07/11発売amazonの電子書籍版です
春田さんのお話で1番すきなのは ももひきの彼のお話
そこから何作か読んではみるものの 実は上手くハマれず
今回買うか迷ってあらすじ確認して なんか気になって試し読みまでしたんですよ
だって あらすじでなぜか「ブレーメン」を強調していて
Σ これは絶対スピンに違いないッ!と
蓋開けてみりゃスピンでもなんでもなかったんだけどね エヘ
彼女に振られ 同居人には追い出され 途方にくれていたところに訪れる次なる試練
あの シェアハウスものにありがちなドタバタ感はないものの 性格ひとりも被ってないのに20代の3人が 兄弟か ってくらいほのぼのしくて
ただ その中に唯一の30歳の彼だけが溶け込めてないのが妙に気になるんですよね
確かに年上なので 浮わついてないって言えばそうなんだけど
正直 恋に落ちる部分が弱かったかな
同じ寂しさを知っていたからでほだされて 見つけた手紙でモヤついて突っ走っちゃうので
確かにキスしちゃったから気になって 気にしだしたらもっと知りたくなって
てのはあるんですけど そこにあったのは童貞をメロりんにする「キス上手い」であって 恋しい愛しいに繋がる 何か ではなかったんですよね あたしが読んだ限りは
お話を総じて言えばとにかく 薄味 だったな
恋愛面でもそうなんだけど 賑やかしい場所を求める有馬と 求めてやまなかった賑やかさを知った鳥羽
このせつないの見せ場が 肝心なことはあるんだけど 深くはないのでサラッと感が否めず
1冊でまとめるにはキャラが良すぎた んだと思います
有馬の酒癖の悪さはいいアクセントだし 猫田・犬飼の20代おにいちゃんとの絡みもよかった
シェアハウスで過ごす時間の楽しさは十分にでてるんです でもここに掛けた時間の分掘り下げられなかった に見えてしまって
おかげでせっかくの許嫁がモブ化しちゃってるんですよ 残念なことに
彼だって重要な役どころではあったはずなんです 何せ 有馬の過去を知っていて発破かける大事な技士だったわけですから
んんんん すべてここからなんでしょうね お話の面白さも 恋しい愛しいも
急遽帰国した引っ掻き回し屋のおじさんを頭に
なんだかんだ面倒見のいい猫田に 口下手でちょっと変わり者の犬飼 天然愛されっ子の羽鳥で構成される だんご三兄弟と 普段スマートなくせに酒癖わるい有馬
寂しかった時間を埋めながら 憚りつつも人目を盗んでエッチするふたり
と それに伴う同居者の反応 反乱w
いやぁ続きがでるなら絶対買うし 期待しかないキャラ達だったのよ ほんとに