました。
エリート校にてエースパイロットを目指すレオンハルト。アルファの軍人一家に生まれたΩで家族からは溺愛。
転入してきた型破りの、覚悟と技術を持ったαのヴォルフ。
気高きレオンハルトが巣作りを始めたときには悶えました…♡
それに気づいたヴォルフのかわいい罠にもクスリw
大切な骨の主、どうか母親か姉妹であってくれ…!との祈りは良い裏切りを見せてくれました。
最後はじいちゃんの種明かしもあり、気持ちの良い読後感です!

3

上質な小説

素晴らしかったです
読了後、これ文庫だったよね??と厚みを確認してしまったくらい四六判のような内容の濃さ。
なのに全く物足りなさを感じなかったです。

受けの感情を森のざわめきで表したり、言葉選びが秀逸♡
そして攻め様がとても高校生とは思えない○やじっっw
中原一也先生らしいキャラ設定だったと思います(*^^*)

タイトルに書いた通り、小説はやっぱり良いな!!と思える小説らしい小説でした。
先生にはもっともっとオメガバースを書いて欲しいです。

1

パイロット候補生たちの等身大の恋愛

中原先生が「エースパイロット候補生」という単語をXで呟かれてから発売をず~っと心待ちにしていました~!!そして、美麗な奈良先生のイラストにも釘付け!今回、特に口絵が好きです。エモエモ。

士官学校、軍服、空軍、全寮制、エースパイロット候補生、
そしてオメガによる無意識の巣作り…
これらのキーワードにお心当たりのある方は是非~。

冒頭から受けレオンハルトの過保護溺愛家族がコミカルに良い味を出す中、攻めヴォルフの謎めいた登場に受けと一緒にドキドキ。
傲慢俺様大人っぽくて艶やかで…と思いきや、素顔は割と年相応でハッタリが得意で度胸のあるタイプ。爺ちゃんへの手紙に受けのことを諸々書いて伝えてるなんて、ちょっと可愛らしい。(しかも内容を暴露される)

受けは、アルファ一族の中でオメガに生まれめちゃくちゃ可愛がられるわ、「奇跡の宝石」なんて注目を浴びる容姿と本人の才能と努力で常にNo.1をキープしてきた優等生。プライドは高いが、まっすぐでピュアな美人受け。
2人とも家族思いだし、愛情をもって育てられたよい子たちなんですよね。
少なめながらも時折攻め視点が入ることで、攻め受け共に相手をライバルとして意識し合い惹かれあう様子がよく分かります。

お話の展開はオメガバの王道ながら、受けの無意識の巣作りは可愛かった。盗ってはそっと返してを繰り返してるので、早く楽にしてあげてほしかったww
巣作りを指摘されつつ頑なに認めない受けのツンと、観念したときの潔さw可愛。
攻めも気づき浮かれつつ、いや勘違いかも…なんて戒めてるところも、ちょっと青くて可愛い。お互いの気持ちもある程度確かめあってるんだしサクッとくっついてもらって、恋人同士な2人をもっと見たかったかなぁ。

そして起こる、周囲に隠してるオメガあるあるな事件。本当に許すまじ!悪質!
ただ、この処分に関してもですが、端々に厳しいよ!って雰囲気はあるものの、各処分の内容や教官や学長の言動に優しさを感じることも多く、総じてこの士官学校そんなに厳しくないな~と思えてしまいました。攻めの転入や親友sの結果含めちょっとご都合主義感は否めない。

個人的にはもうちょっと大人のバディ要素があれば、もっと萌えたかなという感じですが…10代のちょっと青い2人のアルファとオメガの恋愛(王道)にパイロット候補生という味付けがされて最後まで楽しく読むことができました。
卒業までこの2人は「しー…静かに。声出すなって。」って言いながら寮でイチャコラするんだろうな。(多分周りにはバレてるやつ)がんばれ。

6

二人の切磋琢磨と成長がまぶしい

エースパイロット候補生、森の中の士官学校、16歳、学園にたった一人のオメガ、そして中原一也さん!どう料理してくれるのか?
この設定たちが読みながら萌えが湧き上がってきましたとも!

中原さんのオヤジ攻めが好きなのですが今作の攻めも、年は若く規律の厳しい寮生活の中でも良い味を出してました。

森のざわめきが聞こえて来そうな臨場感を感じる学園もの?

もう冷静で規則正しく真っすぐな美しすぎるレオンハルト。それがヴォルフと出会って人間味を増してくところ!ラフプレーに振り回されるもやわらかくなりひと皮むけるところ!

この年代でこの厳しい環境でこの制約された立場だからこその青さに、くうぅーーーーときます。
全寮制でカギもかからない部屋、プライバシーなんてほぼ無な環境。そんな中でどうやって恋を芽生えさせ愛し合うの〜?と思ったら!

エロは量は多くないのですが、二人の気持ちが!思わずな行動が!満足いただけると思います。

良きライバルと切磋琢磨して夢を叶えてね!

最近は中原さんの本を積みがちだったのですが、久しぶりに読んでがっつり世界観に浸かりました。奈良さんのイラストも細かいところまでしっかり描いてくださり、麗しいレオンハルトとヴォルフも想像が楽しかったです。

5

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