単行本版/電子限定描き下ろしマンガ&シーモア限定特典付
満たされる、今までに無い感覚で胎の奥まで――
こちら、特殊設定が気になって&面白くて、
単話でも追っていました◎
全ての性別を強く惹きつけてしまう優性α=Σ(シグマ)×劣性αという
真反対の性質を持つα同士のカプ。
ビッチング(α→Ω化)ありのお話です。
社長秘書×社長という主従関係、7歳差の年の差カプでもあります。
後半明かされるワンコ敬語攻め・葦原の一途な片思いにキュン…(*´˘`*)
あと、攻めの鼻血!!
思いがけずときめいて、自分でもビックリしました..笑
主人公はバース向け製薬会社社長の高城(受)。
彼は先天的にα性のフェロモンが脆弱な「劣性α」で、
自社が開発したα専用の新薬(αのフェロモンを高める薬)治験に参加中です。
ある日治験後オフィスに戻り秘書・葦原と話していると、
その場で彼がラット状態に。
そこで、救急チームが来るまで高城自ら俺とセックスを」と持ちかけてー
と始まるお話です。
高城を襲い、無理やり抱こうとするではなく、膝を抱えて座り込み
「お願いです 一人にしてもらえませんか」
「あなたを傷つけたくはありません」
と必死に我慢しようとする葦原の健気さに、心つかまれました。
ワンコ年下攻め...良い...
ラットを鎮めるために自分から提案したとはいえ、
手が震えている高城を気遣いながら始まるセックス。
そのうち互いに夢中になってー
蕩けて乱れ、時間をも忘れるほど夢中になって貪り合う二人の姿も
エロティックなんですが、
高城のうなじを噛みそうになった葦原が
すんでのところで噛むのをやめ、ちゅ、とキスをするシーンも萌えた…!
その後病院で医師に「Ωに変化しつつある」と告げられた高城が、
驚きながらも割とすっと受け入れている部分は
もう少し”葛藤”する様子が見たかったような気もしたかな...?
自分が”劣性α”だからこそ、”強いα”になりたい気持ち・こだわりも
人一倍強いんじゃないかな、と思いましたが、
自分が想像したよりも柔軟なキャラだったんだな...と。
その後視点が攻め・葦原へと切り替わり語られる、
恋心の芽生え。
Σ用抑制剤を開発し、自分を”理性ある人”にしてくれた彼への
感謝と尊敬の気持ちが徐々に恋心へと変わっていく様子ー
そんな過程が丁寧に描かれていて、葦原への”キュン”がより高まります//
そしてΩへと体が作り替えられ、
初めて来た高城のヒート。
ひとりで自分を慰め、苦しむところに駆けつけた葦原が
ちゃんと抑制剤を飲んでるところも好感度大!◎だし、
ぎゅっと高城を抱きしめた時に流れ落ちる”攻めの鼻血”も、
癖に刺さりました。
(その後の葦原が病院に運ばれ、病院で目覚めるシーンはちょっと
流れが掴みづらくて「えっ?なんで病院?」と一瞬混乱したのですが;)
その後の高城の迷いによるすれ違い時、
思わず「あんた」呼びして気持ちを叫ぶ葦原の必死感、
普段とのギャップもまたグッとくるものが。
”俺のシグマだ”と目を合わせて微笑む高城の
幸せそうな表情が良い〜…!✨
番になったことでより”シグマ”としての本能が強くなったのか、
”高城さんと離れたくない””高城さん成分が足りない”と
もじもじしながら言うワンコ・葦原、可愛いよーーーー
そんな二人の同棲生活の一幕は、電子限定のおまけ漫画で
覗き見ることができます。
お酒を飲みながら葦原の帰りを待っていた高城が
可愛く葦原に襲いかかって…というもの(*´艸`)
同棲していてもどこか初々しい二人が
とても可愛く思えるお話でした。
wakke先生、初読みでしたが(デビューコミックスかな..?)
α性の強すぎるα×弱すぎるα、特殊設定が面白い
一途攻めのお話、とても萌える一冊でした(*´∀`*)
★修正:tnライトセーバー系白抜き(電子シーモア)