Renta!限定描き下ろし付
ずつうやく先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
ワンコ 5
溺愛 4
絆され 3
エロ 2
な感じだと思います。
譲司さん×塁さんのカプです。
トリマーの塁さんは、ある日シベリアンハスキーを連れた譲司さんに「貴方を指名で」と熱い視線を向けらて…。
攻めの譲司さんは、犬の姿になれる犬化の体質を持っている家系です。感情が昂ると犬耳や尻尾が出たり、性欲に影響して発情したりします。満月が近付き、犬化のコントロールが難しくなりますが、明確な発情期のシーンはないですが、想いを寄せている塁さんの匂いや姿に興奮して発情する描写はあります。
しかし、感情の昂りを抑える為や発情した時の相手として塁さんにパートナーになってほしいと言い出しますが、譲司さんが興奮してキスや身体を触る絡み描写はありますが、最後まで身体を繋げるのは2人の想いが通じ合ってからの物語り序盤に一度だけです。
ペットサロンを訪れた時の譲司さんはハイスペイケメンって感じですが、塁さんとのやり取りでは、執着心もあるが、塁さんを溺愛したり、塁さんの無防備な姿にドキドキして動揺したり、想いが通じ合った時に泣いちゃったりして、恐らく塁さんより年下なのもあり攻めながら可愛いです。
受けの塁さんは、譲司さんからパートナーになってほしいと言われてもやはり、なる訳ないだろ、と突っ撥ねますが、譲司さんが犬化したハスキー犬の姿だと何だかんだ気を許しちゃったり、興奮した譲司さんに身体を触られたら、思わずやり返して、更に絡みが激しくなる、若干チョロいところもあります。
犬耳や尻尾があったり、完全な犬にもなれる、まさにワンコ攻めな譲司さんと犬の姿なら思わずモフッちゃう絆され受けの塁さん。お互いに翻弄されちゃったり素直になれない姿が可愛いので、是非とも読んでほしいです。
全ての犬好きさんをトリコにする、
年下わんこ男子(リアルわんこにもなる)に萌え萌え…!✨
ずつうやく先生のこちらの新刊、単話配信の時にお迎えした同人誌で知り
一冊になるのを楽しみに待っていました♥•ᴥ•♥
電子(Renta!)と紙本、両方でお迎え。
(他電子書店さんは10/14〜配信開始とのことです)
アニメイト特典リーフレットの内容はレビュー最後、
修正情報と一緒に記載します☺︎
年下一途わんこ×絆され受け、そこに「再会」「同居」要素と
好き要素の詰まった現代ラブコメです。
とにかく健気一途、執着心と独占欲いっぱいのわんこ攻め・譲司(じょうじ)が
可愛すぎる。
あと、幼少期の譲司(犬耳・尻尾のちびっこ!)の可愛らしさにも
「くうう…可愛い…!」と喉の奥から変な声が出ましたw
塁(受け)の匂いのついたパンツを欲しがったり、
自分の上着を塁に羽織らせてちゃっかり”マーキング”で雄よけしたり…
と執着・独占欲を見せたかと思えば、
一緒に入ったお風呂で塁に当たってるtn…のことを指摘され、
「そんなつもりじゃなかった」と顔を真っ赤にして恥ずかしがったり。
グイグイ押せ押せ!かと思えば恥じらいを見せたりして、
計算のない天然なところが萌えツボをグイグイ刺激してくれます♪
犬の姿がハスキー犬というのも、中・大型犬好きとしては気持ちがググッ⤴︎と盛り上がる〜!
(犬化する作品では、ポメガバース系の小型犬が多い印象なので)
譲司の名字が蓮樹(はすき)だったり、受け・塁の着ているパーカーの文字が「INNU」になってたり、
塁が譲司に貸したハンカチについた小さな模様が犬(ハスキー)だったり。
細かな設定・小ネタにもクスッと笑わせてもらいました。
なにげに塁の名字も”狐坂”で、動物要素が入ってる(*´艸`)
偶然見つけた塁を追いかけ、再会し、そばにいたいと咄嗟についた嘘で
後で悩むことになっちゃう、どこか”抜けてる”可愛い大型攻め。
そんな譲司に、塁と一緒に絆され
頭をワシャワシャして甘やかしたくなってしまう〜〜
「攻めの涙」が萌えツボの自分は、二人が初めて体を重ねた時の
譲司の涙にほろりときました。
塁のナカに入っただけで発射してしまう初心者チックなところにさえも、
「可愛がりたい」年上心(?)をくすぐられる〜!
時折譲司が見せるワンコの習性に「分かる分かる」となりながら(犬飼いなので)、
懸命に好きな人を追いかける(そしてちょっとヘタレる笑)譲司の姿に
きゅん、とときめいた楽し可愛いラブコメでした✨
★修正:白フチ線ありの薄トーン(紙本)
Renta!は白抜き
★アニメイト特典リーフレット(漫画部分は3ページ)は、
他の犬相手にも優しく接する塁に嫉妬する譲司のお話。
犬姿でぷいっとむくれる譲司に、塁がすりすりすると...?
という、なごなごする可愛いお話でした(*´◒`*)
うっっっっわ!!(´⊙∀⊙`)
シベリアンハスキーがめちゃかわゆい。
表情が豊かで、愛くるしい仕草にホッコリとなってしまうシベリアンハスキーのビジュアルは天下一品のメロさです。人化するときはキリッとした男前に、犬化するときはモフッとブリチーにと、犬化と人化を繰り返す穣司の変化描写もこの作品の楽しさでした。
ずつうやく先生のキレイな作画がとてもよく映えていて、まずそこでもう満点^ ^
キャラクターの魅力と、ファンタジーなワクワク感、ちょっとエッチなラブコメエッセンスも合わさって、モフモフを楽しみながら恋愛の行方を見届けました。
穣司の塁への募る想いが健気で一生懸命で、いじらしくも可愛い姿はつい応援したくなっちゃいますね!塁の言葉1つ、態度1つでくるくる変わる穣司の感情表現の豊かなところは、ワンコ攻めそのものでした。
穣司は昔に塁と関わりがあったときから想いを抱いている執着攻めでもありますが、下心いっぱいなアプローチをかけていても、犬化したときの可愛さのおかげで「終着攻め」の要素がかなりマイルドに仕上がっているのは穣司の持ち味でしょう( ´∀`)
最初は穣司のパートナーのお願いを拒否していた塁だけど、何だかんだ動物好きの塁にとってみたら最高の彼氏なのでは??いつでもモフらせてくれるし、冬場は添い寝だけで温かそう。
穣司といると変な虫も寄りつかないだろうし、他のワンコたちとの通訳もしてくれるし(あと実家も太い)、書いてて穣司の良さがボロボロ出てきます。何気に最強スペック男子だけど、あまりそういう感じに見えない控えめさも素敵だなと思いました。
2人の幸せ溢れる温かい景色は、満足度の高い読後感です♪
笑いあり切なさあり、エロさあり、モフモフありの、ファンタジーの良さをギュッと濃縮した再会から始まるストーリーの楽しさに虜になった一冊でした。