満たされる、今までに無い感覚で胎の奥まで――

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Σに捧げるバージンアルファ

shiguma ni sasageru virgin arufa

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あらすじ

バース向け製薬会社社長の高城は、α専用の新薬開発の治験に参加していた。
ある日、秘書・葦原と共に社長室で業務をしていると
突如、葦原が原因不明の強いラット状態に陥ってしまう。
緊急抑制剤を準備する最中、葦原から自身が特殊な優性α――
通称Σ(シグマ)であることを告白され…!?
Σという存在の希少さから明確な治療法がなく行き詰まりの状況下でくだした決断とは…

「αの俺とセックスできるか」

対症療法としてラットの興奮を落ち着けるようセックスをする二人だったが、
高城の身に異変が生じはじめ――?

作品情報

作品名
Σに捧げるバージンアルファ
著者
wakke 
媒体
漫画(コミック)
出版社
CLAPコミックス
レーベル
KiR comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784815531003
4.6

(3)

(2)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
14
評価数
3
平均
4.6 / 5
神率
66.7%

レビュー投稿数1

Σ(シグマ)×劣性α、特殊設定が光るオメガバース

こちら、特殊設定が気になって&面白くて、
単話でも追っていました◎

全ての性別を強く惹きつけてしまう優性α=Σ(シグマ)×劣性αという
真反対の性質を持つα同士のカプ。
ビッチング(α→Ω化)ありのお話です。

社長秘書×社長という主従関係、7歳差の年の差カプでもあります。

後半明かされるワンコ敬語攻め・葦原の一途な片思いにキュン…(*´˘`*)
あと、攻めの鼻血!!
思いがけずときめいて、自分でもビックリしました..笑


主人公はバース向け製薬会社社長の高城(受)。
彼は先天的にα性のフェロモンが脆弱な「劣性α」で、
自社が開発したα専用の新薬(αのフェロモンを高める薬)治験に参加中です。

ある日治験後オフィスに戻り秘書・葦原と話していると、
その場で彼がラット状態に。
そこで、救急チームが来るまで高城自ら俺とセックスを」と持ちかけてー

と始まるお話です。


高城を襲い、無理やり抱こうとするではなく、膝を抱えて座り込み
「お願いです 一人にしてもらえませんか」
「あなたを傷つけたくはありません」

と必死に我慢しようとする葦原の健気さに、心つかまれました。
ワンコ年下攻め...良い...

ラットを鎮めるために自分から提案したとはいえ、
手が震えている高城を気遣いながら始まるセックス。
そのうち互いに夢中になってー

蕩けて乱れ、時間をも忘れるほど夢中になって貪り合う二人の姿も
エロティックなんですが、
高城のうなじを噛みそうになった葦原が
すんでのところで噛むのをやめ、ちゅ、とキスをするシーンも萌えた…!

その後病院で医師に「Ωに変化しつつある」と告げられた高城が、
驚きながらも割とすっと受け入れている部分は
もう少し”葛藤”する様子が見たかったような気もしたかな...?

自分が”劣性α”だからこそ、”強いα”になりたい気持ち・こだわりも
人一倍強いんじゃないかな、と思いましたが、
自分が想像したよりも柔軟なキャラだったんだな...と。


その後視点が攻め・葦原へと切り替わり語られる、
恋心の芽生え。

Σ用抑制剤を開発し、自分を”理性ある人”にしてくれた彼への
感謝と尊敬の気持ちが徐々に恋心へと変わっていく様子ー

そんな過程が丁寧に描かれていて、葦原への”キュン”がより高まります//

そしてΩへと体が作り替えられ、
初めて来た高城のヒート。

ひとりで自分を慰め、苦しむところに駆けつけた葦原が
ちゃんと抑制剤を飲んでるところも好感度大!◎だし、
ぎゅっと高城を抱きしめた時に流れ落ちる”攻めの鼻血”も、
癖に刺さりました。
(その後の葦原が病院に運ばれ、病院で目覚めるシーンはちょっと
流れが掴みづらくて「えっ?なんで病院?」と一瞬混乱したのですが;)


その後の高城の迷いによるすれ違い時、
思わず「あんた」呼びして気持ちを叫ぶ葦原の必死感、
普段とのギャップもまたグッとくるものが。

”俺のシグマだ”と目を合わせて微笑む高城の
幸せそうな表情が良い〜…!✨

番になったことでより”シグマ”としての本能が強くなったのか、
”高城さんと離れたくない””高城さん成分が足りない”と
もじもじしながら言うワンコ・葦原、可愛いよーーーー

そんな二人の同棲生活の一幕は、電子限定のおまけ漫画で
覗き見ることができます。

お酒を飲みながら葦原の帰りを待っていた高城が
可愛く葦原に襲いかかって…というもの(*´艸`)

同棲していてもどこか初々しい二人が
とても可愛く思えるお話でした。

wakke先生、初読みでしたが(デビューコミックスかな..?)
α性の強すぎるα×弱すぎるα、特殊設定が面白い
一途攻めのお話、とても萌える一冊でした(*´∀`*)


★修正:tnライトセーバー系白抜き(電子シーモア)

2

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