改訂版
コミック


いにしえ感のあるBLでした。作中に「2009年現在」とあるので、そこらへんの年代の作品っぽい。「過激な表現が~」という注意書きが何度も出てくるくらい、頻繁に暴力と強姦未遂が起こります。後半は意外な方向に転んで面白かったです。
基本的にはヤクザな大我視点で進むお話。大我は学生時代に健に一目惚れし、大人になって再会しても、まだ拗らせまくった態度で笑えます。健の設定は韓国BLあるあるの不憫すぎる美人で借金漬けで、トラウマもあってとにかく不憫。
大我の短気な性格と健の分かりにくさもあって、とりあえず何でもかんでもすれ違うんですが、どうにか二人は付き合い始めます。健は大我に借金があるので対等とは言えない関係だけど、すれ違いの根本原因は別にありそう。
ちらほら伏線的セリフが出てた健の事情は、後半にまとめて明かされます。なるほどっていう納得と、それとは真逆の感情が同時に湧いて、不思議な気分になりました。だから好きになったのか、いやよく好きになれたな、が同時にくる感じ。
最後は綺麗なハッピーエンドで、清々しく読み終えました。外伝とかで、ラブラブなだけの二人の日常話も見てみたかったな。
