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表題作Silence to light

カヤ エコール
ルーブルで学芸員を目指す学生
ハル
元売春少年

その他の収録作品

  • rasion detre (表題作と同じカップリング)
  • 沈黙のカルネ (表題作と同じカップリング)
  • プラクティカル・ジョーク
  • 夜霧の授業

あらすじ

パリの街角で、偶然出会ったハルと榧。いつのまにか、お互いに相手の存在が自分の中で大きくなっていることに気付きながらも、それを口に出すことができない2人。この気持ちは、一体―。
(表紙裏側 あらすじより)

作品情報

作品名
Silence to light
著者
藤たまき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ビブロス
レーベル
ビーボーイコミックス
発売日
ISBN
9784882712473
3.6

(3)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
11
評価数
3
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

不思議な空気

不思議な空気感のある作品でした。作家さん本人がJUNE系の話になってしまったと書いてましたが、浅学な私にはJUNE系というものが分からないので何とも言えないです。これがJUNE系の空気感なんでしょうか。耽美チックで、「ボーイズラブ」というより「少年愛」と言いたくなる雰囲気。
舞台はフランス。
留学生のカヤ(日本人)は、元売春少年のハルと出会う。ハルの保護者であるレオンとともに、同じアパートに住むことになります。
最初は取っつきにくかったんですが、空気に馴染むと引き込まれていきました。
どんどん時が遡っていくオムニバス形式のなんですが、二作目と三作目のほうが好きでしたね。
二作目はレオンとハルが出会ったときの話で、三作目はカヤの学友のアンジュとイギーの話です。
二作目で、熱を出したハルを、レオンがそっと撫でるんですが、その指をハルが熱にうかされながら必死で舐めようとするシーンがあるんです。まるでフェラするように。こういうシーンはヤバいです。レオンとハルをくっつけてあげて欲しかったよぅ。
三作目はアンジュとイギーの二人だけの旅が良かった。旅のあいだずっと、胸を焦がされるような気分になった。焦燥感だけがつのる旅。ひたすらセックスしてるのにまったくエロい気分にならないw
いいお話でした。

0

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