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ルビーレッドを噛み砕く Reflection

ruby red wo kami kudaku Reflection

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表題作ルビーレッドを噛み砕く Reflection

牧瀬 実
30歳、β、養護教諭
朱音 純多
20歳、Ω、フェロモンが結晶として見える特異体質、機械部品工場バイト

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

オレが好きになったのは
“β”のマキ先生だ――。

フェロモンが色とりどりの“結晶”として見えるΩの朱音。
中学時代の養護教諭・βの牧瀬と偶然の再会を果たし、恋人になった二人。
ある日、牧瀬から“もっと一緒にいたい”と同棲の提案が。
浮かれる朱音だけど問題は山積みで…。
さらには真っ黒な結晶を身にまとうα・牧瀬の兄が現れて――!?

ピュアな想いがきらめく
尊さ満点オメガバース、待望の恋人編!

描き下ろしは親へのご挨拶

作品情報

作品名
ルビーレッドを噛み砕く Reflection
著者
朔ヒロ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイオメガバースコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784799774557
4.7

(184)

(138)

萌々

(39)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
25
得点
867
評価数
184
平均
4.7 / 5
神率
75%

レビュー投稿数25

恋人編の次は夫婦編、子どもができて家族編、と続いて行ってほしいシリーズ

オメガバースものですが、朔ヒロ先生による独自の設定が追加されています。
前作で独自設定が少し突飛に感じましたが、今作でその独自設定がさらに魅力的に用いられていました。

再会から1年、両想いになり、牧瀬実は30歳、朱音純多は20歳、恋人同士になり、呼び方にも変化がありました。
時々、昔の呼び方になってしまったり、言い方を直したり、直してもらったりするやりとりが何回かありますが、どれも情緒たっぷりですごく素敵です。

作中での呼び方はいろいろ変わりますが、最終的に落ち着いた呼び方で以下、レビューします。

両想いになりましたが、βとΩなので番にはなれません。でも純多がヒートのときには純多の首筋にくっきり残る歯形をつけてしまう実。キスマークもつけてしまい、傷と内出血でDVに当たるのでは、と翌朝、冷静になってから慌て反省する様子と、たくさんあとをつけられることで求められたことを実感して喜ぶ純多のやりとりが、とてもかわいいです。

純多のフェロモンが見えてしまう体質は、恋人が自分に向けた気持ちが見えるのはいいけれど、気持ちに変化が出た時にすぐに察知できてしまう、ということでもあることに気づきます。
実の兄、実家の製薬会社の跡取りで優秀、エリートなαが登場、介入したことで、雲行きが怪しくなってきます。

雨降って地固まる、という展開は好きなのですが、どちらかが、または2人ともがつらい思いをする展開は嫌いです。今作は、そのぎりぎりのところで、ハラハラさせられながらも、波乱はありながらも、2人が時間をかけて考えて悩んで出した結末が素敵でした。いい感じに雨降って地固まる、になっていたと思います。

お互いが大好きで、お互いがとても大切だからこそ、の不安、とそれを乗り越えた2人が素敵でした。

描きおろしは実が純多の実家訪問、母親に挨拶する話。
甘くてかわいくてほのぼのしました。

0

No Title

無印も大好きでこの続編は嬉しかった。オメガバースの設定の上に先生特定の捻りも加わってこんな番ってない二人でも幸せの道があるにうるっとした。深刻な問題でもそんなに落ち込まなかった雰囲気で大好きな続編でした。

0

大好き

一巻から大好きな二人の続きのお話。付き合ってからお互いに好きな気持ちをさらけ出せるようになった二人を見れることが凄く幸せでありつつ、この先βとΩで付き合うことの障害や仕事はどうするのかとか、リアルな困難を真摯に乗り越えていき良かったーーーという気持ちになりました!先生のお兄ちゃんも良い人でいつも大人な先生の弟な一面にニッコリ。ストーリーや心情の描き方が大好きなんですが、エッチなシーンもとても良かった✨️先生プレイがめちゃ好きです

0

No Title

続編首を長くして待ってました!前回は牧瀬先生と純多がお付き合いを始めるところまでだったので、その先が読みたかったんです。
β×Ωということで牧瀬先生のβとしての葛藤も描かれておりせつなかったです。
その葛藤のきっかけにもなった牧瀬先生のお兄さん。
黒の結晶ということで、純多にとってはサングラスなしでもいられる存在。なるほどそうきたかーっていうカラー。
このお兄さん、ただの弟想いのブラコン兄で好きなキャラでした!
兄の前での牧瀬先生のキャラも好きです。

0

存在そのものの肯定

待望の続編!
Reflectionでは、マキさんの背景がより深く描かれ、純多の成長を感じ、マキさんと純多だからこそのバース性との向き合い方に心から感動しました。
一冊に様々な要素が詰まっていて、読み応えたっぷり。

前作からのフェロモンが結晶として見える設定(純多だけ)も朔ヒロ先生ならではでしたが、今作でマキさんと純多が編み出した、アルファとオメガの番契約に代わる方法も独自設定で輝いていました。
それが可能だったのは、マキさんがアルファ寄りのベータだからこそ。
バース性にもグラデーションがあるという朔ヒロ先生ならではのオメガバース設定に対する色づけが、とても活かされているお話だと思います。
設定や、それを活かすお話作りだけでなく、心情描写や絵の美しさ、迫力など、読んでいて引き込まれるし、魅せられました。

マキさんのお兄さんである翔さんが登場したときは、純多が初めて見るフェロモンの色ということで「まさか運命の番だとか…!」と不安にもなりましたが、純多と翔さんが似ているからという理由に落ち着いて、ほっとしました。
しかも、似ている理由が「マキさん(弟)を大好きなところ」という、微笑ましいにも程がある!とマキさん推しには嬉しい理由で、ブラコン好きの心も満たされました。
ツンデレマキさんという珍しいマキさんを引き出してくれる翔さんは貴重な存在です!
純多の危機をも救ってくれて、頼れるお兄さんで本当によかった。

純多が好きになったのは「ベータのマキ先生だ!」という告白には痺れました!
ベータのマキ先生だから保健室の先生になれて、そのおかげで出会えて、純多は救われて、恋をして、恋人となった現在があるのだから。
アルファのマキ先生とでは迎えられない現在と未来だった。
この日をきっかけにマキさんの噛み癖が治まったのは、根本的な不安を解消されたからなのでしょう。
マキさんの過去回想からも推測できる不安や無力感、もしかしたら罪悪感までも抱いていたのかも。
番関係を結べない組み合わせで生じる、避けられない問題。
それをそのまま乗り越えてしまった純多がすごい!
もちろん、苦悩や困難もあったけれど、揺るぎない純多の心の強さに惚れ惚れします。
そりゃ、あのマキさんを口説き落とすパワーを持つ純多ですから、と今更のように思い出しました。

余裕を持った大人でいようと努めるマキさんは確かにかっこいいし頼りになるけれど、思わず感情を露にしてしまうマキさんが特に好きです!
普段が頼りになるからこそのギャップが愛おしい!
実は、叶芽を殴ったマキさんに「よくやった」と思ってしまいました。常に線引きを意識し、感情を抑えている人なので、怒ることすらしないんじゃないかと。
でも、信じることと心配することは別なので。特にバース性が絡む場合は、用心を重ねるに越したことはない。
叶芽がマキさんのことをDV男と同じだと、しきりに評していて、その度に叶芽の好感度が下がっていきました。
納得できないこともないけど、浮かぶのは「So what?」
叶芽はそれを指摘して、何がしたかったのかな?と。
純多にマキさんとの関係を再考させて、大事なことに気付かせたかったのかな?
でもあまり役に立った実感がなく、二人きりお泊まりでかなり下がっていた好感度が上がる要素はありませんでした。
こんなに嫌な人だったかな?と戸惑いつつ、それ以外の感動が大きいので気にしないことにしました。

マキさんの根本的な不安を解消し、存在そのものを全て肯定し、受け入れ支える純多は輝いています。
純多がそうなれたのも、マキさんがいてくれたから。必要なときに支え、救ってくれたから。
お互いがお互いにとって唯一無二の存在。
これからも、お互いに対する揺るぎない感情を大切にして、幸せでラブラブな日々を過ごしてほしいです。

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