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兄弟顔合わせと兄弟ケンカ
鮫島蘭丸と円城寺圭のラブストーリー。
圭には、母親の違う弟がいる。実家が極道をしているという、複雑な環境で生きていた。
蘭丸のバイトで、事件がおきるが、弟に助けられるが・・・
名作シリーズ第一弾
いつかは読みたいと思っていた作品のひとつです。
こだか先生の作品はどれもすばらしいと思うｗ年代モノなので絵柄はちょっと苦手なかたもあるかなとも思いますが。
主人公は、蘭丸（♂）と圭（♂）。
学生時代からの付き合いであり、今はお互いを求める仲にある。
幼い頃から剣道に励んでいた蘭丸が唯一一本をとられた男。
わりと最初からカップリングされている感のつよい１巻ですね。
圭が、実はヤクザの妾の子で～とか。
本妻の子供である弟の佳がやってきて蘭丸を性的な意味で狙っていたり。
媚薬を盛られて興奮状態の蘭丸とねんごろしてしまったり。
ちょっと兄弟紛争もありつつでした。
蘭丸に抱かれながら圭の名前を呼ぶ姿はかわいくなくもないんですが、背景がイマイチ薄いので感情移入できず。
ただ、これからなのかな～という印象もありなので、今後を読むのがたのしみになりました。
弟の佳くんですが、これ本家で佳くんにずっとついていた男。
この人との関係のほうがちょっと腐的にはときめいておりまして、きっとここで掛け合わされるんじゃないだろうかという期待値もおそろしく高い。
まぁ、小学生より前から面倒をみてきた男の子と・・と考えると、ちょっと犯罪くさくもありますがｗｗ
１１巻シリーズのスタート
なんかいろいろ古いなぁと思ったら、９２年出版！そりゃそうですね、ごめんなさい。
ちょっとＢＡＮＡＮＡＦＩＳＨのニオイがしたり、尾崎南の気配がしたり、ＢＬという言葉もまだないころの作品じゃないのかなぁ。（そろそろ生まれてた頃？）
書きたいものはあってもまだまだ手さぐり感がいっぱいで、消化しきれていないんですが、ここからどんなふうに進化していったのかが気になりました。
お話はというとヤクザの妾腹（攻）と剣道やってた美人（受）のメインカプ。高校からの付き合いのようで今は大学生で同棲中らしいです。
そこに絡む攻めの腹違いの弟。こっちは世話係とくっつきそうですが、年の差いくつなんだろう(笑)
なんせ古い作品だし、初単行本ということで突っ込みたいところはたくさんあるのですが、今後に期待です。
絵柄がキレイ
古い作品だとはわかってたんですが、90年代前半の作品…。
この頃って他にどんなＢＬが出てたのかしら？と思いつつもまず思ったのが、絵柄がキレイ！って事です。
蘭丸は綺麗だし色っぽく、線もすっきりしていて読みやすかった。
特にベッドシーンは描写が細かくてホントにホントに色っぽくて、こんな丁寧に綺麗に濡れ場が描ける方って逆に最近でも見ないなぁと感心するほどでした。
設定は幼馴染の同棲カップルで、ヤクザが絡んでちょっとバイオレンスなシーンもあるのですが、お話としては一巻目なのでこの先に期待です。
時間をかけて結ばれるお話でなく、最初から同棲しているので、この2人に試練とか邪魔が入ってくるパターンなのかな？？
個人的には圭の弟の佳が可愛くお気に入りだったので、この先も活躍してほしいです。
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