破綻しても傷ついても消せない想い。

フラッター

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フラッター
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
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  • 中立6
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レビュー数
24
得点
382
評価数
105
平均
3.7 / 5
神率
23.8%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
BL漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス CRAFT Series
発売日
価格
¥648(税抜)  ¥700(税込)
ISBN
9784813053323

あらすじ

浅田には気になる人がいる。名前も部署も知らないけれど、同性なのに目で追ってしまうほど綺麗な男だ。ある日、浅田はその人――観月と仕事をすることになる。浅田は、仕事もできて人あたりもいい観月に好感を持つが、観月が同性愛者だと知り動揺する。しかし、何もかも完璧だと思っていた観月の人間らしい部分を知るにつれ、浅田は観月に惹かれていき!?

(出版社より)

表題作フラッター

浅田雅浩,営業一課の社員
観月亮輔,第二制作室課長

その他の収録作品

  • Sleepless siesta

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レビュー投稿数24

鋭いのに鈍い。嬉しいような、苦しいような気持ち。

触れてしまって、ハッとしたように後ずさる、浅田の悪気の無い仕草に、過敏に反応して傷付いている観月がとても切なかったです。浅田はただ、ドギマギしているだけなのに。
それを拒絶だと受け取ってしまう観月。観月は恋や人の思惑に臆病になっている。

浅田の、人の心にどしどし入り込んで行くような、大らかで健康的な愛情を眩しく思い、
自分の様な人間とは相容れないと諦めもして、絶望している観月。それでも浅田に惹かれていく。
観月の過去の恋には、耐えられない程の重くて苦しいものがあって。
これは、リーマン同士の当人たちが、お互いにノンケだとかゲイだとか、を超えていく物語かと
思いきや、哀しい魂の救済の物語でもあったのだな、と気付かされます。
観月が焦がれて、愛する人が手に入らなかったこと。その吉野先生の大事な人が、自分にとって
大切な友人であったこと。なので、憧れにも似た気持ちでその二人を見つめていたのに。
大切な友人、健吾の不幸な死によって、遺された観月と吉野先生の関係は変わってしまう。
ですが、二人がこれを乗り越えて、それぞれに歩き出す決意を持てたことが本当に良かったです。
そこには勿論、年下でワンコだけど、浅田の愛情あってのこと。
ワンコ浅田が、物語が進むにつれてちゃんと成長していい男になっていくのもとてもいい。
気を張っていた観月が甘える事を覚えて行く…というのもとてもいい。
しみじみととても優しい物語でした。

二人のその後を描いた「Sleepless siesta」で、浅田がモノローグにて。
『自分とたいして体格も変わらない男の躰。それなのに、こんなに欲情するなんて。』
と、思わず‼︎ といった感じで盛っていますが、本編の冒頭で、観月がゲイだという事を会社の同僚たちから聞いて、ビビり倒していた頃からしたら、自分でもビックリだと思っていることでしょう。
愛情は、恋は、簡単にそんなもの超えてしまう。っていう。あまあま後日談です。

0

リーマンの年下ワンコ物語

ワンコ大好きなのでとても楽しく読めました。

浅田はノンケだけど、通勤途中に思わず目で追ってしまうほどの存在感のある観月のことを毎朝ついついチェックする日々。
そんな観月と仕事で接点を持つようになったところ、彼はカムアウトしているゲイで付き合っている人もいることを知り……。

一言で言えば「年下ワンコが、傷心の男を癒して包み込む」といったワンコ物語としては王道展開です。
ワンコ資質が充分にある浅田。告白されてつきあっても相手から振られてしまうといった善良&お人好しオーラ全開なんだけど、ちょいと鈍チンな男。
そして長年付き合っていた相手・吉野に振られたばかりの観月、そしてその吉野もお話に加わります。
ただ一方的にワンコが相手を追い求めて絆してしまうだけのストーリーではなく、観月の元彼が登場して元彼のせつないエピソードや観月に対する思いが描かれていたり、ワンコと吉野が会って観月について話したりするところです。ここがこの作品に色を添えている重要な箇所です。
しかし、一方で観月と元彼・吉野は最後の最後までお互いを大切に想いあっている様子が描かれているので、この二人は別れる事しか選択肢がなかったのか…とちょっとモヤモヤ思ってもしまうのです。(別れないとワンコストーリーは成立しないのだけど)

このお話で一番萌えたのは、観月が「甘えてもいいか」と言ったところと、そして仕事ができるパリッとした観月が、付き合うようになって甘えたさんになったり拗ねたりするところでしょう。そして甘々の書き下ろし。ほんと、ごちそうさまって感じです。

私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのが、こちらの作品です。
良質ワンコで心癒されました。教えてくださりどうもありがとうございました。

2

ワンコ攻め&気が強いけど実は結構甘えたな年上受けが好き!

コミックはあまり読まないので天禅桃子さんのお名前も作品もお初です。
ドラマCDを聴いて原作を読みたくなりました。
カバー絵を見たら好みの絵で早速手に取りましたが、どっちがどっち?とドラマCDで聴いていた印象とだいぶ違って攻め×攻めに見えて新鮮でした。

原作まで読んでみたくなった理由の一つに、吉野がやっと心の整理ができて新しい道を進んでいこうと去っていきましたが、その後どうなるのかヒントとか幸せを暗示するような何かがあったらいいなという思いもありました。
それについては何もなかったのが残念でした。
ドイツでいい出会いがあって幸せになってほしいなと強く思ったので。

3

リーマン×リーマン 大人の恋(ネタバレ)

リーマン×リーマンです。
攻めの浅田雅浩は観月亮輔(受け)が気になる。
同性なのに、観月さんはきれいでついつい目がいってしまう。
ある日、二人は一緒に仕事をすることになる。
結婚指輪をつけている観月さんを見て動揺するが、実はゲイだと知る。
そして、恋人がいる。
でも、ある日の仕事帰りに携帯を持って泣いている観月さんを見て・・・

両視点です。
浅田さんは観月さんのことを完璧人間だと思っていたのですが、
付き合っていくうちに(仕事)彼は強いが、弱い部分もあり、
人間らしいのだと気づく。そしてどんどん惹かれていく。
観月さんは悲しい恋をしています。
過去話は切なかったです。

苦手な人もいるようですが、私的には絵はすごく美しいと思います。
特に表紙は気に入っています。
最後は観月さんも浅田さんに甘えるようになってラブラブな雰囲気が出ていました。

0

仕事の時と恋愛とのギャップが可愛い

大人の男の人同士の恋愛で、仕事をしている時かっこいい観月が恋愛になると、表情が崩れて涙脆くてギャップが素敵でした。観月は元彼氏の吉野と別れてからもずっと指輪をつけていました。振られてからも吉野への想いが伝わってくるようで切なかったです。観月が浅田に告白され、浅田に「俺のことを好きじゃなくても構わない」と言われた時の表情がすごく印象的でした。観月自身も吉野に対して同じことを言った過去があり、そして結果的に関係が破綻したことから、「そんなのはダメだ」と返します。それでも折れない浅田の真っ直ぐさが素敵でした。
また、観月の元彼氏の吉野のエピソードは切なくて重く、吉野への救いがなかったので、何か少しでも吉野が救われる伏線が欲しかったです。
また、終始全力で恋愛な感じだったので、番外編では2人のラブラブな姿にほっこりしました。

0

どうにも落ち着きませんでした

描きおろし後日談「Sleepless siesta」11ページを含め、表題作のリーマンカップルの話です。

働く社会人の男同士の恋愛を、丁寧に描かれています。

浅田は観月が好きですし、観月も失恋から立ち直って浅田を好きになり、最終的に二人はくっつくのですが、152ページで観月の元彼氏・吉野が「君の幸せを祈ってる」と電話をした場面で、観月に吉野を諦めずにドイツまで追いかけて行ってほしいと思ってしまいました。142ページの浅田のセリフ「あなた達が互いをどれだけ大事に思っているか」を思い出し、その後押しを浅田がすればいいのにとか、そこまでの展開を無にしてしまう思考が浮かんでしまったくらいです。

描き下ろしの浅田×観月のラブぶりを読むと、この二人で良かったんだとは思うのですが…どうにも落ち着かなかったです。

観月が大切だから振り回したくないという吉野。彼を影で支えてくれると妄想できる友人がちょい役ででも登場していれば、良かったのかもしれません。

0

リーマン同士の恋

同じ会社に勤めてるけど部署は違う、ノンケとゲイの、リーマン同士の大人の恋愛のお話です。

いつも見かける、名前も知らないカッコイイ人と仕事することになった浅田。その相手とは、会社でもゲイだと公言している観月です。笑顔が素敵で、人間らしい弱さとしたたかさを持った観月から目が離せない浅田。
そんな時に、携帯片手に涙を流す観月を見かけるのです。放っておけずに、声を掛ける浅田。その時に観月を好きだと自覚するのです。

浅田の真面目で真っ直ぐな愛情にほだされていく観月。でも、過去の辛い経験から臆病になってて、なかなか素直になれません。でも、観月の頑なな心をとかしたのは、やっぱり浅田の真っ直ぐな気持ちでした。

年下なのに、観月を甘やかして受け止める浅田が、カッコ良くて好感が持てます。

仕事ができる男の、「甘えていいか」の一言にはキュンキュンします。普段はクールビューティな観月の、甘える様子にギャップ萌えです。最後のお話の、浅田のうっかり名前呼びで職場にばれさせようとする観月が、可愛くて微笑ましいです。

1

質が悪い

人たらしたる人物として雰囲気たっぷりに観月が描かれています。
何事もざっくばらんに隠さず、自身のいやらしいところもコンプレックスも笑顔で語れる率直さに浅田同様ついふらふらと懐いてしまいそうです。

けれど毎日の日課のように、つい見つけてしまう浅田の眼差しが暗示しているような、感情の変化は思いのほか一進一退。
温度は上がれど、最初の暗示と観月の失恋につけ込みたくない純粋さ、そしてノーマルの壁に阻まれて進む気配がありません。
観月の懺悔のような告白に、同じことを繰り返す恐れが更に二の足を踏ませてしまいますが、吉野との会話で、観月を形成する暖かな人間関係に、観月が引いた境界線を飛び越える。
たとえまた傷つくとしても気持ちの向かう方向に素直になってみれば訪れる幸せ。

番外編の日常に2人の穏やかで優しく、ともすれば浅田にうっかりカミングアウトさせようとする観月のお茶目さにヤラレタ感。
こんな感じになるのねと嬉しくなりました。

1

爬虫類系?



なんか、爬虫類っぽい顔ですよね!
好きですよ。ヘビ顔(*^^*)

表紙はシリアスっぽくて、本の内容から喪服なのかとも思いました。

私が気になるのは吉野です。
観月がずっと想いを寄せていた家庭教師。
その吉野に観月は振られてしまうんですが、
観月には浅田がいます。

浅田は観月に一目惚れでした。
二人の駆け引きも良い感じです。

でも、一人になった吉野はどうなるんでしょう?
死んだ恋人を想い続けるんでしょうか。
考えれば考える程、悲しくて切ない吉野です。

吉野は観月に救われたとも言ってましたし死ぬ気はなさそうですが…。
吉野が幸せになれるのか気になります(^^;

0

受×攻、逆が見てみたい

毎朝見かける男性。男性なのに目で追ってしまう。
そんな始まりで、さらりと読めるかと思いきや
かなりじっくりどっぷりはまって読み込んでしまいました。

気になっていた男性(観月)と偶然一緒の仕事をすることになった浅田。
見た目とは違い、人間らしいところにどんどん惹かれていき
いつのまにか好きになっていた。だけど、観月はゲイで・・・
多少の驚きはあっても好きな気持ちに変わりはなく。
でも、観月には複雑な過去がありそれが今でも観月の心に強く動かせずに残っている。
その事実を知るまで、また知ってからの二人の心の葛藤がこの話の軸になっています。
そこに行きつくまで子供みたいに、あちこち気持ちが揺れて
ちょっとしたことで、あたふたする2人を見ていて楽しかったり切なかったりしました。
1冊の中で、きゅんとさせられたり、ぷっと吹いてしまったり、ほっとさせられたり
涙流してしまったり・・・と疲れた・・・(>_<)
途中、観月の元家庭教師の先生が登場した時は「まさか復縁?」と真剣に思い焦りました。

最後の最後にやっと二人の想いが重なり、イイ感じになりましたが
ずいぶんと最後まで引っ張った割には、軽めのHシーン。
描き下ろしの、二人のその後の方が
なんかラブラブで恥ずかしくなるような・・・
名前呼びするしないで揉めてるのなんか、もう高校生みたい。
普段は苗字でしか呼ばない浅田がHの時だけは名前連呼することを指摘されると
「Hの時は名前で呼ぶとよさそうだから・・」ひゃー言うねえ浅田くん!
番外編のHシーンの方が短いけど色気があってよかったです。

「普段から名前呼びしたらうっかり会社で呼んでしまいそう」
という浅田に、なるほど納得しました。
ストーリーも訳わからなくなるほど複雑ではなく、だからと言ってふざけ過ぎでもなく
ひどくエロエロではなく程よい感じでした。
でも、最後まで腑に落ちないのはやっぱりどう考えても観月は攻だろう??
だって先生のこと「抱いた」て言ってたし。
う~ん、浅田が下になってるのも見てみたい・・・^_^;

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