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40

夜をこえて、ふたりで

yoru wo koete, hutaride

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表題作夜をこえて、ふたりで

藤井 隼人
営業課リーマン、甲斐の恋人
甲斐 悠介
IT本部システム課リーマン、藤井の恋人

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

同じ会社に勤める藤井隼人(ふじいはやと)と甲斐悠介(かいゆうすけ)は様々な困難をともに乗り越え、晴れて恋人同士に。
互いの家を行き来しながら幸せな日々を過ごしていたふたりだが、お互い相手のことを想うがゆえに本音を出せず、少しずつすれ違っていく…。

「毎日、どんどん好きになる」

ともに朝を迎えることができたふたりは、さらなる困難を乗り越えることができるのか――?
性格も境遇も異なるふたりが紡ぐ、甘く切ないオフィスラブストーリー「朝が来たら、ふたりは」待望の続編。

作品情報

作品名
夜をこえて、ふたりで
著者
81 
媒体
漫画(コミック)
出版社
MUGENUP
レーベル
エクレアコミック
発売日
電子発売日
ISBN
9784434363160

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40

4.6

(182)

(145)

萌々

(25)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
29
得点
846
評価数
182
平均
4.6 / 5
神率
79.7%

レビュー投稿数29

恋に不慣れな二人の一生懸命さに心を打たれる

前作で恋人同士になった藤井と甲斐。

続編となる本作では、付き合って数ヶ月が経ち互いの家を行き来しながら日々愛を育んでいる二人が、なかなか本音でぶつかり合えない事からすれ違っていく様と、藤井の初恋相手や甲斐が趣味を通じて知り合った男性の存在により、小さな誤解が生じてしまう様子が描かれています。

藤井と甲斐のすれ違いって、元々の二人の性格による所も大きいけれど、二人とも恋愛経験が少ないが故だと思うんですよね。
二人ともお互いが初めての恋人ですし。

相手にどこまで求めていいのか?
相手はどこまで受け止めてくれるのか?
かっこ悪いところを見せても大丈夫なのか?
嫉妬したら言っていいのか?
全部に迷いが出ちゃうんです。
で、迷った末に不正解な行動に出ちゃうんです。

この迷い方や、迷った末の行動が妙にリアルで・・・。

本当の気持ちを口にするのって、怖い。
相手に対して絶対的な信頼が無いと、なかなか出来ないことだと思います。
本音をぶつけ合い、お互いの考え方を理解し合って、違いを認め合いつつ前に進んでいくというのは理想的だけれど、一歩間違えば関係は破綻してしまうので。

藤井と甲斐が懸命に迷い悩みながら、二人なりの答えに辿り着く様子が丁寧に描かれており、前作と同様じんわりと胸に沁みます。

終盤に描かれていた互いの家族にパートナーを紹介するエピソードや、当て馬ポジのキャラたちのその後についてはやや都合の良さも感じましたが、変に拗らせて長々と描くよりは良かったかもなぁとも感じました。

全体としては、迷いながらも一生懸命に前へ進んでいくキャラたちに眩しさを感じる良作で、純愛系が好きな方には特にオススメです。

1

紆余曲折あったふたりがたどり着いた幸せ

続編楽しみでした。本を手に取ると260ページ越えの厚みがある本で、とても内容が濃い作品でした。

藤井と甲斐くんは順調にお付き合いしているのですが、お互いを大事にしたいと思うあまりに、相手に対して「それは嫌だ」って言葉を伝える事ができなくなっているんですよ。大事だから今の関係を壊したくないから、お互いを尊重しているから、、そんな想いから来るすれ違いが割とチリツモの様に重なって行くのが読んでいてちょっと苦しい場面もありました。
藤井にも甲斐くんにも当て馬の様なキャラクターが出てきて。ただ、嫌な奴って感じではなくそれぞれにパートナーとの悩みを抱えている人達で、人それぞれの幸せの形って本当に考えさせられるお話でした。そして、二人がお互いの気持ちをきちんと伝える合う事ができたのは読んでいて、ようやくたどり着いてくれた!と拍手したい気持ちになりました。
最終的にはラスボス感のある甲斐くんの実家にも何とか二人の関係を認めて貰えるところまで着地できて充実した読後感ありました。
81先生は繊細な感情表現がシンプルな絵柄で見事に表現されていて私は好きなので今後も注目していきたい作家さんです。

1

藤井さーん!!!

ちょっと!不安にさせんなよ!って藤井さんの不甲斐なさにイライラした本作ですが、2人の試練としては仕方なかったのかな…。切なさの塩梅がさすが!81先生!という感じでした。これにて完結ということですが、ぜひ、同人誌の方の藤井さんの家へお邪魔する甲斐くんも読んで頂きたい。それでホントの完結を味わえました!ありがとうございました!

0

初めてレビューを書こうと思った

好きなBL作品はたくさんあるけど文章にするのが苦手なのでいつも他の方のレビューを参考にするだけでした。が、この作品だけはどうしても書きたくなりました。私にとってはそれくらい重みのあるシリーズなんです。

前作も大好きだったので続編が出ると聞いて歓喜。と同時に正直ちょっと不安でもありました。「朝が来たら、ふたりは」のあの感動を続編が超えてくれるのだろうか?そんなことを考えた自分を殴りたい。余裕で超えてきました。

続編=同棲編か?と思っていたけどまだまだ付き合いたての初々しい二人(やることはやってる)の話。それがまたこの二人らしくていい。不器用すぎて見ているのがもどかしくてそわそわして。あー恋愛ってこうだよねぇ、、と忘れた何かを思い出すような感覚になります。
そして二人だけの関係で終わらないのがこの作家さんの好きなところ。今回も同僚、家族、初恋の人、新キャラとサブのみんなもそれぞれに生きてて、二人と自然に関わって影響しあっていくのが妙にリアルです。
あと前作から変わらない心を動かされるセリフの数々。この言葉の選び方とタイミングが本当に素晴らしいんですよ。

未読の人にはぜひ読んでほしい。先生の次の作品が待ち遠しいです。

1

朝も夜も泣きながら読んだ

『朝が来たらふたりは』を読んで、なんて繊細に心の機微を描かれる作者さまだろうと、出会えた事に感謝したい作品と作者さまでした。
自分の気持ちに嘘をつかず、自分らしく生きる為にカミングアウトをした甲斐くんと、自分の性癖を隠しながら本気の恋をしない藤井との恋の始まり
どちらかというと甲斐くん側に感情移入して読んでいましたが、決して強いわけじゃないだろうけど、強くあろうとしてる甲斐くんの心の内と切なさに胸を打たれます。
そんな甲斐くんに惹かれていく藤井も、自分の弱さと過去のトラウマを乗り越えて、甲斐くんとのオープンな恋を選んだ男らしさが素敵でした。
紆余曲折を経て晴れて恋人となった続編の『夜をこえてふたりで』
こちらもまた甲斐くんよりに感情移入してしまいました。
冒頭に描かれた父親に抱かれた猫
欲しかった父親の愛情を得られなかった自分や、認めて貰えない哀しみや寂しさがそこに表れていて、それだけで胸が締め付けられた。
藤井と恋人となって幸せなはずなのに、訳もなくおそわれる不安…これもとてもわかりみが深い
お互いに素直な気持ちを打ち明けず言葉足らずのままのすれ違いや誤解が、もどかしくてたまらない
こういう心情描写も81先生、ほんと素晴らしい。
本気の恋をしてこなかった藤井は、罪深いほど優しすぎるのだけど人に対する執着がない分淡白な恋なのかなぁ…と思わせて…『やっぱ無理』と追いかける展開最高です。
大切なものを見失わないで良かった。
自分の気持ちに嘘をつかず、自分らしく堂々と二人で生きて行く為の覚悟を見せ、家族に紹介したり甲斐くんのお父さんと話した藤井はとても男前でした。

甲斐くんのお父さんは許すことはないけれど、子供の幸せを願わない親はない…父親に抱かれる猫のようにはなれないけど、今はそれで十分かもしれない
もう涙が溢れて止まりません。

藤井さん、甲斐くん、末永くお幸せに…

素晴らしい作品に出会えて良かった。
ありがとうございました。

1

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