電子限定かきおろし漫画3P付
一途な大学院生×魔性の大学助教授、11年の時が紡ぐ燦爛初恋譚
真夏のユリイカは
鵜飼(理学部助教授)と土岐(学生)の
11年越しの再会から始まる話___
時代背景が1979年(昭和54年)だから、
私は言葉や言い回しが新鮮に感じた!
11年前の夏
土岐が向日葵を渡して鵜飼とした約束。
それを11年越しに叶えた土岐…
それをメロンソーダで思い出すとこが可愛いよね。
香油でひとり、土岐を思ってする姿はエロい。
そしてtnkの描き方が良い!
夕食を共にするのが合図っていいよね。
2人だけの秘密って感じが。
描き下ろし良かった。
鵜飼が潮吹くとこが堪らないッ。
これは私の性癖。
電子限定の描き下ろしもぜひ読んで欲しい!!
土岐が鵜飼を想う気持ちに胸が打たれた。
そして鵜飼が天方に思いを馳せるところは涙必至。
そしてタイトルのユリイカの意味がわかると、
2人の出会いは必然だったのでは。ってなる。
修正は刻み海苔。
まじでtnkの描き方良いよ。
ちゃんと亀頭とカリと血管を描いてくれてるのよ。
まじで良作だから色んな人に読んで欲しい。
アルキメデスが「わかった!」と言ったらしい。
真夏っていいですよね。青春とか、汗とか、大気のゆらめく感じとか、エネルギーに満ち溢れた感じも表現できて、かつ、気だるさとか、夜の不穏さとか、夏の終わりの寂しさとか(真夏はそこまでは包含してない。匂わせってことで。)も表現できる。この作品には合ってます。
話の流れ自体はすごく珍しいものではないけれど、数学や時代背景、方言なんかの要素をうまいこと絡めて、唯一無二の作品にしているところが良いなと感じました。話の雰囲気が既刊とはまた違うのも面白い。個人的には面白いけど、作家買いには適さないのかな?登場人物の描きわけは、誰が誰やら分からなくなるコマもあった。絵がお上手なのは大前提として。
萌〜萌2
萌評価は読んだタイミングの問題な気がする。もっとバッチリ来る時期がありそう。
年上受けを最大限に活かしそのうえ官能感が濃厚的なえろに圧倒されました。それに加えて年代ものときたうえに完璧なまでの方言主体の作品。どのジャンルにおいてもわりと、関西弁標準語が多い中でのこの難しいような(関西人の私から見て)方言での台詞とかにとても興味そそられました。
そして、長い長いドラマでも見たような感覚、この世界観がとても素敵でした。個人的にはこの手の受けはあまり好みではなかったのですが、ストーリーや設定に圧倒的に魅了されました。
研究に打ち込む鵜飼を好きになる頭のいい土岐がよかったです。生い立ちが苦しいものでも品よくまっすぐに育ったのが美しい。
そんな土岐に鵜飼がきゅんときちゃうのもわかりますし。
昭和な時代背景もいい感じでした。
レトロな世界観と学問と2人の相性がいい。
ただストーカーが土岐の出番を作るための役割にしか見えなくて、あの後どうなったのかとか気になつてしまいました。
エロシーンが生々しく迫力ありました。まじめな2人が性欲に素直な姿がアップで描かれ濃かったです。
こちらのお話は70年代の学生運動時代あたりが舞台なので少し独特な雰囲気のあるお話でした。
理学部助教授の鵜飼はゼミ室を訪れていた文学部院生の土岐と出会い恋に落ちます。
この時代は今より同性愛に理解のない時代なので色々大変そうですが、鵜飼は昔愛する人を学生運動の動乱に巻き込まれて亡くしています。それ以来かなり自分を抑えて生きてきたような彼の前に現れた土岐。
鵜飼は色気があるせいなのか男のストーカーに付きまとわれたりしますが、土岐が助けてくれます。
鵜飼は初めて会った時から土岐のこと気になっていたけど、実は彼は以前交流したことのある少年で。
個人的にこのあたりの時代のお話が好きなので楽しく読めました。
ある程度時代背景知ってるとより楽しめると思います。
そして吾瀬先生の圧倒的な画力でHシーンがめちゃくちゃ色っぽくて、汗とかもういろんな描写が凄かったです。
未亡人味のある鵜飼に、まだ若くて情熱的な土岐の2人普段本来の自分を抑えているからこそ2人きりの時間が濃密でいけないことしている背徳感も相まってドキドキしました。