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表題作溺れそうなリグレット

公家武士 教育係・クリエイター
斉木陸矢 高校生資産家

同時収録作品溺れそうなリグレット

武村亘晟 ZEMのデザイナー(29歳)
増宮巧真 大学生(20歳)

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

資産家高校生・陸矢は、ずっと一緒にいてくれた武士のことが大好き。ことあるごとに好きと告げるがまったく相手にされなくて――!?
出版社より

作品情報

作品名
溺れそうなリグレット
著者
きたざわ尋子 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
不確かなシルエット
発売日
ISBN
9784344813397
3

(5)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
14
評価数
5
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

うざ攻め×かわいい受け

評価なんですが中立に近い萌です☆
ちょっと濃いめのものばかり読んでいたので箸休めに軽くて甘めのが読みたいなと思ってこちら読んでみましたぁ


普段きたざわさんは読まないんですがあらすじで好きなS攻め×けなげ受け?!なんじゃって思って飛びついたものの
好きな攻めじゃなかった(-_-)攻めは受けからのアプローチをずっとかわしてるんですねぇ
それは、受けの気持ちが自分とは違って欲望をともなってないと感じてる。

我慢して突き放す!!襲っちゃう、我慢して離れる、突き放す!

まぁ~攻めがへたれで執着でなんかいろいろ不安定に感じました、萌られなかったよ泣
受けはかわいい男の子でよかったっす♪

エロはネクタイしばりにリボンの首輪で濃い甘だったのでそこに萌


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スピンオフなんだけど・・・

『不確かなシルエット』のスピンオフです。

向こうでちらっと(そのわりに存在感はあったけど)顔を出していた陸矢(受)がメイン。

う~ん、あくまでも前作のスピンオフとしてなら『こんなの書くなら前作でもっと書いて欲しいことあったんだけど!』ですね。それだけ。

こちら単独で見ても、キャラクターはちょっと極端だけどストーリーはかなり単調だと感じました。

武士(攻)が陸矢を突き放して冷たくするあたりは、裏にある本当の気持ちは(陸矢はともかく読み手は)わかっているとはいえ、やりすぎと感じてしまってちょっと気分悪かったです。

しかも、そのわりに(ラブストーリーなんだから『完璧に』はあり得ないんだけど)中途半端。だったら最初からグダグダやってんなよ!と身も蓋もないことを考えてしまいました。

まあ、その分陸矢の切なさ・健気さは出てるんですが。

あとは、武士の台詞で『(所謂)タメ語と丁寧語』が混じるんですが、その切り替わりがあまりにも頻繁過ぎてイライラしました。ひとつの鉤括弧の中でもザラに混在してるのが・・・

演出として、たまに出るならよくわかるんですよ。
『丁寧語を使おうとしていても、つい地が出る』にしろ『突き放すためにわざと(途中で変えて)丁寧語を使う』にしろ。
でもそれは『ここぞ』という場面で使うからこそ効果的なんだと思うけどね~。ずっとそれだから読みにくいだけだった。

武士の執着度合は予想以上でしたが、それ以外は『いつものきたざわさん作品』の範疇だとは思います。私の苦手なタイプの。

前作が『設定はすごくよかった(もう少し深く書いて欲しかった)』と感じたので、そのスピンオフということで『残念さ』がより増幅された部分はありました。

そこを切り離して『年の差・年上腹黒執着(変態)攻』作品としては、私の好みは別として悪くはないんじゃないかと。きたざわさんですからまあ安心して読めるかと思います。

ただ、個人的には『病んでる執着攻』がものすごく苦手なので、特に武士のキャラクターが問題外、作品としてもまったく好みじゃないとしか言えません。

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