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下巻が出てから読もうとねかせていたので読み切った感想
上下巻はやっぱりまとめて読むほうが個人的には好きです
今作も、上巻で止まってるとムズムズしただろうな
ありそうでなさそうで、けどどこにありそうな不思議が
小気味良いお話でした
前回のお話も非常に引き込まれましたが、今作もとてもすごい
三輪と慎二が気になっていたので満を持してという感じ
それでもやっぱり紀人と慶臣のお話なんですよね
こちらももちろん素敵なんですが、慎二が好きなので
もっと彼のお話が読みたいなとも思っています
紀人と慎二のやりとりも新鮮でした
露久ふみ先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
不穏 3
仄暗い 2
甘さ 2
エロ 2
な感じだと思います。
紀人さん×慶臣さんのカプです。
まず今作は、既刊作品の「こまどりは、夜の帳」上下巻の続篇となりますが、前作の存在を知らないまま、今作を読んでしまいました。因みに、前作のあらすじが、目次や本編にも書かれているので、前作が未読でも一応読むことは出来ると思います。
昏睡状態となっている双子の弟の三輪さんに面会に来た慶臣さん。しかしある日、三輪さんの姿が消えてしまう。
警察官である紀人さんが捜査をするが、居ても立っても居られなくなった慶臣さんは、紀人さんの弟の慎仁さんと一緒に、三輪さんを探します。
紀人さんと慶臣さんが想い合っているのは分かるのですが、三輪さんが姿を消し、捜査している紀人さんとも連絡が出来なくなって、焦りと不安にかられている慶臣さんなので、全体的に暗めな雰囲気となっています。
他にも、紀人さんと再会した時に、慶臣さんが慎仁さんと一緒に行動していたからか、嫉妬や意地悪さが混じった状態での絡み描写があるので、2人の仲が甘さ控えめかなと思いました。
紀人さんに対しての慎仁さんのリアクションに少しだけクスッと笑えるので、めちゃくちゃ重くて暗い物語りにはなっていません。でも、島や村人や伝承の雰囲気が不穏で、三輪さんは何処へ、そしてどうなってしまうのか、色々と気になることはまだあるので、次巻も読ませて頂きます。
上巻もレビューさせていただきます。
夜の帳、の事件から三輪は目醒めず、警察病院に入院中、慶臣は紀人と暮らしつつ、定期的に三輪のお見舞いや身の回りの世話をする毎日。
そんな中、三輪が突然病室から消える!
双子ならではのテレパシー?!で三輪おかれている状況がわかり、探そうと慎仁に協力を仰ぐ慶臣
ヒントは人魚伝説があり漁業がさかんな村。
慎仁とともに目星をつけた村へ向かい、村の伝承や因習から神社の神主へと繋がっていく。
ここまでが上巻で、めちゃくちゃ読み応えのあるストーリーで引き込まれます!
三輪が行方不明になり紀人ももちろん動きますがなかなか連絡がとれず不安な慶臣ちゃんが可愛いし、再会後の二人のイチャイチャも眼福!
いつものごとく怒られ損で不憫な慎仁も面白かった!続いて下巻レビューします
「夜の帳」下巻はちょっと、事件回収にすっきり腹落ちできず…だったのですが;
うわーーーー...!
こちらのシリーズ続刊、面白くて時間を忘れて読み耽りました。
またまた新たな怪しい村が出てきてゾクゾクするサスペンス感満載。
ページをめくる手が止まらない…!
これは下巻まで一気読みするしかないですね。
自らを呪い、病室で眠り続けたままの三輪が何者かに攫われー
というところから始まるこちら。
またまた怪しい村が登場、三輪が「人魚」信仰の残る村で生贄にー!?
という超絶気になるところで下巻へ続いている…!
気になっているのは、慶臣が人魚信仰を夢に見た理由。
目覚めぬ三輪が無意識下で助けを求めた、ということ…?
「夜の帳」では事件の細かい部分が放ったらかし気味だったかな、、
という気がするので(本格的なミステリーが好きなのもあり、
しっかり細部まで回収されてすっきり出来ないと気になってしまって;)、
その辺の夢見た理由も特に言及されずに終わるのかな...と
ちょっとビクビクしています
BL的な展開としては、紀人のさりげない過保護っぷり・
分かりやすい執着っぷりが際立っていてニヤリとしました( ̄▽ ̄)
個人的にはどちらかと言うとメインカプより慎二×三輪が気になるので、
下巻でちょっとでもラブな展開が見られたら嬉しいな...
まだ三輪が目覚めてもいないので、どうなるのかドキドキです
この勢いのまま、下巻も心して読みたいと思います…!
★修正:tnライトセーバー...(電子シーモア)
ものすごく発光してます;
不穏な夢から世界観が凝縮された扉絵、一見穏やかに見える二人の日常に自然に紛れ込むニュース記事…と冒頭からぐっと作品世界へ引き込まれました。
慶臣の見る夢はいわば予知とテレパス…嫌でも卜部の血脈を感じさせられます。
今回慶臣と慎仁がかなり打ち解けていて嬉しいです。(この二人のバディが見られるとは…!)
病室でのシーン、「おはよ〜とかまたね〜とか」という慎仁の例示の直後に「久しぶり〜」という紀人の実演があって、似たもの同士だなと微笑ましく思いました。
仲良さげな二人の会話が気になってしまったり、基本的に他人に期待しなそうな紀人が、慶臣には求められたい自分を信じてほしいと思っているところにきゅんとします。
前作で自分の手の及ばないところで慶臣に傷を負わせてしまった紀人は慶臣を絶対に危険に近づけたくないし、慶臣は慶臣で蚊帳の外ではいられない。
焦る慶臣と捜査のために連絡の取れない紀人はすれ違い気味ですが、慶臣の視線とか紀人の表情の揺れにお互いへの気持ちをしっかりと感じます。
早く三輪を取り戻して、落ち着いてラブラブして欲しいなぁ。
上巻で役者は出揃い、事件が動くぞ…!という良いところで下巻に続きます。
