年下僧侶α×強気な華道家Ωの婚姻オメガバース!!

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Ω嫌いのαと婚約しました

omega girai no alpha to konyaku shimashita

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表題作Ω嫌いのαと婚約しました

善高院 蒼
α、19歳、大学生で寺の住職、龍季の婚約者
梧桐 龍季
Ω、梧桐流華道家元の息子、蒼の婚約者

その他の収録作品

  • 蒼の目覚まし

あらすじ

「なんで俺が嫁に行かなきゃならないんだ!」

Ωの龍季は華道家元である実家を継ぐのが夢だが
父からバース性を理由に嫁に出されてしまった。
しかも婚約者はΩ嫌いの年下のα・蒼。
お互い番になる気はないが、行く所のない龍季と
寺の住職として形だけの結婚を望む蒼は一緒に暮らすことになった。

しかし蒼は、逆境にあっても夢を諦めない
龍季の真摯な姿に心を奪われていく。
他のΩからは感じないフェロモンも
龍季の匂いだけは強く香ってきて━━!?

作品情報

作品名
Ω嫌いのαと婚約しました
著者
百々地さ和 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784832293069
4.2

(31)

(15)

萌々

(10)

(6)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
133
評価数
31
平均
4.2 / 5
神率
48.4%

レビュー投稿数5

嫌い同士から始まる恋

嫌い同士な二人の婚約から始まるオメガバースBL!

華道家元の家に生まれたΩの龍季は父親の独断により
寺の就職で年下のαの蒼の元に嫁ぐことに。
けれど、いざ対面した蒼は大のΩ嫌いで…。

はじまりは親同士が決めた婚約で、
お互いに第一印象は最悪で険悪な二人でしたが、
一緒に暮らす中で少しずつ愛を育んでゆくのが微笑ましかったです。

特に蒼は昔から整った外見ゆえにΩから言い寄られ続けて
それ原因でΩ嫌いになり、龍季に対しても冷たい態度だったのが、
龍季が花を活ける姿に見惚れて以来態度は一転します。

報われないと知りながら夢を諦めない龍季のひたむきさに惹かれ、
彼の夢を後押ししてくれるように。
そして、龍季への想いを認めると、まっすぐに想いをぶつけてきて…
初対面の印象が最悪だっただけに、一途で年下なのに包容力溢れる
ギャップにもはや惚れ不可避でした!
「Ωの作ったものなんて食べられません」なんて言っていた彼が
ここまでデレるとは…別人級の溺愛攻めに成長を遂げた蒼に
ニヤニヤが止まりませんでした♪

一方、結婚=家元になる夢を諦めることになる龍季は
蒼に惹かれながらもなかなか受け容れる決心がつきません。
蒼と番いたい気持ちと子供の頃からの夢との狭間で葛藤する龍季でしたが、
そんな彼の夢ごと受け止めてくれる蒼がめちゃくちゃ男前でした。

0

Σ えッ!10代だったの?

何回でも 何万回でも言いますが
作家さま買いです 絶賛応援中です

あの 陰陽師だろうが男娼だろうが 討伐隊だろうが ちょっと強気な意地っ張り受けの可愛さを余すことなく最大限に引き出す ちょっとやんちゃな意地悪男前攻め がみれるので

ここは強くいっておきますが すきなのよッ!
ちょっとやんちゃで意地悪な攻め

Σ だが しかーしッ! 今回若干苦手なオメガバース

もうね相性がよくないです タブン
そもそも取って付けたように攻めの前で急に発情するじゃないですか で合意も曖昧なまま突っ込んでビュービュー出して ってあれがね
なので作家さまがどう魅せにくるか 本気で楽しみにしてました 
もぉ楽しみにしすぎて タイトル見つけた瞬間ポチッたのでどこで予約したか忘れてて発売日慌てるくらいw


とりあえず 体裁や世間体のためだけに息子オメガを放り出した父は置いておいて
オメガバースであってオメガバースぽくない ずいぶんと可愛らしいお話に仕上がってたな

オメガ嫌いのアルファ 設定としてはありがちなのにここにくっつけたのが年下わんこ
もうさ 強気なオメガの尻に敷かれちゃいなさいな なわけですよコチラとしては
だってですね オメガフェロモン感じない設定が早々に崩れちゃうんもんだから ここは年下わんこを存分に楽しまなきゃ後がない ←え


うーーーーーん
オメガ嫌いのアルファの蒼(そう) 彼が許嫁の龍季(たつき)と番たいと思い立つところがとんでもなく弱いッ
龍季のピンチに駆けつけた蒼のはいい けどなぜピンチがわかったのか? 悲鳴だったのか 危険を知らせる匂いだったのか ちょっとしたところに?が

なんですけど 親の欲目って言うんですかね(←親ではない) お話はいいんですよ ちょっと雑なだけで
蒼が病院にいった龍季を探しあて繋いだ手を離したくないって言ったところ もうね おばちゃん心臓きゅ~ってなっちゃったもの オホホホホ ←心筋梗塞(疑)?


作家さまお得意のすれ違いや魅せ場は二次性に翻弄されるオメガバースならではだったんだけど
正直 オメガバースじゃなくてもよかったのかな?ってくらい お互いが将来を見据えていたり夢に真っ直ぐだったり 誰かを思ったりするんですよ 
なので ちょっと捻りすぎちゃったかな 盛りだくさんではあったけど省かれたところに勿体ないがでてしまったところもあったし

いやでも 報われないところはあってもオメガの哀れさはないし ヒートはあってもヤリ散らかさない 寧ろ寸止めの痛ましさで 概ね良好 おおむね良好なんですよ たぶん

でもなこれ ばっかりは親の欲目 ってこともあるので
万が一ご希望に沿えなくてもご容赦くださいましね ←何度も言いいますが 親でもなきゃ縁もゆかりもないです 

1

恋をするって素敵だなー♪

Ω嫌いのα・Ωだけど努力家で気の強いΩって、よくある設定だな〜と思ったんですが、試し読みとレビューから、直感を信じて購入してみました。

結果、とっても良かったです!
αである蒼は気のないΩたちから無遠慮に言い寄られ続け、Ωに対して強烈な不信感を抱いているので、Ωである龍季に対しては初見から超絶塩対応。
龍季も龍季で、Ωである事を言い訳にせず華道の稽古に励んできた努力家だし、かなりサバサバしていて男らしいところがあるので、蒼の態度には全く怯まない強気Ω。
そんな二人なので最初はバチバチにバトルモード。

だけど龍季は蒼より年上なので、年上らしい包容力があるし、Ωとして理不尽な想いもたくさん経験してきたと思うので、逆境耐性が強く、逞しいんです。
龍季の凜とした立ち居振る舞いに、少しずつ蒼の態度が軟化して、どんどん惹かれていくんですが、それがまた年下らしく初々しいのが最高なんですよね。

蒼は普段は落ち着いているしお寺住職という立場にもついているけれど、龍季への恋心を自覚してからはめちゃくちゃ優しくて気遣いの人になっちゃいます!
多分もともと良い子だったと思うけど、あれだけΩが大嫌いだった蒼が、龍季には本当の自分を見せても良いと思えちゃうのが・・・萌。

ヒート期にあわや・・・という出来事もあるのですが、嫌なキャラは登場せず、平和な気持ちで二人の恋の行方を見守る事が出来る一冊です。

BL初心者さん・オメガバ初心者さんでも安心・安全!
気になった方はぜひご一読をー♪

1

まさかこんなに感動するとは!

蒼くん最初最悪だったけど龍季さんの事を意識し始めてからは別人のように優しくなった。優しくて愛情深い蒼くん。こっちが本当の姿なんだね。龍季さんもΩだからという事で苦しみながらも諦めないで夢に向かっていく姿はたくましかったし眩しかった!許嫁で始まった関係たけどαでもΩでもなく、だた一人の人としてお互いを愛し大切に想う気持が伝わってきて胸が熱くなった。そんな2人が結婚する姿を見たかったー!続編お願います!

0

こんなにも態度が変わっちゃうなんて

どちらも親が決めた許嫁同士で、嫌い感情から入っていく恋愛模様が響く物語でした( ´∀`)

まず、オメガバース独自の悲壮感がないのが良いですね。
親に言われて無理やり嫁がされた感じですが、お前は婚約者の家に行くのじゃ〜(ていっ!)って感じの追い出され方なので、Ω蔑視とかそういうのじゃありません。一応親心ゆえの追い出され方です。
でも嫁ぎ先の息子が超Ω嫌いで、出会い頭から塩対応バチクソ決めてきます。
これもΩ蔑視ではなく、Ωに迫られまくって嫌悪感がピークに達してる故でのこと。嫌な態度この上なしですが、のちの態度変化を強調するためにはこれくらい嫌悪感を最初に出してくる方が物語は楽しく動きます^ ^
180度変わる蒼の気持ちの変化や態度変化は必見ですよ!

…とまぁ。この婚約は楽しい感情で始まっていないのが見どころなストーリー。カタチから入る政略結婚的なスタートがどう転がるかが見どころな作品です。
婚約者同士の2人がどう想いを通わせていくのかだけじゃなく、バース性に振り回されている2人がどんな未来を選択するのかという側面からも楽しめる物語になっています。
華道家元をΩというだけで継げない理不尽さ、αってだけでΩに言い寄られる不条理さ。2人ともバース性に振り回されているという意味では境遇が似ています。
初っ端から蒼に冷たくされ、でもくよくよしない龍季のあっけらかんとした性格や態度は芯が強くて好感が持てました。夢があって、特にこの結婚に執着もしてない興味のなさ加減が、良い意味で蒼を惹きつけるんですよね。
まぁ、一番は龍季の花を生ける姿が美しくて見惚れたのがお陰大きいからなんですが、蒼の気持ちの移ろいが結構単純で、そこはやっぱりまだ10代の若者なのかなと(笑)
あんだけ嫌っていたのに、恋心にシフトチェンジしていくの早くない?というくらい、蒼の龍季大好きが顕著で面白すぎでした♪( ´▽`)


2人の将来を2人で選択していく姿に、これからの未来を担う若者らしい頼もしさと力強さを感じた素晴らしいエンディングでした。
Ωだから、αだからということより、この人だから番いたいと思える気持ちの通わせにはジンときました。誰でもいいただの婚約者ポジから、特別な相手へと変わっていく2人の相愛が素晴らしかったです^ ^

2

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