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天禅先生デビュー20周年記念作品。
リーマン、スーツ、年上受、胸キュン……天禅先生の魅力が詰まった1冊。
秘かに想いを寄せていた会社の後輩くんの結婚式に出席した水原。
そこで水原の目をひいたのは、その後輩の高校の同級生の志田だった。
実は志田は後輩くんをフった過去があり。
フった者とフラれた者、そんなふたりが引き寄せられて――。
好きだった男の結婚式に出席なんて、わりとよくある設定だよなぁなんて読み始めたのですが。
さすが天禅先生!
大人の男同士が故の、恋の苦悩、嫉妬、セックスがせつなく描かれていて胸キュンでした!
天禅先生が描かれる、年上で頼りがいがあって男前で一見して「攻」キャラが、実は「受」というのが大好きなのですが、水原がまさしくそれで。
普段は颯爽としてクールなのに、叶わぬ恋に涙したり、セックスのときになると志田に甘えておねだりするそのギャップの可愛さに萌えまくりました…!
志田の元カノにヤキモチやくところなんかも、普段クールな人だけに、志田に対する余裕のなさが表れていてキュンとなりました。
読み終わってあらためてタイトルを見て。「オルタナティブ=代替品」
ふたりがそれぞれ、「オルタナティブ」ではない真実の恋人とめぐりあうお話なんだとぐっときました。
あと、とにかくスーツ姿の水原と志田がかっこいい!
リーマン好き、年上受が好きな方はぜひ!
天禅桃子先生の20周年記念作品集4冊発売後の待望の新刊です。
表紙はスーツの似合う2人がソファも排した白を背景に顔を寄せています。
このおしゃれなデザインが好きです。
冒頭、職場の後輩の結婚式でイイオトコを探す水原にちょっと驚きます。
式の終わりに後輩の友人・志田が気になり、水原は二次会にも行くことに。
可愛がっていた後輩の結婚で少々傷ついていたところに、
志田が男もイケそうだと感じた水原は誘いをかけますが一旦引きます。
すると今度は志田が誘い、このあとは2人でと二次会を抜けます。
出会ったばかりなのにホテルのベッドで熱い夜を過ごした2人。
翌朝、水原は志田にまた会いましょうと誘われます。
志田はとてもよく水原の表情を見ていて、言動の裏も読み取ります。
共通の知人である後輩くんと仲がいいが故に、互いに嫉妬してしまうのが面白いです。
この何かと2人に絡んでくる後輩くんがとてもいいキャラです。
主役2人の親兄弟は出てきませんが、まさかの元カレ・元カノが登場して波風が立ちます。
相手の事を想って一歩が踏み出せなかったり、気持ちがあふれて強引な行動になったり、
読んでいるコチラとしてはムズムズ、キュンキュンします。
水原の涙に、志田と同様に水原を抱きしめたくなります。
年下の志田に抱きつく水原がかわいいです。
志田は包容力があって頼りがいがあるいい男ですね。
2人の会話がテンポよく快いのも好きなところです。
まずお祝いと感謝を言わせてください。
天禅先生、20周年おめでとうございます!
記念イベントすべて楽しませていただきました。とくに原画展で、天禅先生の筆の跡が残り、天禅先生の選んだカラーそのままの色を感じられたこと、見とれてページを進めることができなかった扉絵の原画を見れたこと、感激で胸がいっぱいです。
記念イベントに関わったすべての方に感謝します。
「Alternative:代わりとなる」
有村の結婚式で、有村にかつて恋されていた友人の志田と、有村に恋している会社先輩の水原が出会った。
志田は精悍にスーツを着こなし、水原のスーツ姿からは色気が感じられる、タイプは違うけど、二人ともスーツが似合うとびきり良い男なんです!
しかも大人だから、いいなと思ったら、展開が早い!もうその夜にカラダの関係を持っちゃいます。
志田は水原が有村を想っていることに気付いているから、水原を代わりに癒してあげたい気持ちもあったはず。でも水原に煽られて、抑えがきかなくなってしまって…
翌朝、「すっげぇ良かった」と水原につぶやかせちゃうくらい、熱い夜だったんです!
水原はかっこつけたがりというか、意地っ張りで、大人ぶってるんだけど、脆くていじましくて、惹かれずにはいられない。
それから、志田は水原を手に入れたくて、水原は志田のおかげで有村の結婚もさほどショックじゃなくて、もうさっさと付き合っちゃえ!って二人なんだけど、誤解や嫉妬からすれ違ってしまってなかなか始まらない…
大人だからカラダの関係を持つのは簡単だったのに、大人だから遠慮やプライドが邪魔をして、ただ好きって気持ちを伝えることが難しい。
でも想いが昂ぶってしまった二人は、バカになって往来でやらかします♪
いい年した大人が、プライドとか恥とか考えることができなくなって、気持ちのまま動いてしまう!
その気持ちがむき出しになっちゃうところがすごくイイ!
大人だから、大人なのに、大人ならではの恋の話が楽しめました。
ちなみに、大人シーンはめちゃくちゃ大人です!
天禅先生の大人シーンは、言葉攻めとか、意識が飛んじゃう手前の醜態とか、少ない中にとびきりのエロスをぶちこんでくるのが、とっても官能的だなって思ってるんですが、本作はそんな大人のカラダの関係がたっぷり描かれています♪
電子化待ちをするより、修正甘い紙本で読むことを強くおススメします!
イベントの中で、天禅先生の原稿も拝見しました。
アナログ原稿は、印刷に出ない下書きや、アシスタントへのトーン指示などが残っていて、作家さんの作成過程を感じられるのが楽しいのですが、天禅先生の原稿は下書きは綺麗に消され、修正液の跡がわかるのと台詞が手書きなことを除けば、本とほぼ同じで、天禅先生の原稿へのこだわりと愛情が感じられました。アシスタントを使わず、お一人で仕上げているのかな?(※修正液も修正より瞳のきらめきとか効果で使われてることのほうが多かったです)
原画展では天禅先生がカラーイラストを描く動画も公開されていました。天禅先生の創作を垣間見れたのが読者としては本当にうれしかったです。
25周年、30周年もまた一緒にお祝いできることを願っています。
天禅先生のリーマン、カッコよくて大好きです
受けの色気が素敵 攻めは安定のかっこよさです
スーツの男性がほんとにカッコイイ
ストーリーは綺麗にまとまってるようで、ちょっとこじらせてる感はありますが、作画が素晴らしいので引っかかることなく読めます
途中でてくる元カレとか、もうちょっと引っ掻き回してくれるのかなぁと思いきやあっさり終わっちゃうのはちょっともったいないかなぁ
けど、くっつくまでより、くっついてからのイチャイチャがとても気になる2人です
2人の日常とか覗きたいなぁ
年上受けの作品で、出来たら受けは攻めの上司か先輩、受けの好みとしては美人で淫らなのが読みたいなあ~と思っていたら、ドンピシャな作品に出会えました!そして、みなさまのレビューを拝見したらとても長く活躍されている作家さまなのですね。音声化もされているので、そちらも聴いてみたくなりました。
内容に関しては省きますが、水原さんの普段のカッコいい感じと、まさにベッドで乱れるといった様子が、とても萌え萌えでした。志田くんもむやみやたらとガツガツいくんではなくて、ちゃんと考えて行動してて、大人でした。
読み込みが足りなくて申し訳ないのですが、私には有村くんがどの程度バイなのかよく分からなかったのです。志田も好き、水原センパイも好き、で、受け攻めどちらもいけるということ?とりあえず、可愛くていいキャラだと思ってます。