電子限定おまけ付き
表紙の攻めの、こちらを射抜くような視線がとても印象的・:*+
キュンとして眩しくて、最っ高に胸ときめくお話でしたー…!
世先生の「カム トゥ ハンド」が大好きです。
新刊のこちらは、それぞれ密かに夢を追っているけれど、
それを人の前で口にするのは恥ずかしいー
そんな気持ちを抱えた高校の同級生同士のアオハル。
表紙の真っ赤な髪の男子は、クラスの人気者・夕輝(ゆうき・攻)。
主人公は控えめ文系男子・凪(なぎ・受)です。
ある日、髪を赤く染めた夕輝が教師に反省文を書け、と言われているところに
鉢合わせてしまった凪。
タイミング悪く”お前が反省文指導をしてやってくれ”と頼まれ
仕方なく面倒を見るも、それがきっかけで少しずつ学校で会話をするようになり、
関係が変化していきます。
そして夕輝の”とある秘密”を知ってしまった日から、
二人の心はぐっと近づいていきー
と続きます。
とにかく、攻めの夕輝のワンコ的可愛さ一生懸命さに、
凪と一緒に自分もするする絆されてしまったー…!
表紙の印象で「無愛想ヤンキー攻め」だと勝手に思い込んで
読み始めたのですが、全然違いました。
自分が大っっ好きなタイプの、素直ワンコ溺愛系攻め。
将来スパダリになる感満載で、この先のお話もずっとずっと追って読んでみたい、と
思っちゃいました。
一方で、受け・凪の控えめながらも夢を貫き通そうとする芯の強さもまた、魅力的。
凪が目指している将来のお仕事が、偶然にも昔自分も志した(けれど挫折した…;)
ものだったこともあり、グッと感情移入して、没入。
とても優しくて柔らかい雰囲気を持っている子なのに、しなやかな強さもある。
素敵男子…✨
こんな二人、好きにならずにはいられないです。。
大きな誤解やすれ違いは起こらず、二人の友人たちも理解のある態度を
見せてくれ、ヒール役や当て馬もいない。
と、そんなふうに書くとなんだか波がなく単調なように思えてしまうかも
しれないのですが、決してそんなことはなく!!
穏やかに、でも確実に変わっていく二人の気持ちと関係性、
育つ恋心がじんわり沁みる、優しく甘いお話でした。
これぞ、世先生ならでは。
特に夕輝の見せる色々な表情ー
切羽詰まった顔や、凪のことが愛おしくてたまらないという視線。
そんなところに、とてつもなくキュンとして
ときめき止まらぬ一冊でした・:*+.
物語最後には高校卒業を迎えた二人。
夢を追う二人のこの先は、どうなっていくのかな。
続編、希望いたします…!
そのタイトルどおり、「熱くてもいい!」、むしろ、「熱いのが、いい!」
気恥ずかしさや障害はありながらも、夢に向かってひた走る高校生二人の熱、
受け止めたこちらまで熱くなりました☺︎
★修正について:tn..の描写なし
えち描写少なめですが、正常位の二人の全体像はちらっとあります(紙本)
世先生のDKもの(/・ω・)/ってだけで有り難い。
同じクラスでも交わる事のなかった2人がどんどん距離を縮めていく過程がゆっくりと丁寧に描かれています。
凪くんのホクロもとても魅力的なんですが、赤髪の夕輝くん見た目も最強!きっとこれからも2人で支え高めあって行くのだろうなぁと思える終わりでした☆
ぎこちないやり取りのエロ描写がほんの少しありましたが、この2人ならこのぐらいで充分、ご馳走様でした(・∀・)
目を引く赤い髪の男の子の書影が目を引きました。
世先生のイメージがほんわかして優しい作風だったのでどんな作品なのか楽しみにしていました。
内容は
赤髪のクラスの人気者と真面目な文学少年が、赤髪にしたことを怒られる反省文を書く手助けをするところから始まります。
そこから仲良くなり、お互いの夢を追いかけて行くお話です。
付き合うまでは少しあっさりな感じでしたが、
世先生のイメージ通り優しくスッと入ってくる作品でした。
可愛いらしいDKのお話が読みたい方おすすめです。
エロス度★
夕輝と凪が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。
おやおや。真っ赤に燃えるような髪色の男子と距離が縮まっていくのがアオハルMAXで尊いですね。
タイプが違うふたりがお互いの夢を応援し、その夢を諦めずに前に進んでいく姿がとても眩しいです。
また、仲が良いことや夢を周囲に秘密として共有している特別感もニマニマが止まらなく、凪に対して夕輝からのスキンシップ・溺愛が増していくのがたまりません。
凪も夕輝の前で色々とかわいい顔を見せるのもツボで、接点が最初はなかったふたりがラブラブになっていく過程に胸キュンしまくりでした。
力強い眼差しと鮮やかな赤が印象的な表紙がとっても素敵。
世先生の作品は表紙からも『ほんわかほのぼの』が伝わる物が多かったので
鋭さすら感じるのがすごく新鮮で、読む前からわくわくが止まりませんでした。
同じクラスだけれど特に仲良しというわけではなかった夕輝と凪ですが。
教室に偶然居合わせたのがキッカケで話すようになり、それぞれ自分だけの胸に秘めた"夢"を明かしたことでグッと近い関係になっていって
やがてお互いに特別な感情を抱いていくことになるというこの一連のやり取りが…もう…尊すぎて…!!
こんなに尊みを摂取していいのか?みたいな気持ちになりました(笑)
一緒に居ると感じる胸の高鳴りの正体を探るドキドキと、進路に悩む焦燥感と。
様々な感情が重なり混じり合って進んでいく彼らの日々がとても眩しくて、楽しいことばかりではなくてもそれこそが『青春』なのだろうなと感じさせてくれます。
励ましあって目標に近づくために努力をして、夢を追うことを諦めないふたりを全力で応援したい!と強く思いました。
恋の始まりも両想いになるのもすごく緩やかですが、自然と惹かれ合っていく様子がすごく彼ららしかったので
むしろハラハラするエピソードなどがなくて良かったな、と。
告白シーンも爆萌えでした…!
ふんわりとあたたかな想いに包まれながら、これからも一緒に成長していくんだろうなぁ。
幸せそうなふたりの姿にこちらまで笑顔になってしまうような、ものすごく素敵なカップルのお話でした。