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表題作神様作家は愛を綴る

紫雨刃(直毘神紫雨)
守護神、兼作家
本間椿
宮内庁所属、補佐、兼担当編集者

その他の収録作品

  • Bonus Track(描き下ろし)

あらすじ

宮内庁で働く椿の“お役目”は、
当代の守り神である紫雨を公私ともに支えること。
ふだんは人間の作家として暮らしている紫雨は、
その小説の大ファンでもある椿にとって
神としても“推し作家”としても尊い存在だった。

しかし、お役目のひとつである“信仰心の奉納”が、
近ごろ椿を悩ませている。
身体から直接吸い上げられるうえに、
献上するたびにその快感が強くなっているのだ…!

「――お前はどうしたい 椿」

快感も、比例するように大きくなる恋心も、
紫雨に知られるわけにはいかないのに――。

溺愛クール守り神(職業:作家)×健気美人担当編集
神の愛を孤独な心に注ぎこむ、両片想い×異種恋愛譚!

作品情報

作品名
神様作家は愛を綴る
著者
ゆぐも雛子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
シュークリーム
レーベル
from RED COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784910526768
3.6

(22)

(8)

萌々

(4)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
7
得点
76
評価数
22
平均
3.6 / 5
神率
36.4%

レビュー投稿数7

好みの作画でした!!

作画はとっても素敵でした!

お話しとキャラは好きな所と今一つ魅力に感じなかった所があった為今回の評価は抑えめです

何となくですが読み方として受けに自分を自己投影して読む感じの少女漫画的な読み方が好きな人には嬉しい感じかな?と思います(否定的な意味ではないです!)
個人的に恋愛系の作品は2人から引いて、見守りたい方の読み方が好きなので、ちょっと今回は受けの主体性がない感じの性格が好きになれず・・・という感じでした

自分の読み易いタイプではなかったな、とは思いましたが逆に攻めのかっこ良さや可愛さ、溺愛ぶりは伝わって来たので、それらを表現して下さった作画の上手さは好みだったなと思います
あと、ケガレが地味に怖かったです!それも作画の上手さだと思います

作家様のファンタジーじゃないお話しも興味があるので他作も気になりました
次回作含めてチェックしたいと思います

2

【俺はずっとお前からの言葉を待っていた。 健気だろう?(紫雨)】


エロス度★★★

おやおや。孤独な心に神様が愛を注いで満たしていくのが尊さMAXですね。

紫雨と椿が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

神様と人の異種恋愛譚がもう最高に美味しさ・栄養抜群で、神様が作家をしているのが面白い。また椿のお人好しで健気な美人受けっぷりも萌えまくりで、守ってあげたくなる華奢で儚げな雰囲気を持ちながらも芯の強さがあるギャップがグッときます。

紫雨もクールだけど椿に対して執着・溺愛・独占欲・囲い込みをしていく愛の重さに悶えまくりで、椿の言葉を待ち続ける我慢強さが素晴らしい。

1

「神様」作家は、本当に「神」だった?!!

ケモ耳な当代の守り神である紫雨は、人間として小説を書くイケメン作家でもあった。

その紫雨に、編集としても宮内庁のスタッフとしても支える椿は、彼の大ファンだ。
けれど椿は、「ヨドミ」を抱える人間で、そのせいで周囲の人たちが自分から離れていっていると考え、人付き合いに一線を置いている節がある。


そんな椿は、信仰心の奉納という紫雨から首筋を吸われる? 行為によって悩まされていた。
というのも、自らを奉納するたびに快感が強くなっていき、、、


とにかく攻めの紫雨が椿を大切に想うが故に、終盤で神様を降格させられるショッキングな出来事が、、、

作中登場する、ケガレもなかなかグロかったりしますので、この世のならざぬものが苦手な方はご注意を!

しかしラストは異種婚愛妻攻めなハピエンなので、ご安心ください♪

1

見所が分散している印象

設定が現代ファンタジー
ファンタジー要素は日本の神様
だけど現代社会での生活をしてる神様で職業が作家さん
で、そんな神様の担当編集者が宮内庁勤務で出版社に出向してるという設定が変わってる!

人間社会での神様のお世話が宮内庁っていうのはなんでだろう?リアルだと都道府県知事、文部科学省管轄だと思うからここで宮内庁を引っ張り出してくるっていうのはなかなかチャレンジングな気もするw
でも逆にこの設定がある事でライトな気分で読めるタイプだなっていう判断材料にもなりました
しかも電子特典で巻末に付いてきた世界観設定説明を読んで納得する部分が多かったです
むしろこれ、作品の冒頭に入れて欲しかった気がする、、、


さてストーリーに関して、、、
神様作家さまのお名前は紫雨(しぐれ)さま
彼が人間界に留まる為には「信仰心」が必要で、彼の編集者でもあり世話係でもある椿は当然信心深い訳なので彼にその「信仰心」を奉納するっていうのがこの作品ならではのオリジナリティ

奉納の仕方がちょっとイマイチ分かり難いのがすごい残念だった~~~(´ε`;)
見た目的にはバンパイアの吸血行為のように椿の首筋から吸い上げるような感じで描かれてます

で、吸い上げられると椿はどうやら込み上げる想いがあるみたい…♡
なんかこれも吸血行為の催淫効果にちょと似てる?♪

BL的なお話し軸だと攻めの紫雨さまの受けにだけ注がれる美形不器用執着により受けの椿の自己肯定感低めな健気さが慈しまれるっていうのが見所でしょうかね?
個人的には自己肯定感低めなのに実はスペックが高いっていう設定があんまり好きじゃなくって、、、THE平凡っ子からすると嫌味に見えちゃうんですよね。。。なのであんまりこういうのに健気さを感じないので、、、そこが自分の中での萌え発生にブレーキをかけていたかな?って印象です(それを人は僻みと呼ぶのです…ッく…知ってた…(ノД`)シクシク)

BL本線以外ではこの作品のファンタジー要素である「ヨドミ」とか「ケガレ」といった人間の負の感情を扱ってるのも作品の特徴
ライトなラブコメ要素もあるのですが、紫雨さまは人間界で蔓延る「ケガレ」を祓うという神様らしい能力を発揮して負の感情を引き寄せてしまう椿を護るのも見せ所と思います
ただ…その際に描かれる「ケガレ」そのものの描写が、、、ちょっとホラー味が強いので私は初見時は急な登場に「ヒィィ~( º言º)…‼」ってなりました。。。怖いヤツ耐性低めな方、気を付けて下さいね

>紫雨さまの少年のような食いしん坊キャラだけど神様レベルは高いので結果スパダリ風味が満載なキャラとしての強さ

>そんな紫雨さまに護られているのに素直になれない椿のいじらしさ(個人的にはチョイイラ…)

>神様の神技としてのケガレの祓いなどを描く事で感じさせるファンタジー感

>作家と編集者としての関係性と神様と宮内庁職員?としての関係性

この辺が作品としての見所なんだと思うんですが、、、
どれもこれもをカッコ良く魅力的に見せよう!という気概は感じるのですが、、、どうも全てが表面的に見えてしまって、、、
内容が薄く見えちゃって、、、その設定って必要だった?っていう疑問が読みながら付き纏う感覚が強かったです

まぁ読み終わってみたら2人の世界感満載のお話しだった訳なので( ´3`)~♡
小難しい事を考えずに自分の好みに合うポイントだけを拾い上げて読むには読み易い作品だったかな?と思う1冊でした

作画、とても綺麗でした♡
紫雨さまのビジュアル含めたキャラデザ、大変良きでした٩(๑´3`๑)۶

修正|白抜き~~~

3

寵愛に応えない焦れったさ

ゆぐも雛子先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
焦れったい 3
健気 3
両片思い 2
エロ 1
な感じだと思います。

紫雨さん×椿さんのカプです。

今作は、数多の神が存在し、各地の守護を担当して土地のヨドミやケガレなどを祓ってくれる神の紫雨さんとその身の回りを整えて仕事をし易く補佐をする椿さんの両片思い物です。

しかし、世界観や設定はしっかり作られている感じではありますが、その辺の描写がそこまである訳ではないのと、裏表紙のあらすじを読んで、信仰心の奉納で快感が強くなっているということで、紫雨さんの言動に椿さんが翻弄されて、もう少しエロ寄り要素があるのかなと、勝手に思っていたので、唇へのキスですらない、絡みなどに関しては大分あっさりめだったのが、個人的に物足りなかったです。

ヨドミを引きつけ易い椿さん。その所為で、今まで付き合ってきた相手が去っていったり、気に病ませてしまう為、紫雨さんから何を望んでいるのか、いよいよ両片思いが成就するかと思ったら、紫雨さんを汚してしまうかもしれない、と紫雨さんの想いに応えようとしないなんて、健気ですが焦れったいですね。

本編の後に収録されてた、ラブコメ感が強い描き下ろしの番外編?が、個人的にはクスッと笑えるのと甘々感が可愛かったので、そんか感じの2人を本編でも見てみたかったですね。

両片思いらしく、相手を想っているのは、読んでいて分かりきっているのですが、やっぱり焦れったい異種恋愛譚、読んでみては如何ですか。

3

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