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春のデジャヴに踊れ

haru no dejavu ni odore

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表題作春のデジャヴに踊れ

一瀬 淳
メガバンク本部勤務、ダンサー、29歳
佐田晃介
大学生、ダンサーの息子、21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • ジェネレーションギャップ/友へ祝福を/ひとり暮らし/社交ダンスのいろいろ/あとがき(カバー下)

あらすじ

同じ面影に恋をした

母の遺したダンススタジオで晃介が出会ったのは
大人の余裕と色気を兼ね備えたアラサーの淳。

社会人と大学生。異性愛者の同性同士。
恋愛には発展しなさそうな二人なのに
社交ダンスをきっかけに、晃介が淳に憧れを抱いてしまう。

淳は晃介を優しく気にかけ、二人の距離は縮まっていくが
亡くなった母とそっくりの顔を持つ晃介は、あることに気づく。
──淳は母のことが好きだったのかもしれない。

淳の優しさは母のため……そう思うと切なくて
晃介は、やがて大胆な行動に出る──

初めてを知るばかりの恋を花束のように抱きしめる。
大人になろうと背伸びをした、春めく“歳の差”ラブ。

作品情報

作品名
春のデジャヴに踊れ
著者
おどる 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784047383388

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23

4.6

(280)

(214)

萌々

(46)

(11)

中立

(7)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
44
得点
1294
評価数
280
平均
4.6 / 5
神率
76.4%

レビュー投稿数44

絵が好きすぎる、が!

絵が好きすぎるのと、おどる先生のSNSを拝見し、かなり漫画に対して真摯に向き合っている感じがしたので期待して読みましたが、それがよくなかったのかも。
ダンスを先生本人も経験者?のような発言からダンスをやる人々のダンスへの愛や、練習の裏側、小ネタ、身体で表現するということを中心にした才能とか嫉妬とか情熱とかを起爆剤に燃え上がる恋…みたいなのを期待していたのですが、思ったよりもダンスが上手くお話に作用してないと感じてしまいました。

攻めが受けの母親に憧れていた、というのが重要なデジャブの要素になるんだとしたらなおさら、受けの子もダンスがめちゃくちゃ上手いので攻めは踊っていると母親を思い出す、でも受け自身のオリジナルの魅力的なダンスに心から惹かれて両想いになるとかにしたほうがよかったんでは??てなってしまいました…!

たぶん先生は攻めと受けが踊るシーンが描きたかったんじゃないでしょうか。だってそのシーンが一番良かったから…。
最初の攻めとの出会い、からの一緒に踊ってリードしてもらうところまではかなり良かった。
それだけにもったいないな、と失速感が否めませんでした。

あとノンケだったのに攻めが受けと付き合うと決めてからの流れが性急で、新人さんだからと巻数に制限があったのかな…という邪推までしてしまったり…。

このへんを続編でどうにかするのは難しいと思うので新しい話を書いてほしいです!
(でも教師になるのをやめてダンサーとして頑張るとかならいいかも。)
いつも微妙な作品を読んでも途中から飽きて飛ばし読みしてレビューを書くなんてしないんですが、絵が好きすぎる(クセのない万人受けする絵柄ですよね)のと、先生の漫画へのプライドを感じ本当にもったいないと思ったので書いてみました。
今後のよき仕事相手との出会いを期待します。

1

社交ダンスの描写も美しい

社交ダンスを題材にし、大切な人を失ったダンサー同士の恋愛を描いている作品です。

まず、あまり私にはなじみのなかった社交ダンスという世界。その描かれ方がとっても美しくて、素敵でした。社交ダンスというものをほとんど知らない私でも、その動きとか躍動感とかスピード感が伝わってくるような絵で、ダンスのシーンにもとても引き込まれました。

お話はダンスの先生だった母を亡くした大学生・晃介と、そのダンススクールに通っていた社会人・淳さんの2人。

淳さんダンスを踊ったことで、母を亡くしたショックから前向きになることができ、さらにその瞬間に淳さんに恋にも落ちている。その嵐のような雷のような恋に落ちた瞬間のシーンがとても好きです。

初めてこんなに人を好きになったって感じの晃介のまっすぐさや一生懸命さがとてもかわいいです!
淳さんも絆されつつ、晃介のことを大切にして誠実に接しつつも、自分の思いを我慢できなくなっていくようすにとってもキュン!です!

お話も絵も、綺麗で美しく進むのがとっても素敵です!
2人の今後も見たい、続編を期待しています!!

0

処女作でこの完成度

本当に処女作ですか?
この完成度は驚きです。
ダンスは詳しくないので購入を当初はためらいましたが、軽くダンスに触れていただけで、スポ根ものとは違い、恋愛メインでとても楽しく拝読いたしました。詳しすぎるダンスの説明や、練習風景、大会などはダンスに興味のない私にとっては趣味を押し付けられるように苦痛なので、この作品のようにあっさりダンスに触れていただける程度たと助かります。銀行員の淳さんの苦悩がとても繊細に丁寧に描かれていて、物語に深く寄り添う事が出来ました。

1

エモい〜!

久々にエモい作品と巡り会えて幸せ♡

淳ちゃんの大人でスパダリなんだけどスパダリ過ぎないところがたまらなく魅力的
理性と本能の間で揺れるイケメンって滾る〜!!

晃介は素直でお顔も良くて…周りの女子達が取り合いたくなるようなキャラ
それなりに女性経験はあるようですが今日までスレずに育ってきた環境に感謝

2人の間合いや空気感がホント良い♡エモい♡
ダンスシーンの流れるような描写も凄く良い!!
次回作も楽しみにしています!

拓海もめちゃくちゃイケメンで彼の恋模様も大変気になりました!
スピンオフ出たら良いのにな〜(♡ω♡)

1

健全そうな空気が

前半は健全そうな空気をまとっているのに、徐々にどエロくなっていく稀有な作品でした。直接的だったり下品なエロでは無いところがまた上手です。この雰囲気を味わいたくてまたこの作家さんの作品を買いたいと思うほどに。
ダンスが導入だからかな。シーモア限定おまけ漫画ではダンスをエロ目線で見られたく無い淳さんの情報が出てきます。本編のデート〜お家では大変手慣れていてどこからどう見てもセクシーお兄さんだが、ダンスは別らしい。

ノンケ作品を読むときに自分の考える違和感に少し触れている作品でした。ただ少し触れたからにはもう少し煮詰めて欲しかったという個人的な好みから、つい萌2評価にしてしまった。今日の夕飯、明日履く靴、職業の選択、ありとあらゆる選択が人生に重要ではあれど、最も重要な選択のひとつであろう子を持つこと。「普通に欲しい」と反射で答える彼は今後器用に生きていけるだろうか。ってとこが気になっちゃったんだな〜〜この作品のテーマの一つであれ、固執する部分ではないんだろうと思う。ほんと個人的にはこのテーマには触れないで他で充実させてくれたら神評価だったと思うが、淳さんが付き合う前に触れたいタイプの人だったんだろうから仕方ないんだろうね。

全体で評価つけることが多いけれど、特定のシーンがぶっ刺さって評価つけることもたまにあり、この作品の最初のキスシーンはかなり好きなので、神評価つけようかな〜〜と揺らぐ気持ちもあった。

2

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