電子限定描き下ろし付き
裏社会ものが好きなので読んでみました。
麻薬組織を家族経営しているリーダーのリコに妹を人質に取られ暴力的に手練手管を教え込まれたアベル(受)と、非道な実兄を抹殺し組織を解体&ボロボロになったアベルを解放しようと潜入してきたレナート(攻)が用意周到に計画を進めて来たにしては組織を掌握したり解体する事なく、結局ドンパチで決着をつけ逃亡するに至る…な、え? じゃあさっさと殺っとけば長い間アベルが苦しむ事なかったんじゃねえ?と突っ込まずにいられなかったストーリー展開。そもそも妹が監視されていたのかも微妙で、ベッドを共にしている時も意外に隙があるっぽかったので、簡単に寝首かいて妹と逃亡できそうなんですが…最終的にそうなったし。あと、レナートがアベルに恋愛感情を抱くのも薄いというか。作中で「好き」と告白しているわけではないんですよね。仲間意識? 憐れみ? だから、エッチに雪崩れ込むのも、協力を仰ぐ為に妹の存在をちらつかせたのも、リコと大差ないような気がしてしまった。信用得るならこの2つはしてはいけなかったと思う。告白とエッチは逃亡してからにしてほしかった。書き下ろしに「レナートの考えは甘い、これからも日陰の存在だ」と言うアベルの方が現実を分かっていた。これから二人はどう生きていくのか気になる終わり方ではありました。
初コミックスでしょうか、おめでとうございます!先生のお名前は「おどりとり」と読むんですね。試し読みして、ダークな世界観に興味をひかれたので読んでみました。以下少々ネタバレあります。全236ページ。
メキシコの麻薬組織が舞台。
アベル(受)は妹を守るために、幼い頃から組織のトップ・リコに従わされてきた強気不憫受け。
リコが警察に捕まり、その弟だというレナート(攻)が現れて…というお話。
作画なんですが、アベルは顔に傷はつけられたけど、一応妹似の美人らしいんですが、あまり美人に見えなくて残念でした。もうちょっと美人顔だったら、美人なのにめちゃくちゃ強いというギャップを感じられて良かったかも。
あと服を脱ぐと筋肉はあっても少し細身らしいけど、ダボっとした服を着るとがっしりに見えちゃうので、もう少し細身に見える服装が良かったなと思いました。
褐色男前なレナートのキャラデザは結構好きです。
裏組織を描いても死人が出ない作品が多いですが、本作はそんなことはなく、主要な人物が亡くなりましたが…。その割にあまり切なさを感じ取れなかったのは、私の読解力の問題だろうか、う〜ん…。
レナートを信用できず、ずっと反発していたアベルだけど、心に傷を負いレナートを受け入れる。とはいえずっとリコに搾取され続けてきて、心がやさぐれてるというか人間不信なアベル相手では、あまり甘い雰囲気にはなりませんね。リアルさは感じるけど、BLとしては二人の間にもう少し甘やかさがほしかった気がする。
あまり読まないギャングもので、面白そうと思ったんですが、青年漫画のような渋い世界観は、そんなには自分の好みではなかったみたいです。でも最後まで、結末がどうなるかわからないハラハラ感を味わえたのは良かったです。
終盤レナードがアベルに「こっからは 真っ直ぐ行けよ!」と笑顔で言うシーンは、ちょっとキュンとしました。
描き下ろしなしですが、電子限定描き下ろし5Pあり。こちらはちょっと甘めで良きでした。
電子 ライトセーバー修正(しっかりした濡れ場は1回。エロを楽しむ感じの作品でもないので、発光修正でもあまり気にならなかった)
踊十利先生の作品は初めてなので、拝読させて頂くのが楽しみでした。
個人的、各項目5段階で
仄暗い 3
駆け引き 2
血表現 1
エロ 1
な感じだと思います。
レナートさん×アベルさんのカプです。
妹を守る為、麻薬組織に身を投じたアベルさん。ついに組織のトップであるリコの右腕まで上り詰めるが…。
あらすじの内容から物語りの流れやアベルさんの真意などは分かるのですが、逆にあらすじを読まないで、本編だけを読むとリコが仇であることやアベルさんが何をしたかったのかが伝わりづらいかなと思いました。
結局アベルさんは、リコを裏切り命を奪いたかったのかな?と思うのですが、レナートさんからの組織の解体の計画は拒んだので、アベルさんのリコへの復讐心はあったのか、どうしたかったのか、が分からなかったですね。
レナートさんとの関係性も恋愛描写が少なくて、アベルさんに抱くレナートさんの想いやレナートさんに絆されるアベルさんの心理描写などが読み取りづらかったです。
麻薬組織としても恋愛としても駆け引きや腹の探り合い要素が多いからか、もう少しキャラクター同士の本心や素直な言動などによる恋愛模様が見たかったですね。
アベルさんの友人であるハイメさんの最期の約束やその時のアベルさんの表情。レナートさんがアベルさんと会えて「良かった」と打ち明けるコマや「真っ直ぐ行け」と言い放つ見開きなど、キャラクターやコマの魅せ方には目が引きつけられるので、読んでみては如何ですか。
面白かったです。メキシコの裏社会モノでとてもドラマチックでした。
主人公のアベルは子供の頃に麻薬組織のボスであるリコに拾われ、育てられ、長じた今は組織のNo.2的な立ち位置にある。あるときリコが取引現場を押さえられて逮捕され、組織がガタついているときにリコの弟を名乗る男が現れる、というところから始まる物語。
BL的要素としてはアベルはリコの情婦でもあったことと、リコの弟レナートがアベルにちょっかいをかけることくらいで、恋愛面はあまり掘り下げて語られません。裏社会だしボスがいなくなって組織は揺れているしでとにかく血なまぐさく、アベルは常にぴりぴりと神経を尖らせているので、誰かのことを好きだとかそういうことは二の次のように思えます。でもそんな嵐のような日々において、配下のハイメとのエピソードや、妹を守る様など、アベルの心の柔らかい部分が描かれ、レナートに対する感情も出会った時の強い警戒心からだんだん変化していく様子がとても丁寧です。
幼い頃、妹を守るためにリコの言いなりで身体を開かされたりおそらく人を殺したりなんでもしてきたアベルにとって、生きる日々の根底に諦めがあって、色々な感情がわいたところで押さえ込むしかなく、そこにレナートが風穴を開けたんですね。人の生まれ育った環境が精神に及ぼす影響は大きいと思うので、このお話の後もまた新たな問題に直面するでしょうし、少なくとも逃亡している状況なので不穏ではありますが、この先はちがった道を歩けるよう祈るばかりです。
電書の書き下ろしは5pもあり、その後の二人と妹サリタちゃんの様子を少しだけ知ることが出来ます。
作画については、作品のカラーに合っているものの、キャラの判別が難しくて、何度か前に戻りました。ハイメのうっすら笑う、二心有るようにも見える表情がとても良かったです。
ところで、試し読みをして面白そうと思って購入したのですが、試し読みした箇所は第2話だったことを後から知りました。これまで試し読みは冒頭のことが多かったので珍しいかもしれないです。
完全にあらすじに惹かれての初読み作家さま!!
本作がデビューコミックスでしょうか⁈
デビュー作でクライム系BL!攻めの姿勢が感じられてイイですね!!
しかも舞台がラテンアメリカの麻薬カルテルっていうのが、BLではなかなかお会いしないチョイスでワクワクします⸜⸜٩( 'ω' )و //
と、、、読む前はバチバチのカルテルらしい世界観の中でのヒリつきを期待してたのですが、、、
読了後の今は正直ラティーノっぽさをキャラからはほぼ感じられなかったのが残念だったかも。。。
お話し的にはカルテルに拘らなくても、犯罪臭のする組織と絡めれば時代も場所も関係なく成立するような気がしてしまう「復讐劇」がメインとなっています
敵討ちをしたい主人公、その仇の側で辛酸を舐め機会を伺ってたハズが、まさかの伏兵が表れて、、、⁉
と続くようなお話しです
BL展開の側面では、終盤に進んで行く事で明らかになりそうな事がある!というのをプンプン匂わせているのは分かるのですが、、、
いざ”その時!”ってなった時に、”なんで???”って正直思ってしまいました、、、
お互いドコに惹かれ合ったの?っていうのが引っ張って来た割にはスッキリしないで「その時」を迎えちゃうので、、、どうも2人をどういう目線で見ていいのか分からない、、、(。・_・。)
この世界観に期待したストーリー軸も雰囲気重視な感じで、あんまりヒリヒリした感じもしなかったし、BL的にもあまり萌え所がなかった。。。
それでもクライム感はあるのでドンパチもあるし人も殺されたり死んだりします…
センセーショナルなハズだけどそんなに重さを感じないのもナントモ言えぬ心持ち、、、(>︿<。)
他にもどうにも読み辛く感じた所があったので評価に反映した点を以下に残します
・「木を見て森を見ず」という言葉を借りると、この作品では「森は見えるけど木が見えない…」って感じがしてしまう
『カルテルに翻弄されたアベルの復讐劇を愛憎絡めて描く』というのが【森】かな?と思うのですが、そのカルテル内の覇権争いや他組織との抗争という『ギャングらしさの実情』や『この世界に生きてるキャラの魅力』という【木】が端折られたり、読み取る努力を要する=すんなり伝わるタイプではないように感じる為、芯となる木の部分が薄く感じてしまう、、、
でも、この世界への拘りは感じるので真摯に向き合って描かれたんだろう!というのは伝わります!私が個人的に求めた感じとは違っても、そこはちゃんと伝わりました…(`・ω・´)ゞ
・セリフがやや芝居じみてる
└ドラマや舞台芝居の中の吹き替えセリフのスクリプトをそのまま聞いてるような感じがするのが所々気になりました
役者さんの喉を通ってないような文字ベース感が強い印象、、、(アベルと妹の会話のようなちょっとした所でも気になっちゃう…)
・カルテルの中で「ファミリー」って結構〝絶対〟な鉄の掟的な感じがするので、やっぱり突然現れたリコの弟というレナートの立場は少々違和感。。。
ちゃんと隠されたバックグラウンドが敷かれてはいたけど、どうにもこのカルテル自体の絶対的な存在感は薄まってしまう演出に見えました
・最大の違和感はやっぱりカルテル内での同性愛に対する反応がオープン過ぎる事、、、
私の認識が古いのかも知れないけど、彼らの中での同性愛への認識はかなり厳しいハズなんだけど、、、ココがそもそも大っぴらなんですよね、、、
だからこそ進むストーリーなんだと思うけれど、私個人としての感覚ではココ迄オープンだとカルテルを舞台にしたヒリつき感や”らしさ”が全く感じなくって、、、。。。
平たく言えば、、、解釈違いだったな、、、と。。。(´・ω・`)
うーーん。。。
初読み作家さまだから作画にも作風にも読み慣れなさがあったかも知れないですが、どうにも私には合わなかったようです
変に自分の中で期待値を上げ過ぎて読んだのもこのような評価になってしまった所もあるかも知れません
折角のデビュー作で初レビューなのに、、、こんな内容で申し訳ない…!とは思うのですが、、、偏屈読者の偏った意見とご了承下さいませ…<(_ _)>
私の様に変にこの舞台設定への強い拘りがなければ、雰囲気を味わえる作品だとは思いますし、夜明け系の作品としては、大変良き男前な攻めによる救済が楽しめると思います٩( ・ิω・ิ)و
先生が次作、どんな方向性で描かれるのか?楽しみにしています(ღˇ◡ˇ*)☆彡
修正|細めなライトセーバー