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表題作プラトニックシュガープレイ

青砥 総
Dom、高校2年生
夏原 鈴
Sub、高校3年生、生徒会副会長

その他の収録作品

  • 描き下ろし(3P)
  • カバー下

あらすじ

「僕に見せてください。鈴さんの“全部”」
Subである高校三年生の鈴はある日、頭上に段ボールが降ってきたところを
Domである後輩・青砥に助けてもらった。
しかし、青砥が咄嗟に放ったコマンドがトリガーとなってSubの発作が起こり
応急処置として青砥とプレイをすることになる。
これまで感じたことのない快感と青砥の甘いコマンドに思わず夢中になってしまった鈴。
その後も卒業までの期間限定パートナーとして青砥とプレイをするようになるが、
青砥の温かい優しさに触れる度、鈴は惹かれる気持ちを抑えられなくなり――…?

非の打ちどころがない後輩Dom×恋を知らない先輩Subのとろ甘スクールデイズ
★初出時のカラーを完全収録!!

作品情報

作品名
プラトニックシュガープレイ
著者
朝川さい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796417044
4.6

(39)

(27)

萌々

(10)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
179
評価数
39
平均
4.6 / 5
神率
69.2%

レビュー投稿数9

このDom、甘すぎる…!

驚きの甘さ…!
え、これって本当にDom×Subユニバース?と
びっくりするくらいの極甘っぷりでした。

高校生の鈴はある日、学校で突発的なSubの発作に見舞われ、
その場に居合わせた後輩でDomの青砥とプレイをすることに。
その後、青砥からの提案で期間限定の仮のパートナーになります。

とにかく青砥のプレイがあまあますぎて、
Dom/Subユニバース特有の背徳的な空気感が皆無でした。
コマンドも鈴を組み伏せるようなものは0で、
とにかく鈴を気持ちよくすることに重きを置いていて
鈴を支配するというよりは終始鈴を愛でるプレイでした。

そんな青砥とのプレイに心身共に絆されてゆく鈴でしたが、
あるとき青砥とのプレイの最中に子供の頃に受けたトラウマが
フラッシュバックしてしまい、鈴は青砥と距離を置くように。

それでも鈴と関係を続けていこうとする青砥を置いて、
イギリスへ旅立ってしまう鈴が切なすぎました。

何があっても鈴から逃げることのなかった青砥に対して、
事あるごとに青砥を避けたり、逃げようとしてしまう鈴の
臆病さがもどかしかったです。

それでも鈴を諦めずに国境までも越えてきてくれた青砥の
健気すぎる執着愛に心が震えました。

青砥が決して諦めなかったからこそハッピーエンドを迎えたものの、
最後くらいは鈴の方からも歩み寄って欲しかったかな…と少々物足りなさも。
逃げてしまった分も取り返せるくらいこれからは青砥を愛し抜いて欲しいな。

0

世界一優しくて甘い、DKドムサブ*.+゚

SubでDK三年副会長の鈴は、抑制剤の効きにくい身体だ。
年下で次期生徒会長候補でDomの青砥も似たような体質だと判明し、期間限定でパートナーとしてプレイすることになる。

パートナーとなった青砥は、鈴の嫌がることは一切しないどころか、とても甘々で気付けば期間限定だというのに、青砥に惹かれていってることに気が付く。

けれどそんな鈴には、過去トラウマのコマンドがあり、、、
というお話。


とにかく年下攻めの青砥の甘やかしが最高すぎて、まさにタイトルの「シュガープレイ」でした。

しかし、青砥が友人たちとパートナーの話をしていたのが聞こえた鈴は、最後まで聞かずに青砥の発言にショックを受け、
本当だったら誰が見ても鈴が本命だろうシュガーすぎるプレイを誤解してしまったうえに、とどめを刺すように鈴のトラウマ的コマンドを口にしてしまった青砥とのその後が、
かなり切なすぎて、、、涙涙


行き違いでパートナーの解消から始まり、まさか離れ離れとなって卒業すると思わず、連続して畳み掛けられた切な展開に胸がギュッと苦しくなりました。

とくに空港での「ありがとう」の場面で、鈴の感情が滲みでた吹き出しになんとも言えない情緒を覚えたのは、けっしてまりあげはだけではなかったでしょう。

ラストの再会には、青砥と鈴だけでなく、まりあげはまでもが(おい!)切なさから救済されたように感じました。


また、朝川先生の作り込まれた画が素晴らしすぎて、どのページもすべて、背景や心情などふたりの息遣いや葛藤が直に伝わってくる、まるでドラマを観ているような流れる(語彙力ヘタクソマンで申し訳ないのですが褒め言葉です!)画面でした。


個人的には、カバー下の医者になったふたりも見てみたいと思いました♡
白衣青砥くん、めちゃ良きだった…///!



ちなみにメイトの有償特典小冊子は、えちえちですが、セリフには修正が入っていましたが(笑)、修正を要する描写はなく、きゅーん♡としながら読める甘イチャ12Pでした!







0

ピュアでキラキラしたお話

高校生らしいピュアでキラキラした日常シーンと、ドキドキする特別な関係性によるやり取りに胸が高鳴りっぱなしでした!
鈴くんと青砥くん2人の間で交わされる繊細なやり取りがとても丁寧で、鈴くんの過去を踏まえた描写が物語に深みを与えていて、どんどん引き込まれてしまいました。
英語でのコマンドが自然に組み込まれているのが印象的で、お洒落で素敵に感じられました。
そして青砥くんの「誠実さ」と「強さ」のギャップに完全にやられました。
鈴くんの気持ちを最優先にしつつ、彼の心を少しずつ開かせていく優しさが本当に素敵で、鈴くんが照れながら自分の気持ちを言葉にするシーンきゅんとしました。

0

世界一嫌いなワードが世界一好きなワードに変わった愛と救済物語

自分の中にある青砥への気持ちに気が付いて、このまま告白行きそうだぞーって盛り上がったときに、なんと奇跡的に青砥に出くわして、2人とも感情が昂ってきたよーってなってきたときに、良い感じで雨が降ってきて、そんで鈴の家に連れて行くと、これまた奇跡的に家には誰もいなくて、よっしゃこのまま両想いのムーブメントを心と肌でみっちり感じ合ってくれ〜〜〜(*´∇`*)

……と思ったら、まさかまさかの、超超超いいところでトラウマ発動がくるとは……!。゚(゚´Д`゚)゚。

こんな超絶良い瞬間にこんなことってあります?(泣)
完全に気持ち入り込んでましたよね。
気持ち的にはもうゴールポストは目の前でしたが、見事にズラされてしまって何となく盛り上がりの気持ちが萎えてしまいました。
トラウマになったプレイワードってそれだったんだという驚きもあるけど、青砥への好意を自覚した後なんだから、あんな風に拒否反応しちゃうと青砥的に切ないなぁって感じでした。
想いを自覚する前のただのプレイ中でのワンシーンだったらまだ理解できますけどね。好きな人からのコマンドであんな風になるのキツいなぁと思いました。

それなのに、再会後の同じコマンドでは急にトラウマ克服してるの何でなんだろうでした。
青砥からの好きって言葉と両想い達成がトラウマ払拭のトリガーだったってことなのかな。過去のときだって想いは一緒なのに、なぜ?でした。
あと、あれだけのサブドロップを引き起こすほどのトラウマを経験したイギリスに再度渡ることにしたのもよく分からんでした。
多少都合良く話が展開しているなと感じたところや、最後はなんだかアッサリと終わっちゃったなと思うところもあったけど、ずっとトラウマだったワードが好きな人の発するコマンドで上書き克服できたのはめちゃくちゃ感動でした^ ^

0

【わかってます?僕はDomなんですよ?(青砥)】


エロス度★★★★

おやおや。Domの後輩との優しいプレイに救われていく恋模様がとても尊いですね。

期間限定のパートナーとなる青砥と鈴。

青砥の優しさと触れてくる温もりに恋を知らなかった鈴が惹かれていく描写がGOODで、すれ違いやトラウマが上手くストーリーに絡められて、さらに青砥の回想から本当は両片想いであるのに焦ったさ・切なさを感じさせる2人の距離感がたまらなかったです。

濡れ場では、青砥のコマンドで満たされたりサブスペースに入った鈴の蕩けた姿がとても可愛く、爽やかな青砥の雄な顔の叡智さ・愛の重さに悶えました。

0

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