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ストーリーも上手くまとまっていましたし、ボリュームの割にとても読みやすかったです。
タイトルの「ダーク」の意味を輝の生きている世界と、隆司の生きる極道の世界と二重の意味が込められているように想像して本を手に取りました。
個人的な感覚では、この小説の内容はBL度70%、極道要素30%でした。
「ダーク」から、極道のハードでデンジャラスな世界を想像していたのですが、
糖度の高い丁寧な恋愛がメインでした。節々には極道世界の冷酷な描写は淡々と表現されていますが、あくまで添える程度で…。
恋愛要素を期待する人と極道要素を求める人によってこの作品の満足度は変わると思います。
私は後者でハードな作品に慣れているせいもあって、物足りなく感じました。
恋愛の過程は非常に丁寧に描かれています。
昭和チックな糖度の高いスパダリものが好きな方にはオススメです。
隆司は極道の組長というより、企業の御曹司の方がしっくりきます。
暴対法が行き渡ってからの極道世界の「今」の実情で、昔のような派手なドンパチの世界からは変化している面もあるんでしょうね。
煇の目が見えない事により、隆司の素性になかなか気づかないという所は興味が惹かれましたが、輝には常に安全な場所で配慮を…というのは分かるのですが、リアリティが欠けてしまって残念でした。
極道の世界に恋人として踏み入れるという事は相当の覚悟も必要で、失う物も大きいはず…。敵対勢力に狙われる以外にも色々人生や日常に陰や支障をきたす部分があってこその極道との恋愛ではないかと思った。出されたのものが徹底して激甘スイーツな日常で、大きな変化も無い状況に違和感を感じました。
一連の抗争事件も真相が影響しているとはいえ、弱かったように感じました。
視覚障碍者の生活環境に対する取材もしっかりしてあるので、視覚障碍者の見える世界や日常生活について思いを馳せるようになり、勉強になりました。
日本では自分の知らない所で色々な配慮がなされている事を知り感動しました。
改めて多層構造的な世界を生きているんだと実感しました。
これから道を歩く困っている人を見かけたら、積極的に声をかけたい…!と思うような気持ちになれました。
またまた素晴らしい作品に出会ってしまいました。心が洗われます。これ、新装版なんですね。昔から存在していたなんて知らなかったです。極道苦手な人でも大丈夫!ピュアBLです!(なのにベッドシーンのエロさよ…ガツンと心を鷲掴みにされました)こんな素敵な作品があったんだ…会話を噛み締めるようにまた読み返します。何度でも
談話室の1番好きな小説スレで挙げてた方がいらっしゃって、すぐ調べてポチりました。のぞき見して新しい作品に出会えてラッキーでした。ありがとうございます!
ロマンチックですね〜。
極道と盲目の鍼灸師の恋。
2人が出会い相手が気になって会いたくて声が聞きたくて傍にいたくて…な様子がじっくり描写があり納得の恋でした。
極道の組長の三崎が祖父を助けてくれた輝のために、視覚障害者の助け方を勉強したり。
すごくさらっと気負わせないようにお世話したり。なんとも男前なんですよね!
源一郎と三崎に出会ってから、どうも輝のお客さんが増えたり…と巻き込まれていく様子にハラハラでした。
私にとっては長いお話でしたが、主要登場人物たちがみんな素敵なキャラで飽きずに読めました。
源一郎と三崎が輝に見せる顔と裏の顔。
対照的ですね。最優先事項は輝を守れ!
輝にとっては甘いもの好きな気のいいおじいちゃんと素敵な年上の恋人なのに。
1番印象的だったのは閨事ですよ!かっさらわれました。
本当に何にもしらないまっさらな輝。性に触れるのは時代小説のみなのです。
そんな輝を説明しながら導いていく三崎。ちょっと三崎の願望と独断がまじってないか?
初心者の輝に閨事を少しずつ教えていき、次第に己の欲望か輝のためかプレイがエスカレートしてって…。
はぁ、なんだか輝を嫁に出す親の気分になりました。幸せになってね!閨事は何でも三崎にお任せなのも心配だけどね。
純粋培養でまっすぐな輝と冷静沈着な極道の三崎の年の差の恋が、じっくりしっかりきっちりドラマチックに描かれていたのが良かったです。輝の知らないところで守り全てを終わらせた三崎、輝がふと漏らした点字小説、いつの間にか同居が決定しているところ。
三崎の有能さが輝に全力で発揮されてるところ。良かったです。
コミコミさんのランキングに入っていて、気になったこちら。
文庫はよく買うけれどノベルスはそんなに沢山読む方ではないのですが、
一夜人見先生の麗しい表紙に惹かれ、特典SS付きを購入!
…やー、ページ数もさることながら、内容の方もすごい読み応えでした。
(※一部、極道ならでは!の制裁、痛々しい描写が出てきますので
苦手な方はご注意ください)
自分は痛い描写が苦手なので、その部分はちょっと「うっ」となりました;
それでも!
ページをめくる手が止められず、夜を徹して読み耽ってしまった。。
ヤクザの若頭・三崎(37歳) × 盲目の鍼灸師・輝(ひかる、26歳)という歳の差カプ。
輝が偶然、熱中症で倒れていた三崎のおじいちゃんを救い、
それがきっかけで繋がった縁で、交流を重ねるようになる二人。
もう、もう、年上で経験値豊富な三崎の、一分の隙もない献身、優しさ、
そして愛が!!!
スパダリの包容力、レベル100000000…って感じです。無限大。
出会ってから逢瀬を重ねるたび、白状を持ち生活する輝の介助法を前回よりも
詳しく学んで生かして。
(これ、読んでいてとても勉強になりました。位置情報の指示として使われる
”クロックポジション”とか、目の見えない人にとっては音響のない信号が危険、などなどです)
「いつか点字になったら読んでみたい」と輝がなんの気なしに話したことを
覚えていて、特別に点字本を作らせ、サプライズプレゼントしたりだとか。
囁く言葉もどこまでも甘く優しくて、スパダリここに極まれり!!!でした。
そんなどこまでも甘く優しい三崎だけれど、もちろん極道としての顔はしっかり
持っています。ただ、輝の前では絶対に見せないだけ…
輝が組の内部抗争に知らず知らずのうちに巻き込まれていると勘付くや、
輝には知られぬところで手を回し、始末する。
輝と二人きりでいる時の甘さと、
自分のイロ、愛する者を少しでも傷つけた者には決して容赦しない極道の冷酷さ。
…そのギャップに、やられました。
自分の手でカタをつけようとした時に部下の富本が取った行動、
そして近藤のセリフに、胸熱です。
過去は変えることができない。三崎の手は既に罪で汚れているけれど…
それでも、近藤の言うとおり「過去と未来は違う」
たとえ輝の知らぬところであっても、三崎がその手を汚すのは辛い、、と
思っていたため(甘ちゃんですが、、)、ホッとしたシーンでした。
とにかく攻めの三崎の二面性、危険なスパダリの魅力が半端ない本作ですが、
受けである輝の健気純情っぷりにもまた、最高に萌えて萌えた…!
性知識に乏しく、それも主に時代小説から…という彼が使う
”昔言葉”、例えば”陰茎”やら”マラ(これは違いますよね?って自分で確認してるとこも可愛い♡)、
その他の聞いたこともないような用語に思わず「ふふっ」と
声を立てて笑ってしまいました笑
そんな輝に合わせているのか? 三崎が使う言葉の中にも「バック」ではなく
「後背位」と言っていたりして、なんだか微笑ましかったです。
性のあれこれを1から全て三崎から学んでいき、
ついに体を繋げて鳴かされトロトロにされてー
という輝の描写、官能的でした。
欲を言えば、二人のその後、3年後とか5年後、さらにその先10年後…
なんかが見たいなあ。
コミコミさんの特典小冊子は、二人が一緒にバーへ赴き
そこで一悶着あった後、すっかり酔ってしまった輝に
三崎が「かわいいなあ」と目尻を下げているお話でした( ̄∀ ̄)(伝わる…?)
分厚い一冊ですが、「長い」なんてちっとも感じず、
没頭して読み切ってしまいました。
溺愛年上スパダリの愛を存分に吸収して、心が満たされています✨
たびたび読み返して(時間はかかるけれど)、心の栄養補給剤にしたい一冊です☺︎
面白かった!ページめくる手が止まらなくなりました!!
作者さん買いです。他の作品もなんですが、先生のお話は読みやすくて、ページをついついめくってしまうので、だいぶ分厚かったんですが、残りページ数が少なくなるともう終わっちゃうと思ってしまうくらいでした。
極道の方々めっちゃ怖いかと思ったら全然優しいですし、怖くないです。怖いシーンはサラリと終わります。
それより輝くんと三崎さんの甘いシーンとかドキドキするシーンとか、梅ちゃんとの癒しのシーンとかおじいさんとのシーンとかが多いかなと思います。
あと、サスペンス要素!事件が起きたり!とにかくドキドキして臨場感凄いです。
輝の気持ちになって読んだり、三崎の気持ちになって読んだり、両方の気持ちが分かるのですごく面白かったです。
視覚障害者の方のサポート方法の勉強にもかなりなりました。
もし身近で困ってそうな方がいたら声掛けしてみたいなと思いました。
このお話を書くにあたって本職の方々にも取材されたとのことで、先生の心意気とかリアルの詰め方が素晴らしいなと更に大好きになりました。
続編希望したいです!!
めっちゃ好きなお話です!
おすすめ!!!