• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作おねがい、礼くん

榊伸一郎
進学校の高校1年生
宇野礼
商業高校2年生、17歳

その他の収録作品

  • side story 番外編
  • 最後のおねがい

あらすじ

礼は子どもの頃、弟と遊びに行った公園で一人ぼっちだった榊と出会う。
それ以来、礼は榊を弟のように可愛がり、誕生日には『なんでもする券』をプレゼントするまでに。
ところが、翌日から突然公園に来なくなってしまった榊とはそのまま疎遠になっていた。
高校生になり、榊と偶然再会!! 「ずっと好きです。付き合ってほしい。」と熱烈に迫られ、事あるごとに“あの券”を駆使してきて…!?

作品情報

作品名
おねがい、礼くん
著者
おんせん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866539058
4.2

(27)

(13)

萌々

(10)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
115
評価数
27
平均
4.2 / 5
神率
48.1%

レビュー投稿数3

策士の愛は果てしなく重い

おんせん先生の可愛らしいお話が刺さるラブコメでした!
執着攻めと絆され受けの見事なマッチングにニヤニヤともホッコリ。榊に絆されまくる礼くんがチョロくてかわいい再会ものストーリーです(*´∀`*)

礼が過去に榊にあげた「なんでもする券」(5枚綴り)が、再会後の2人の関係を親密にする最強アイテムとして活用されていく恋愛模様が何と言っても見どころ。繋がりを持つためのソフトなお願いから、キス以上のヘビーなお願いまで、ここぞというタイミングで券の使用権を行使していく榊の下心に何度拍手したか分かりません( ̄∀ ̄)
この男、ゾワリとするほどの執着心を秘めながら表向きはワンコ男子な二面性の持ち主。礼や礼の家族以外には塩対応で接する分かりやすい好意の向け方は安定の攻め像です。
榊の好き好き攻撃をお助けする、伝家の宝刀「なんでもする券」を巧みに使用することで、礼の気持ちをどんどん自分の方へと向ける頭脳プレーは見事。分かりやすく榊の思惑にハマっていく礼が、券の使用回数とともに榊への想いに気付かされていく姿は分かっちゃいる王道ルートだけど、とても面白かったです^ ^

礼の家が兄弟がたくさんで賑やかなのもホッコリ。一番下の弟がめちゃんこ可愛かったです。
榊の家庭環境とは真逆の礼ん家のワイワイ感が、いっそう榊の心を救っている感じもして、そんな温かい家でしっかり者の長男として育った礼に惹かれるのも分かるなと思いました。
「なんでも出来る券」を自分の欲望のまま礼を思い通りにさせるために使うのではなく、礼のために迷いなく使おうとするところに榊の礼への愛が見えてジンときました。
券を使わなくとも好きな人とイチャイチャできるようになって良かった良かった^ ^

一途で無垢な恋する少年を、策士攻めに変貌させてしまうほどの愛の重さがどれほどのものなのか。ぜひ彼らのストーリーから積年の恋心が遂げていく1ページ1ページを楽しんで欲しいなと思います( ´∀`)

1

『なんでもする券』の使い方♡

おんせん先生の可愛らしい作画とストーリーが大好きです♡

今回は小さい時に公園でひとりぼっちだった榊くんとお兄ちゃん気質の長男、礼くんのお話。
『なんでもする券』をプレゼントした次の日から会えなくなってしまった榊に高校生になって再会!自分よりも背が高くかっこよくなってる榊にびっくりさせられつつ、『なんでもする券』を交換条件に榊のお願いを聞くことになり!?


年下男子の一途で重い愛♡大好きなお話です!
描き下ろしも合わせて16話…と短いストーリーがたくさん♡ですが、着実に二人の距離が近づいていきます♡♡♡
弟のように年下男子特有のあざと甘えたな部分で礼くんのお兄ちゃん心を揺らした…かと思えば、ここぞという所では"男"を出して礼くんに迫るギャップがたまらなかったです♡
礼くんも断れず受け入れちゃうのがチョロ可愛い!!

榊くん、なかなかの策士で押してダメなら引いてみろ作戦や外堀から埋めていこう作戦……とあの手この手を使って礼くんの心を揺さぶってくるのが強すぎました(*^^*)♡1度捕まったら……もうずーっと離れられなそうだな笑

描き下ろしは2人の初えっち♡
礼くんがとっても可愛いーです♡♡♡

電子白塗り

0

「なんでも券」で押し切られ…年下執着男子の「おねがい」は断れない

おんせん先生の新刊〜!✨
Xのカウントダウンも拝見しながら、楽しみに待っていました☺︎

評価は神寄りです(後で変更するかもしれません;)。
先生の前作「足立と賢太郎のかくしごと。」の攻め受けが
自分的に神✧で、今作の二人は萌えツボど真ん中!というわけではなかった...ための
「萌2」です


幼い頃離れ離れになった幼馴染との再会、
年下グイグイ系執着攻め×兄弟思いの意地っ張りお兄ちゃん受け。

「付き合うなんて絶対ない!」と言いきっていた礼(受け)が、
弟っぽさ全開!の「構ってビーム」を放ってくる榊に流され
絆されてゆく過程が楽しい!!!
終始ワクワクしながら拝読しました(*´艸`)

幼い頃に渡した「なんでもする券」を利用して…という展開自体には
既視感を感じましたが、思いがけない”ラスト1枚の使い方”
(↑実際は別の使い方になるのですが)の提案にキュン...

あわよくばキスしてその先も…なんて様子をあれだけ見せていたのに、
ここぞ!という場面で自分本位にならず、
弱った礼のために一枚を惜しげもなく使おうとする。
グッと心掴まれた瞬間でした...!

攻め受け二人のキャラも可愛らしかったのですが、
二人を差し置いて自分が一番萌えたのが礼の弟・
きゅるんとしたおめめの大くんです。
大くんのこと、もうずーーーっと見ていられる...愛でていられる(*´∀`*)

榊は、(私の大好きな!)大くんをうまーーく利用して、
礼の懐に入っていったよね..( ̄∀ ̄)

「弟っぽさ」を演出することによって
礼に構ってもらえるから…と、
爽やかな見た目ながら執着心と計算高さを感じさせるところ。
嫌いじゃない(むしろ好き)

実は自分のヘキに”どストレート”には刺さらないタイプの
攻めだったのですが、ニヤニヤポイントは盛りだくさんでした❤︎

「礼」と「それ以外」への対応に天と地ほどの差があり、
”それ以外”の人々へはびっくりするぐらい塩対応なところなんかも、
礼と一緒に優越感を感じてしまったり。
(「オイ!」と心の中でツッコミ入れつつ笑)

強引で自分勝手なようでいて、健気な榊に
ついに陥落した礼。

「完全に好きだよな」とつぶやいた一言を聞き逃さず
(狸寝入りしてたの!?)、ぱちっと目を開けて言質を取る執念深さ、
あっぱれ!でした◎

二人の初エッチでは、礼を気持ちよくさせることに
注力する榊と「イケたね礼くん♡」の言葉に頬が緩む...
挿入されてイくことはできなかった礼の、強気だけれど
思いやりある優しい言葉に心が温かくなりました

やっぱり礼は”お兄ちゃん気質”なんですよね(ˊ˘ˋ* )
そんな礼が、榊の前でだけぽそっと弱音を吐くことができたシーンが
印象的でした
頑張り屋で良きお兄ちゃんの礼だけど、時々は榊の前で
甘えて甘やかされてほしいな。

どこか様子がおかしい...と分かってはいても、
上目遣いの(榊の方が身長高いけど!)「おねがい」には
よわよわなお兄ちゃん・礼の絆され流されラブ、たっぷり堪能しました(*´◒`*)

キャラも(大くん...!)雰囲気もストーリーも
可愛さと明るい笑いに溢れる一作。
おんせん先生、素敵な作品を届けてくださりありがとうございます✨


★修正:トーン+細白短冊(3〜4本)、挿れるシーンはtn白抜き(電子シーモア)
指が中に入ってるシーンの内側の画もあり、ちょっと珍しくてドキドキ//

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP