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なるほどこじらせビッチ……!
あらすじを読んで、ビッチ受けが暴走→硬派な童貞攻めが絆され喰われるストーリーかと思いきや、いとだ先生らしい想像の斜め上をいく展開の連続でした。
印象的にはとってもピュアなお話。受けの雪乃ちゃんが可愛かった〜。こじらせてるけどウジウジしてないので爽快です。頑張る受けちゃん大好き。これは応援したくなっちゃう。
「さすがにそんな何回もありえないでしょう」と思えそうな事件が複数回出てきますが、冒頭の「10日に一度は刃傷沙汰」により納得できました(笑)
スタンガンや刃物は登場しますが、グロはなく平和なラブコメでした!
そしてそして、同時収録の短編をものすごく推したいです!
意識の戻らない恋人を想う切ないお話ですが、こちらが本当に素敵……。
2コマだけ文字が出てきますが、あとはイラストオンリー。セリフは一切なく、登場人物の行動や表情、小物の描写等で魅せてくださいます!
すでに何回も読み返してはウルウル……
いとだワールド全開です。
1冊通して、漫画を読んだな〜という満足感&いつものごとく2周・3周と読み返したくなるあの感じ!(先生の既刊を読まれている方々には通じると思っています笑)
迷わず神評価です!
童貞×ヤリマンビッチ。
おそらくノンケ(或いはバイ)×ゲイ。
大好物も大好物です。
年齢は年下(19)×年上(21)だけど、あまり年下攻め感なくて良かった。
男なのに、受けが痴女とか姫とかヤリマンとかクイーンとかカノジョとかおねえさん♂て呼ばれてるのが大好きなので序盤からニヤニヤワクワクが止まらない。
受けの雪乃は、「あらゆる男の人生を破滅させるクイーン・オブ・サークルクラッシャー」。男の群れに囲まれてチヤホヤされてる雪乃が可愛い。わがままプリンセス。
ちなみに最後の描き下ろしでは、ヤリチン×処女の場合も見れるので最高です。
その一個前の「モーニングフォーユー」が解釈自由すぎて泣きそうなったんですけど何ですかあれは(涙目)
登場人物も全員面白くて好き。
旭(攻)、雪乃(受)、雪乃の逆ハーレム軍団(顔がいい)、雪乃の両親、旭の兄、旭宅のメイド三人(一人はメイド♂)
そして何より平成4X年が舞台だから、同性愛・同性婚に偏見や嫌悪がなくて幸せ。
雪乃の両親は、幼少期からしてる息子の男遊びも怒らないし、旭を連れていったら当然のように雪乃の彼氏として扱うし、旭兄のほうも結婚相手に雪乃を連れて行っても性別を言及する発言もしないから、読んでてめちゃくちゃハッピーになる。
こういう設定増えて欲しいなあとしみじみ思いました。
【俺が旭の運命の人になってやる!!(雪乃)】
エロス度★★
おやおやおやおや。〝呪って〜・ぼくの〜〟からのラブコメ全力投球な作風のギャップが素晴らしいですね。
旭と雪乃が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。
旭の未使用の童貞ちXこを狙う雪乃のクXビッチキャラが面白く、ふたりが初夜を迎えるまでの過程をドタバタハイテンションに描いているのがツボります。
運命の人を捜す旭のロマンチックなチェリーボーイが雪乃に粘着されひたすら翻弄されますが、徐々に雪乃に絆されていき・・・。
雪乃のは最初は意地になっている感じだったのですが、本気で旭を好きになってしまうのがGOOD。
”基本は”ハイパーハイテンションラブコメでした~٩(♡ε♡ )۶
でも、、、それだけじゃない⁉って読者をざわつかせてくれるのもいとだ先生らしさなのかも知れない1冊の構成がまた印象に残る!
目次的には表題作の①「愛しのデストロイヤー|5話分」→②「モーニングフォーユー|短編」→③「やりチン×処女の場合|描き下ろし」という3部構成(+電子では既刊作「ぼくの狂人くん」の1話試し読み付き)
①と③は確実に関連作
③は①のパロ作品で本編さながらの楽しい雰囲気♪
ココで良い意味でも本来の意味でもざわつきの元となるのが②のお話しの存在
これが単発の短話なのか、それとも①の地続きでのお話しなのか、、、
この読み方はある意味読者に委ねられてるのかな?と思う構成です
私的にはどちらもアリだなって思いながら読みました
そして解釈はその時の気分で浸り方を選べるのもいいのかも知れません!
私はこういう妄想領域を刺激してくれる作品が好きなのでとても響きました!!
でも、表題作の「ハイパーハイテンション」の雰囲気が好みな読者さまが②のトーン転調に驚かない事はないのかな、、、?とは思うので少し予防線は張って読んで欲しいかな~~(o´・Δ・`o)⁇とも思いました
という前置きを踏まえて、表題作に関してを( ・ิω・ิ)(え⁈ここまでが前置きなのか~い⁉という指摘、存じておりますwスミマセン‼)
多分この受けちゃん(雪乃)キャラは楽しめる人とちょっと勢いがあり過ぎかも知れない…って思う人は居そうかも?!
あらすじ読んでさえいればきっとある程度の人はしっかり選んでから雪乃と対面を果たすとは思うのですが、一応軽く雪乃のキャラをご紹介
先ず、、、
男の子ではあるけど痴女なんですw
一人称呼称は21歳のDDですが「雪乃」呼び
語尾は「~でしょ?」「~よ」「~よね」「~もん」ナドなのでメンズライクではない感じです
基本は可愛いを武器に男を手玉に取るのが生き甲斐です
そんな雪乃が現在進行形で追っているのが難攻不落の童貞男子の旭くん
今迄は追われるのが当然だった雪乃なのに「運命の相手」を求める旭くんは一切雪乃になびきませんwww
っていうのが基本軸なので受け→→→→→攻め
という構図の、完全一方通行な矢印変化をドタバタしながら進んで行く訳ですね♡
”雷に打たれたような運命”の相手を求める旭くん
彼がまた良いキャラです
こちらはコテコテの関西弁(に聞こえる!ネイティブじゃないから違ったらすません‼)で雪乃の猛攻をガンガンいなしていきますw
だけど根が完全に硬派で堅実!
気は優しい力持ちタイプの男性ホルモン多め男子っぽさが潜在的にあります
すごい偏見ですが旦那に持って来いタイプでしょうかね?
完全に向き合わなそう→⁈←な恋の矢印の行方は???
というのを楽しく追っていける表題作でした
【雷よりも静電気】っていう終わり方が、私的にはものすごくキュートでフリも上手いし素敵だったな~٩(♡ε♡ )۶って思い、最後まで読めて良かったなって思いました
いとだ先生作品の読み始めにもしかしたら1番読み易いような気もします!
①→②の関連性アリが恐らく先生作品傾向のニュアンスを醸してる読み方な気がします
そう考えると①の中にたくさんのフラグとなるモノローグやエピが潜んでましたしね
先生らしさを必ず感じるエッセンス!
流石のいとだ先生作品!!!って感じがしています(と、やっと分かり始めたかも知れない読者目線で語ってみました☆)
評価はめちゃくちゃ悩みました!
神と萌2、、、
作品の個性や独自性は神
ただ少々勢い消化も多かったかな?とは思ったので(事件性の扱いが軽め過ぎナド…)今回は悩んだ結果の評価にしました
修正|白抜きと無かな?(シーモア)
同じ大学に通う旭と雪乃。
ふたりの恋のお話…ではあるのだけど、よくあるような大学生同士の恋物語ではなく。
そこに至るまでのふたりの攻防に体力が持っていかれてしまうくらい、激しくドタバタしているような展開でした。
というか雪乃がとにかく忙しなかったので
そんな風に感じてしまったのかもしれません。
冒頭から下世話な叫び全開の彼に、色気も可愛げも感じず…
これはギャグ漫画と捉えてもいいのだろうか?と思ってしまうほど。
ただ旭がどんな時でも真正面からNOと言える冷静さを持った人だったので、騒がしい雪乃の言動に引っ張られることなく読み進めることができて、
そういうところを見てもバランスのいいふたりだったのかなと思いました。
そして。雪乃が旭に執着する本当の理由がわかってくると、雪乃に対する印象がガラリと変わり
これまでの奇行すら少し可愛く見えてくる不思議。
不器用すぎる雪乃の本心が見えて、そこに惹かれた旭はしっかり"運命"を捕まえたんだなーとほっこりしたのでした。
短編はこれまた表題作とは全然毛色の違う感じのお話で。
文字がない分、それぞれの表情から気持ちを読み取って解釈も読み手に委ねているようなストーリーがすごく良かった。
このふたりは旭と雪乃に似ている気もしますが、
その辺がはっきりしないところも逆に良かったなと思いました。