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表題作武娼の君

劉鳳
王子
青嵐
武将→実家の遊郭の後継者→男娼(遊郭の華)

あらすじ

元・武将は遊郭の華になる。
激重一途王子×鈍感男前

豪胆な青年武将・青嵐は、王城で十二年築いた地位を捨て
経営難である実家の“遊郭”を継ぐことになった。
経営者として実家を切り盛りするつもりで戻ったものの、
遊郭は未曾有の人手不足で大ピンチ。

結果、青嵐は自身が色子として体を売り出すことに決め、
艶事の手ほどきを受け始める。
そしてついに青嵐が初めての客を取る日、
現れたのは第三王子・劉鳳だった。
王城で十年間、青嵐に密かに恋してきた男は
誰にも彼を渡す気はなかったのである――。

作品情報

作品名
武娼の君
著者
森谷理 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784396785963
3.5

(27)

(6)

萌々

(8)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
91
評価数
27
平均
3.5 / 5
神率
22.2%

レビュー投稿数8

線は綺麗

線が綺麗だし衣装も綺麗です。

身体とか手とか、なんか太すぎる肉感的というか、筋肉質とはまた違うように見えます。
ストーリーは武将が実家の妓楼を継ぐために軍をやめて、自らも身体をうる覚悟のところへ、武将にずっと好意を寄せていた王子が登場して囲いまくる話です。

妓楼ということで身体を重ねるシーンは多いですが質感のせいかエロさはあまりないです。
表情も硬めなので情感も伝わってこない…

中盤まで王子のスキスキ一方通行で、ほだされて、終盤の王子の危機に武人として助けに来るところは、おおっ!と思いました。
が、動きの硬さがあるので戦闘シーンもなんだか…。

少し古さを感じる絵柄とストーリーかなぁと感じました。

0

雄みがある

中華風というのか衣装やその他身につけるものなど食事など華やかで、そんな華やかさの中で輝くような武将の男たちの話がとても良かったです。がっつり軍人だった受けが実家の妓楼を経営するため、あっさりと軍人を辞めて故郷に戻ったことがきっかけでずっと幼い頃より受けのことが好きだった王子の攻めが受けの故郷まで追いかけていく。すると、思ってもいなかったことに受けが、経営だけではなく自ら身体を売り出していたものだから、そこからーー的な感じでいろんなことがあってひっついた2人。
とても楽しませてもらいました(=^・^=)

0

お話は好きなんですけど。

設定や表紙イラストを見て期待して読んだんですが、

・格闘シーンに動きが感じられない
・武器の持ち方がぎこちない

という武人がでてくる物語には致命的なウィークポイントがきになって
お話に入り込むことができませんでした。

動線っていうんでしょうか、集中線以外に
動きを示す線がないせいで全部止まってるようにみえてしまうもんだから
戦ってるシーンがのっぺりしてしまうんですよね……。
武将がでてくるなら、そういうシーンは当然読者は期待してると思うので、
そういうものが見られないということは言い添えておきます。

お話は好きなんだけどナァ

1

ちょっと今作は合わないみたい

先生の初コミックス「俺の世界を破壊する男」が好きな作品。お久しぶりの単行本、試し読みしたら中華風で面白そうだったので読んでみました。

武将の青嵐(せいらん)はその地位を捨て、傾いた実家の妓楼を継ぐ。さらには人手不足のため自身も体を売ることに。そこに旧知の王子、劉鳳(りゅうほう)が訪れて、青嵐の初めての客になり…というお話。

受けの青嵐は元武将なので、外見がかなり男前ですね。顔立ちは精悍で体つきもしっかり。
攻めの劉鳳はさらにがっしり体型の男前。身長差、体格差少しあります。

青嵐は12年も王城で武将をしてきたのに、あっさり地位を捨て嫌な顔もせずに実家を継ぐ。サバサバした男前な性格ですね。
劉鳳は10年も青嵐に片想いしてきた一途な執着攻め。まさか好きな人を抱ける日が来るとは夢にも思ってなかったのに、そんなチャンスをものにしたからにはもう手放せない!その財力で青嵐を独占して頻繁に妓楼を訪れる。処女だった青嵐は劉鳳の手によって開発されていき…。

なんて私の大好きな展開なんですけど…抱かれて真っ赤なトロ顔の青嵐も可愛いんですけど…。う〜ん、ちょっと青嵐の外見が男前すぎるためか、濡れ場に萌えを感じられませんでした、残念。(前作はすごく好きだったんだけどなぁ)

体から始まった関係だけど、劉鳳がひたむきな思いをぶつけて、真摯に青嵐に迫る姿が大変男前でスパダリ感があり、かっこいいです。ただ個人的にはもうちょっと癖のある攻めの方が好みかも。

後半には馬に乗った敵が城に攻めてくる戦闘シーンが。結構長めで作画大変だったろうなって思いました。この辺の展開はドラマチックですね。青嵐が男前だな〜!

前作が好きだったので、本作も期待して読みましたが、こちらはちょっと自分には合わないというか、さらっと読み終わってしまいました。好みの問題かなと思います。
ガッチリ男前受けが好きな方、男前で正攻法なスパダリ攻めが好きな方、ガチムチ男前同士CPが好みの方、などにはハマるかもしれません。

電子 トーン修正(うっすら線も見えて、電子にしては良修正)

2

武将から色子へのまさかの転身

森谷理先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
鈍感 4
男前 3
エロ 3
血表現 1
な感じだと思います。

劉鳳さん×青嵐さんのカプです。

受けの青嵐さんは、12年も武将として過ごしていたのに、経営難になった実家の遊郭を継ぎ、更には色子として客の相手をするという、やることなすことビックリな男前っぷりですね。
それなのに鈍感な一面もあって、劉鳳さんが青嵐さんを買い占めていることに気付かず、自分は他の客から人気がないと思っていたり、劉鳳さんからの好意にも全く気付かない鈍感っぷりが、男前でもあるからギャップがあって可愛いです。

しかし個人的に気になってしまったのが、劉鳳さんと青嵐さんの年齢は同じくらいだと思うけど、劉鳳さんは王子なので、青嵐さんも劉鳳さんを「王子」呼びしたり「様」付けしたりもするのですが、劉鳳さんに対しての口調は砕けたものだったり「あんた」呼びしたりもするので、2人の立場や関係性があやふやな感じがして少し違和感がありました。

劉鳳さんの重い執着さはあまり感じなかったけど、青嵐さんに対しての一途さは伝わってきたので好感は持てました。男前だけどとても鈍感な青嵐さんの言動が癖になる可愛さなので、是非とも読んでほしいです。

0

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