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レビュータイトルは、物語終盤で胸打たれた晶(受)の言葉から
いただきました。
泣けて、きゅんとして萌えて、切なくて、二人の一途な愛の結実にまた涙して…
と、感情を大きく揺さぶられるお話。
とても、とても良かった。。読み終えた直後の今、余韻に浸っています。
こちら2022年に『アステール』として発行された同人誌に
大幅な加筆修正を加え、新たな物語として生まれたものとのこと。
またもともとはコラボから始まったお話で、
羽純先生が勇太(攻)と晶(受)のビジュアルとキャラを、
そして宮本先生が天馬・岳人・一彩の3人を加えお話を作られた、と。
羽純先生の表紙とイラスト(2枚ほど)、ここぞ!という絶妙のシーンで
見ることができ(甘いシーンなんです...)、見ているだけで胸いっぱいになりました。
主人公は、モデルとして長年活躍している晶(あきら・受)。
ある日突然、事務所から「アイドルグループのリーダー」になるように言われます
共に活動するメンバーは選抜オーディションで合格した3人と、
芸能一家の実力者で最年少(15歳!!)の勇太(攻め)。
2年という区切りを与えられ、デビューを目指した共同生活が始まりー
と始まる、アイドルデビューを目指す研究生としての奮闘と
恋の行方を描いた物語です。
オーディション番組やアイドルデビューを目覚す練習生の
ドキュメンタリーなどを時々見ていることもあり、
物語の中で語られる晶たちの頑張り、苦悩、ぶつかり合いが
とてもリアルに感じられ、心臓バクバク、晶やメンバーと一緒になって
喜んだり落ち込んだり…
商業施設で行われる初めての単独ステージや
アイドルコラボカフェ、ファンとのお泊まり企画などなど、
”アイドルもの”好きとして心踊るエピソードがいっぱい!
大袈裟に言っているわけではなく、本当に盛りだくさんで読んでいる間中
ワクワクが止まりませんでした。
特に、受けの晶のキャラが大好き!☺︎
言動から伝わる「天然人たらし」な人の良さ、包容力の大きさ、
責任感の強さに、応援せずにはいられない主人公です。
5歳年下の最年少メンバー・勇太のツンツンぶり、とっつきにくさにも負けず
素直な気持ちで懐に飛び込んでいけるところ、
”縁の下の力持ち”として個性豊かなメンバーの気持ちを
一つにまとめ上げるところ、素敵で信頼・尊敬できるリーダーっぷりが胸を打ちます。
途中、絶対的エースでセンターの勇太が事故による怪我で
2ヶ月抜けることになった後の天馬・岳人・一彩の頑張り、
心の変化にもグッときました(๑•̀ㅂ•́)و✧
みんなで自信を持って勇太を迎えるために、
メンバーそれぞれの心に火がつき覚醒する様、たまらなくカッコよかった…!
仕事に穴をあけたことを「罪」と感じ自分を責める勇太。
病院へお見舞いに行き、そんな勇太に「みんなで待ってる」ことを伝える
晶の言葉が優しくて力強くて、胸に沁みました。
で!!
きっとデビューできるもの、と思っていた自分には、
この後の展開が読んでいてとても辛く、胸が痛むもので…
知らない間に既定路線となっていた「解散」と、
晶・勇太以外の3人のメンバーが…という展開が苦しい。。
努力だけではどうにもならない、芸能界のシビアな現実に
晶とともに打ちのめされます
そして晶の決めた進路と、演技の道をゆく勇太との別離...
一つの夢が終わった後の晶が勇太と会えずに過ごす3年、
穏やかながらも長かっただろうなあ...( ; ; )
宣言どおりに「自信を持って会えるようになる一人前の男」になるまで
3年間俳優として地固めをし、晶への想いを一途に持ち続けてきた勇太。
カフェの一番左端の席を、勇太のための「予約席」として
守り続けた晶の想い。
二人それぞれ、どちらの思いも一途で健気で泣けてきて、
終盤の再会後のお話の甘さに、文字どおり心が蕩けました…
羽純先生の描かれた甘さ際立つイラストも最高。
萌えが加速するしかない甘い甘い二人の時間に酔いしれたー…
一夜を共にした翌朝、晶が「君はおれの一等星」と言って
そっと勇太の額にキスするシーンが大好きです(*´◒`*)
眠っていたように見えた勇太が、実はその言葉を聞いていて、
嬉しくて噛み締めてるところも。
二人で「あの頃」のようにお揃いのマグカップを買う場面も
読んでいる私が嬉しくて、勝手に頬が緩んで困りました笑
デビューを果たした天馬・岳人・一彩の3人のその後が、気になるなあ。。
スピンオフなんて読めないかな?と、ドキドキ期待してしまいます。
手に汗握って二人のアイドルデビューと恋路を応援した、
ロマンチックな芸能恋物語、とても素敵なお話でした✨
