黎明卿(禍腐渦狂紳士タッキー)
【こんな甘くて痺れるような感覚、知らなかった(鷹埜)】
エロス度★★★★★★★
第2巻、完結。おやおや。おやおやおやおや。強面の鷹埜が相馬にめちゃくちゃぐずぐずに愛されるのが神ってますね。
甘やかしたり、甘えたり、妬いたり、妬かれたり・・・・・・この甘々さの繰り返す無限獄のドツボにハマる幸福がとてもクセになります。
鷹埜がどんどん相馬の前で可愛くえっちになっていくのも、相馬のいじわるや溺愛・さらに極上の愛を注いでいくのもたまらなくて悶えまくりで、一緒にいるためにキャリアアップしていく姿や自分に自信をつけようとしたり素直になろうとする鷹埜のいじらしさなど最高ですね。
本当こういう受けがタイプの方には是非とも見て頂きたい。誘い受けとか腹黒受けとか苦手なのでそんな方にも本当おすすめです。
またサブキャラの既婚者だけれど兎山さんもいい味出してるな〜と思いました。個人的には兎山さんのような攻めとたかのさんのような受けの組み合わせもすごい好きです。年上×年下みたいな。今回は年下後輩×年上先輩でしたが、歳上攻めが本当大好きなのでくれは先生のそういう作品もまた今後も期待しております。
そして後半辺りに入ってくる二年後のお話。再度プロポーズして二年前と同様に放心してしまうたかのさんも可愛かったですし、刑事になった相馬くんもかっこよかったです。むしろ刑事になった相馬くんとの今後のお話も読みたくなりました♡
泉くれは先生の警察ラブコメ新刊、完結巻です。
1巻でトラウマを乗り越え、無事溺愛年下後輩・相馬と結ばれた鷹埜。
そんな甘い一夜を過ごした後、恥ずかしさから布団に隠れて出て来なくなっちゃう鷹埜の姿から始まっています。可愛い…
まさかの”コスプレ”えち、あまあまなのに笑っちゃいました。
警官コスプレじゃ、コスプレになってなーーーい!w
鷹埜の昇任試験準備のため、1ヶ月の禁欲期間はありつつも(相馬くん、よく一影t流も耐えたよね…!)。
二人のエッチ回数・描写も増え、たっぷり楽しめる一冊でした。
で、こちらの2巻ももちろん、攻め・相馬の溺愛が止まらないーーー!!
止まらないどころか、エンジンかけて加速しちゃってます。
そんな相馬に新人女性巡査の後輩ができ、鷹埜がやきもきするシーンがあり。
読者としては相馬の溺愛っぷりが分かっているだけに、
「もーーなんでそんなに心配になっちゃうの」と思わなくもなかったのです。
でも、その後の鷹埜のセリフにハッとさせられました。
「愛されることでどんどん欲張りになる。」と、自分の感じる”怖さ”を正直に吐き出す鷹埜。
”大多数”側ではないこと、またゲイとしての自分が決していわゆる
「モテる」タイプではないことを自覚しているからこそ出てしまう、
ネガティブで弱気な発言。。
それに対する相馬の返しがもう、男前すぎてちょっと惚れなおしてしまったー…!
そう、あとは鷹埜が「愛される覚悟」を決めるだけ、なんですよね。
硬派な鷹埜に対して、男前だけどどこか軽くてチャラく見える相馬だけど、
その愛は真摯で一途で確かなもので…
最高にグッときて胸高鳴る、相馬の返しでした。
この2巻、二人の間に、シリアスな事件や大きなすれ違いは起こらない。
男同士であることの葛藤とか、そういったものを求める方にはきっと物足りないかなとは思うのですが…
自分にとっては、ただただ、相馬の溺愛に溺れる読書時間が楽しく心地よかったです・:*+.
そしてただただ甘々な恋人時間が流れるだけでなく、鷹埜・相馬それぞれが
自分の目標に向かって歩き出し、夢を叶えてるところも最高に痺れる展開でした。
白バイ…運転する側としては恐怖の対象ですが笑、見事交通機動隊の一員となった
鷹埜、より一層精悍な顔つきになっていてカッコ良かったー!
独身寮での蜜月の時期は終わっても、生涯の約束、愛し愛される覚悟を決めた二人の
これからは終わらない。
明るい未来を感じさせてくれるラストに、幸福感いっぱい。
そしてその後の描き下ろしでのまさかの「手錠事件」!!
ハッピーでコミカルで、ニコニコ笑顔になってしまう「お巡りさん」同士のラブストーリー、とてもとても楽しく読み終えました(*´˘`*)♡