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表題作DEEP BLUE

ユアン
孤立都市のなんでも屋
カイル
孤立都市のなんでも屋、17歳→23歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし「夢のような一時」

あらすじ

マフィア組織に支配された無秩序な孤立都市。そんな街で生きるカイルは、いつかこの都市を出て本当の自由を手に入れることを夢見ていた。今は、6年前に気まぐれで助けたユアンとコンビを組んで「なんでも屋」を生業に日銭を稼いでいる。一方、相方のユアンはカイルのことが大好きらしく、『自分の身も心も全部カイルのものだ』と、ことあるごとにアピールしては世話をやいてくる。でも、飄々としているユアンはどこか胡散臭く、何より、一緒に暮らしていてもカイルはユアンのことをほとんど知らなくて…?

作品情報

作品名
DEEP BLUE
著者
与一マキナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344855250
3.4

(21)

(5)

萌々

(7)

(3)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
66
評価数
21
平均
3.4 / 5
神率
23.8%

レビュー投稿数7

世界観

マフィアの世界観。ざ、組織って感じで先生の中でのなんだかとても思い入れがありそうにも感じられました。
えろは最後の最後にちょろっとある感じなので組織だとかきなくささとか、暴力、バトル的なのがメインでそういうのが好みの方とかにも、ハマるだろうなと思った作品でもありました。
えろが好きなので普段バトル系見ててBL初心者とかにもおすすめできそうな感じでした。
絵もとても上手で漫画も読みやすく、あと設定も練り込まれててストーリーメインってこういう作品なんだなとも思いました。

0

中華裏社会アクションバディもの

与一マキナ先生といえば『ノクターナルドッグズ』でもおなじみの緻密に描写された世界観!
本作もノクターナル同様、かなり入り込める世界観となっています
都市型裏社会ものの路地裏の治安悪い感じ、いい雰囲気でてます
更に長髪丸メガネで胡散臭い雰囲気のユアンくん、短髪に長いピアス+ノースリチャイナのカイルくんと
キャラビジュでもこちらのツボを的確に突いてくるっ!
わかってるなぁ〜!って感じでした

なによりこの作品、超超超バディものです
BLというか、アクションバディものにBLがついてきてるって感じです
なので本編ほぼエロなし
そのくせ、作中ユアンくんが服従のポーズでカイルくんに好きだと言ってみたり、女の人と親しそうに話していたカイルくんにジェラってみたり、ラブのちょい出ししてきます
これこれこれよ!!
これがいいんです!!!
バディもの大好き民としては、こういうのが読みたかったんですっ…!!

ユアンくん、カイルくんの過去もなかなかDEEPです
1冊でも結構なボリュームがあり読み応えがありますが…本音を言えば3冊くらいにして出して欲しかっ…た……
そのくらい自分には刺さりました!

0

これだからバディものはやめられない

読み応え満載のバディBL!

物語の舞台はマフィアが統治する荒廃した都市。
実の親も知らず、娼館で育ったカイルは
現在は“なんでも屋“稼業に勤しむ日々を送っています。

そんな彼の相棒は依頼を通じて偶然助けた青年・ユアン。
素性は不明でどことなく胡散臭さを漂わせながらも、
口を開けば求愛してくる彼に振り回されるカイルですが…。

ユアンからアピールされてもツンツンしてばかりのカイルですが、
実は内心ではじわじわと絆されてゆき気持ちが変化してゆく過程が
丁寧に描かれているのもよかったです。

正体が明らかになりカイルの元を去ってしまうユアンですが、
命がけでユアンを取り戻そうとする最終話では二人の絆が
感じられて胸熱の展開でした。

カイルのツンキャラもあってラブは控えめで本編ではキスまでですが、
描き下ろしでは遂にユアンを受け容れ、微デレなカイルも見れてしまいます♡

バディものということで依頼を解決するエピソードもあれば、
ユアンの謎めいた過去が明かされてゆくドラマティックな展開もあり、
最初から最後まで読み応えばっちりです!

0

雰囲気は抜群

カバーイラストと帯に記載されていた設定に惹かれて。
「俺の残りの人生、全部くれてやる」だなんて、ものすごい口説き文句じゃないですか?

架空の無国籍風孤立都市で細々と依頼をこなす、ワケアリな過去を持っていそうななんでも屋2人。
美麗な絵柄も相まって、いったい2人にはどんなワケがあるんだ?と、序盤時点で気になるポイントがたくさん。
甘みのあるお話ではなくて、どちらかというとシリアス寄りの裏社会+バディものという印象が強いかなと思います。
映画やアニメになっていそうな雰囲気があるというか…
ちょっぴりハードな世界観や架空の国がお好きな方、ストーリー重視でじっくり読みたい方にはピンとくるものがあるかもしれません。

BL作品を読んだというよりも、青年誌やファンタジー寄りのコミックを読んだ感覚になりました。
好きの比重が偏ったワケアリバディの活躍には胸躍りましたし、徐々に明かされていく2人の過去も読み応えがありました。
どこからどう見てもユアンが大きな爆弾を抱えていそうな人物だったものですから、いつどこでどう爆発するのかとピリッとしたスパイスの行方を追いかけるのは面白かったです。
ただ、メイン2人の複雑な過去がストーリーに関わってくる展開は読み応えがあるのだけれど、少々具材が多いように思えて置いてけぼりになりそうになることも。
ユアンからカイルへの軽口めいた本気の執着は良かっただけに、恋愛面もそこまで盛り上がれずあっさりと終わってしまったのはもったいなかったように思います。
テンポ良く進めば進むほど、良くも悪くもサラッとした後味に感じました。
2人の未来はもう少し丁寧に描いてほしかった。

0

全てを捨ててまで一緒になりなかったのは、、、

マフィア組織によって支配された孤立都市を舞台にした、なんでも屋を生業にしているカイルとユアンのお話。


6年前、ユアンを助けたカイルは、それ以来、相方のユアンから大好き世話焼きアピールをされている。
カイルが生きる意味だ、とまで言うユアン。

そんなある日、とある依頼人が訪れる。

どうやらソイツは、過去のユアンとなにやら曰くがありそうで、、、
思えばカイルは、ユアンのことをよく知らなくて、、、
というお話です。


過去、ユアンは家族の裏切りで酷い目にあいます。そこへ現れたのが、カイルでした。
ユアンとして生きる道を選び、カイルのためだけに生きる。

真実を知ったときのやるせなさ。
そして、だからカイルのために尽くせるほど好きだったんだね、と深々首肯。

また、カイルの生い立ちも地獄のように辛く、複雑なもので。
それでも、未来を生きようとして。


結末までの2人は、まるでマフィア映画でも観ているかのようで。(お家騒動もありつつ)

一からの出発ですが、2人だったらたとえどんな地でも、なんでも屋稼業で逞しく生きていくのだろうなあと思いました。(もちろん、ユアンがカイルを溺愛する)


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