特典付き
【寡黙な年下エリート×お人よし公務員】 スパダリ社長がなんで俺に結婚申し込み!? 真剣交際(?)婚活BL
エロス度★★★
おやおや。運命の相手を探していたら年下のスパダリ社長から真剣交際を申し込まれるのがかわいいですね。
亮介と甚平が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。
最初は緊張からギクシャク気味。でも亮介が不器用だけど優しい人柄であることを知っていき甚平が惹かれていったり、ふたりの距離が縮まっていく初々しさがキュンキュンでした。
また、亮介が甚平に対して一途な理由や甚平を運命の人とし結婚したがる彼の想いが尊くて胸に刺さりました。
同録では、ガチムチサンタコスや育ての親代わりのおじさん受けを堪能できて最高です。
初読み作家様。試し読みして、スーツを着た長身男前な攻めがかなり好きなビジュアルで、思わず購入しました。表題作と短編2作が収録されています。
【運命の人を探してます】 約140ページ
同性婚ができる世界観。
公務員の百崎(受)は出会いを求めて結婚相談所へ入会。早速イケメンでハイスペックな立石(攻)とマッチング。初回は話が弾まなかったが仮交際することとなり…というお話。
とにかく攻めの立石が、高身長でガタイがよく、お顔もキリッとした眉が凛々しい、スーツがよく似合う男前で、めちゃくちゃ好きなビジュアル♡
冒頭で、どうやら立石は以前から百崎を知っている様子で、執着攻めらしき匂いが!どんな秘密が隠されているのかワクワクしながら読み始めました。
読み進めていくと、立石が初めに予想していたようなスパダリではなくて、ちよっと頼りないけど可愛い表情を見せるようになってきます。期待とは違ってたけど、これはこれで可愛い。百崎が大好きで真っ赤になっちゃうの可愛いな〜。年下ワンコですね♪
ストーリーはそんなに大きな山場はなく、割と淡々としている感じでした。二人の過去も、割と想定内という感じ。恋がゆっくり進んでいく、ほのぼのした作品が好きな方におすすめなお話でした。
濡れ場はラストに1回です。
以下の短編2作は、表題作とはガラッと違う雰囲気。コミカルでエロエロな作品で、ちょっとビックリしましたw
【ギュッとして!恋のサンタさん】20ページ
先生曰く「むちむち大きい子受け」。完全な逆体格差です。友達同士で、ノンケ攻めが健気な雄っぱいのすごいゲイ受けに告白され、二人で閉じ込められて、ムラムラしてきて…というお話。攻めが小さいのに雄っぽさあって、受けも可愛くて、なかなか良きでした♪
【抱かせてください、タクミさん!】24ページ
児童養護施設が舞台。その職員(受)に片想いしている、施設出身の年下攻めのお話。こちらも逆体格&歳の差もなかなか。
年下ヘタレ攻め×包容力のあるがちむちオジ受けで、なかなかニッチなCPでした。ちょっと私には刺さらなかったけど、受けのパンツでオナるシーンはエッチでした。
電子 白抜き修正
たまに同性婚BLを読みたくなります
幸せそうな表紙とドラマティックな作品タイトルが気になって読んでみました
読む前に思っていたような同性婚自体へのジレンマや切なさはあまりなかったな、という印象でした
結婚自体が物語のゴールにはなってはいるのですが、他のBL作品の中で描かれるような付き合う事が一種のゴールになっているのと同列な感じになっているように思います
なので同性婚だからという気負いなく読める作品かと感じました
知り合って、お互いを知って、戸惑って、すれ違って、葛藤があって…→→→付き合う
付き合って、更に愛が深まって…→→→同棲
家族の事とか将来の事とか2人でクリアして…→→→結婚
みたいなある程度の流れがあって、その中で生まれるドラマが摂取したい場合はこの作品ではだいぶアッサリしていた気がします
なぜなら段階を踏んで結婚に至るのではなく「結婚する為に」知り合うから、濃度がどうしても薄く感じます
その分良いとこ取りっぽいサクサク展開するのはいいのかな?とも思うのですがそこに「運命」というドラマティックなワードがある事で期待してしまう気持ちとの温度差がありました
感動的なお話しを読みたいなって思っていたのでテイスト違いだったなと思いました
紆余曲折が無い訳ではないですが数巻あって至るような流れを、ぎゅっとまとめて150ページない位で描いて下さっていれば仕方のない事なのかなとは思います
<評価に関して>
表題作は自分の期待値とは違ったという所で萌かな?ですがお話しとしては重さのない結婚を読みたい方には程好く読めるので萌2でもいいと思います
ただ、今回同時収録がだいぶ好みと違っていたので驚きがあり、そこを含めて評価しました
事前にビジュアルを確認出来ないので仕方なかったとは思いますが、だいぶガチムチ受けでした
ガチムチ受けで一途、健気
好きな人には好きかも知れない
ただ自分の好みではなかったのとミニスカサンタコスプレも個人の感想ですが痛かったです
攻めとの関係性も見たいタイプではなかったです
私の好み優先の評価です
きっと好きな方には見たかった2人なのかも知れませんのでガチムチ受け好きな方や男性感ある受けがお好きな方にはチェックしてみて欲しい作品だと思います
紫妲たかゆき先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
甘さ 2
エロ 2
執着 2
な感じだと思います。
今作は表題作が5話分と短編が2作品同時収録されています。
まずタイトルに「運命」と書かれていますが、オメガバース作中ではありません。運命の人を探して婚活をするお話です。
立石さんと百崎さんが仮交際から最後は勿論結ばれて結婚する流れなのですが、全体的には仮交際の過程の描写が多く、徐々に惹かれていくので、2人の甘々なやり取りは少なめです。身体を繋げる絡みも本編最後にしかありません。
物語り冒頭から、立石さんが百崎さんに想いを寄せているのだなと何となく分かるのですが、お見合いでの言動があまりにも素っ気無いので、内心でめちゃくちゃ動揺してるなど、もう少し分かり易いギャップがあってほしかったですね。
同時収録の短編は、筋肉BLということで、ムッチリ雄っぱいの受けや別カプではガチムチなおじさん受けのお話です。
どのお話も、大きな波乱は無く比較的王道展開のなので何となく流れが読める分、辛い描写もなく安心して読むことが出来るので、是非とも読んでほしいです。
ハッピーウェディング!な幸せそうなふたりが
とっても素敵な表紙に惹かれ購入。
表紙の時点でゴールが見えてはいますが、
そのおかげでそこに至るまでの道のりをそれぞれの気持ちに寄り添いながら読むことができたかなと思います。
同性婚が可能になった世界が舞台なのでゲイであることへの葛藤とかは無いし、その部分で感じる切なさなどはありませんが。
結婚までの日々にはしっかりとドラマがあるので、ただ幸せに向かうだけではない展開になっていて読み応えがありました。
そして現在だけではなく過去にも繋がるエピソードも出てくると、「運命の人」という言葉の意味を改めて知ることができたのがすごく良かったな、と。
偶然だった過去の出会いが大人になって運命に変わるなんて素敵すぎる…!
真っ直ぐに想い合うふたりが幸せなゴールに辿り着いてくれて、本当に嬉しかったです。
2作品収録の短編は私にはあまり刺さらずでしたが…
「むちむち」とか「ガチムチおじ」が好きな方にはたまらん感じなのかな?と思いました。