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鬼才の新人が放つ衝撃の純愛闇BL!
同棲生活から出ていった幸太郎は自立の道を選択したんですよね。
両と一緒にいたら共依存になるなと思ったので個人的にはいい展開だと感じました。
かたや両が教師になったのが怖くて。幸太郎を守るためとは言え依存させるような行動などをした人が教師か、しかも母校で、自分は教師になってはいけないと自覚しながら?と両の心理というか神経に怖さを感じました。
でもそれは生徒からのブーメランを受け両の負の面を払拭するきっかけになる伏線だったんですね。
大人になって再会してお互いをゆるし、必要だと求めることができた。
一人の人間として自力してこそできることでよかったと思います。
ラスト、神社に参拝するシーンが皮肉に感じたのは私がひねくれているからでしょうか。
宗教の儀式の犠牲になっていた幸太郎と、その幸太郎を救うためにおかしくなっていった両。
その2人が神社の神様にお願いごとをする。それでいいのか…なんて思ってしまいました(この物語の最後で神様が神社でいいの?という意味で)
幸太郎に最後のセリフを言わさるためというのはわかります。
下巻では、上巻と打って変わってびっくりするくらい前向きに進んでいきます。ハピエンです。
(正直メリバを求めて読んでいたので一度は落胆しましたが、良い作品だったのでレビュー。)
母は捕まり両は目覚めて2人で同棲生活開始!一件落着☆と思いきや、なんだか両の執着心が見えてきてるな…?というところで終わった上巻。
下巻では両の豹変っぷりがとことん見れるぞ〜♪と楽しみにしていたのですが……。
とあるきっかけで2人は距離を置くことに。危害が及ぶまでには至らず…。(この時点でおや?メリバか?となる私)
予想外にも、幸太郎は両の束縛にかからないし、出ていって4年も帰ってこない。母親に過保護に育てられたにしては社会性あるな!?
そして4年後、再会して抱き合う2人。ここからはずっと穏やかで甘々な空気になっていきます。
この2人の空気感の変化は、幸太郎が立派に自立した姿で帰ってきたのが大きいと思っていて。母のしがらみから解放され、夢に向かってようやく人生を歩き出して。今度は母を許せる立場になって。そんな姿を見て両も心の平穏を取り戻せたんじゃないかな。
この再会のシーンは何回見ても泣けます。
上巻では両が幸太郎を母親から救い出してあげたのに対して、下巻では幸太郎が両や母親を優しく救済する立場に。このお互いを補い合ってる関係がとても好きです。
引っかかる点としては、
・両の独占欲、執着心はどこから生まれたのか?
(階段から転落して幸太郎を繋ぎ止めたから愛されてる自信が無かった?)
・幸太郎は傷心してないんか?
(儀式をしていた時、母親を失った時と傷を負っているはずなのに…)
・出所後の幸太郎の母が人が変わり過ぎている?
(てっきり出所後もまた細々と宗教やってるんだろうなと思ってたけど。幸太郎をぞんざいに扱っていた人とは到底思えない。)
幸太郎ってもっと深掘りされてよかったと思うんですよね。苦しい思いをいっぱいしてきたはずなのに、読んでいて優しくて強い子という印象しかない。
前半のインパクトが強かったがために、ハピエンで終わらせたのが勿体なく感じます。もう少し説明が欲しかったなと思いました。
上巻の陰鬱とした雰囲気が、7話まで続くものの、以降はそこから数年後となる。
結局ハッピーエンドか、と今まで積み上げたものが一気に崩れ落ちてしまった感じ。
絵も20代にしては幼すぎてショタものかと思ってしまう。(特に受け)
せっかくの上巻の空気感がなくなってしまって非常に残念。
闇BLだと話題となっていたので購入しました!
正直、「メリバ・バッドエンドを期待して読みたい」人にはあまりお勧めできないかと思います。実際、私もメリバ・バッドエンドを期待して読んでいたのですが、終わり方はまさかのハピエン。中盤の展開がだいぶ辛く重かったこともあり、終わり方に納得しにくかったです。
とは言っても、「闇BLでもハピエンになれる」という新しい気づきを得ることができた作品ですし、買って損は一つも無かったです!!
