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つかの間の恋人 ~旋律の乱れたカノン~

tsukanoma no koibito ~senritsu no midareta canon~

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表題作つかの間の恋人 ~旋律の乱れたカノン~

拓真(たくま)
デリヘルの店長、奏音の義兄
奏音(カノン)
デリヘルのボーイ、拓真の義弟

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • あとがき
  • カバー下(イラスト)

あらすじ

メンズデリバリー「つかの間の恋人」の人気ボーイ・奏音(カノン)。
恋を“演じる”仕事をしながら、店長であり義兄の拓真(たくま)への想いを胸にしまい込んで生きている。

拓真はノンケで、“家族”。
その背中を見つめるだけの日々だったが、変わらないはずの時間に、終わりの気配が満ちていく――。

言えない想いがある。
伝えたら、すべてが終わってしまうから。
それでも、彼を想うことをやめられない。

メロドラマBLの名手・りんこ×三原しらゆきが描く、涙がこぼれるほど切ないドラマティックBL。
『つかの間の恋人』第2章。

※電子限定描き下ろし漫画6P付。【全192ページ】

作品情報

作品名
つかの間の恋人 ~旋律の乱れたカノン~
著者
りんこ+三原しらゆき 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コスミック出版
レーベル
Spicy Whip Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784774733036
4.4

(32)

(18)

萌々

(10)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
14
得点
142
評価数
32
平均
4.4 / 5
神率
56.3%

レビュー投稿数14

健気一途なカノン、大好き…夜明けの義兄弟物語

ほろりと、泣きました…
沁み入るお話。
まさかあのカノンが、こんなに重く辛い過去と想いを背負っていたなんて( ; ; )

前作『つかの間の恋人』のスピンオフのこちら。
前作を読み返し、復習してから拝読しました。

前作未読でも問題なく読めますが
個人的には、前作を読んでから本作に進むことをおすすめしたいな…

えっ、あの強気で勝気そうなカノンが!?とか、
えっ、あの店長とカノンがそういう関係だったの!?
と驚きを持って楽しめますし、
前作でカノンが良平の背中を押した”あの言葉”が今回…
という展開もあり、知っていると物語をより深く楽しめるのではないかと思います☺︎

さて、本作。

前作で良平(受)の3P体験の時に現れ、
色々あってブチギレていた(笑)ものの
しっかりきっちり二人の恋を後押ししてくれていた
デリヘルボーイ・カノンが主人公です。

店長とカノンが、義兄弟の関係であったこと。

ここ!まず一番最初の”びっくり”ポイントだった…!
前作でふわっとカノンが”道ならぬ恋”をしているのかな、
ということが窺えるシーンがありましたが…

義理とはいえ兄弟の間柄。
高望みはしない。この想いは秘めたまま、
少しでも長く、好きな人のそばにいたいー

そんなカノンの気持ちがいじらしくて切なくて。

今は「店長」と呼ぶ拓真(攻)が見せる、
ほんの些細な気遣いや心配りに心から嬉しそうな顔をするんですよ、カノンちゃん。。

拓真が大好きなスタバのいちごを買ってきてくれた際、
ぽっと頬を赤く染める1コマ、キュンが止まらなかったです。

怒ったり笑ったり、大泣きしたり。
前作では割と飄々としていたカノンが見せる
表情豊かな姿がなんとも言えず愛おしかった。
シリーズで一番好きなキャラになりました。

で。

二人がなぜ、風俗の世界に身を置くことになったのか?
というきっかけの事件。

これが想像以上に重くて痛くて、辛くて、、

カノンちゃん視点の物語のため、もちろんカノンの気持ちに同調して読むのですが、これ、義兄・拓真の味わった辛さと衝撃もものすごかったと思う…!
(あゝ語彙力...泣)

カノンの記憶にある限り、一度もカノンの前では弱音を吐くこともなく、雨に怯えるカノンを心配し続けていた拓真。
とっても芯のある、強い人ですよね。好きだー...

不幸な事件の賠償金返済の目処がつくことになり、動き出した二人の時間。
ここはカノンちゃんの想いの粘り勝ち!!
告白シーンの日和った拓真には焦ったさが募りましたが、
負けじとカノンちゃんよく頑張った!!(何度でも言う)

焼肉屋(前作にも出てきた高級”処々苑”ですね❤︎)で話を聞き、励ましてくれた前作カプ2人もいい仕事してくれてました◎
カノン以上に号泣する良平の涙が良い!!

作中で何度か言及されていた、奏音(カノン)という名前の意味するところについて。

カノン=ギリシャ語で「葦」。
葦のようにまっすぐに伸びる、カノンの一途健気な想いを表してる…

そしてカノンとは音楽用語で「輪唱」の意。
本作のサブタイトル「~旋律の乱れたカノン~」のように今まで重なり合うことのなかった二人の声=気持ちが、最後の最後に美しい輪唱になって重なるー

カノンの名前にも、サブタイトルにも深い意味が込められているように感じ、胸が熱くなりました。

切ない義兄弟愛、夜明けの物語がお好きな方に、特に響くと思われる物語。
カバー下のミニキャラの二人がとんでもなく可愛く、癒される〜(*´◒`*)
裏表紙側の折り返し部分が、切り取ると”しおり”として使える仕様になっているのもオシャです✨

紙本の特典も読みたくて、もうすぐ発売の『シャンパンタワーの向こう側』3巻との2冊セット、コミコミさんで予約してしまいました(*´∀`*)


★修正:なし(電子シーモア)
→濡れ場はありますが、修正不要な描かれ方です

3

深い

大好きなりんこ先生+三原しらゆき先生の作品だったので即買いです!

1巻目のカップルのスピンオフなので物語にすぐ没頭できました。
カノンが1巻目は天真爛漫の元気キャラだったので家族の過去の話は本当に驚きました。よくある血縁無しの義兄弟ものかと軽く考えていたので段々深い話が進みつらくなりました。カノンちゃん健気で頑張ってたんだね。

評価は星5つですが、あえて一つ残念だなぁと思ったことは二人の体の関係の描写が少なかったかなぁ。付き合いたてはしょうがないけど、二人のラブラブやっぱりもっと見たかった。

2

カノンがかわいい!!

「つかの間の恋人」の店長と人気ボーイのカノンのスピンオフ。
前作ではちょっと意地悪だけど頼れるボーイのカノンの予想外の健気な初恋物語になっています。怒ったシーンが多かったカノンのかわいい赤面や泣き顔がたくさん見られます。好きな人には強がってもとてもかわいいカノンです。
カノンの小さい頃がめちゃくちゃかわいいんですよね!その姿を見ているだけで癒されます!店長の若い頃も素敵なお兄ちゃん。カノンの苦しみもふたりの過去も切ないけれど、ふたりがどうして風俗で働くようになった理由もわかります。。
義兄弟のふたりの家族としての愛情と恋愛感情の間の揺れ動きに戸惑いに躊躇が丁寧に描かれています。

店長はちょっとヘタレで、カノンがすごくがんばって側にいようとするひたむきさに気づかないフリをしたり離れるのがカノンのためと思ったりするけれど、ふたりはずっと一緒にいるのが正解のはず。だから店長が最後にカノンを逃さずバックハグをしてくれて一安心できました。

前作同様に、贅沢な見開きページがあります。勇気を出して店長に告白するカノンと幼い奏音と拓ちゃんの見開きページがとてもよかったです。ふたりに歴史あり、そしてこれからも続いていくふたりなんだなと感じられました。

義兄弟でデリバリーサービスの店長とボーイだから、ふたりのエッチは最後までありません。前作ではガッツリ何度も描かれていましたが、今作のエッチシーンも朝チュンっぽい感じです。1巻で終わらせるためかな?それでも物語がおもしろいので問題なし!
カノンも奏音もどっちもかわいくて、幸せになってくれてよかったです。

ケイと蒼井先生も出てきます!ハピエン後のふたりの様子や前巻を読んだからこそのセリフなどもあって、スピンオフならではの楽しみもありました。ぜひ前作を読んで今作をお読みください。

2

つかの間の恋人 ~旋律の乱れたカノン~

前作からカノンが気になってたのでお話が読めて嬉しい

めちゃめちゃ切なくて重たい過去がありながらも健気に想ってきたカノンがとても素敵でした

前作の二人も出てきてたのが嬉しかった
この二人の穏やかな空気感が変わってないのも良かった

場面場面でのカノンの表情がとてもよくて、刺さります
言いたいこと好き勝手言ってるように見えてたくさんの言葉を飲み込んできたんだろうと思うと切ない

これからの二人が笑顔あふれる日常を過ごして欲しいな
4人で旅行とかいくのかな?


最初に出てきた、カノンのお客さん
めっちゃ気になりました
あの人は、お店がなくなったらどうなるんだろう
メインの着地が完璧だったので、つい気になってしまいました
彼もとても素敵な人だったな

2

五感を揺さぶる健気な恋に涙しました

カノンの背景、重いですねーー……

義理の兄・拓真との家族としての関係性もそうだけど、両親の不幸な死と、両親の死によって風俗の仕事に就いてる事情、そして店長とキャストという職場での関係が、恋心の成就を阻んでいます。
両親の事故死は、拓真とカノンだけしか共有できない悲しみの過去。2人が家族として辛い日々を乗り越えてきた絆は何よりも強いです。

賠償金の支払いのために風俗の職に就いている2人は、言わば目的を完遂するための同志。でもカノンの中には一緒に賠償金の問題をクリアしていこうとする思いよりも、どんな名目でもいいから拓真と一緒にいたい気持ちでキャストをしています。愛する人に一生愛されることがないとの思いを抱えながら、その拓真の前で客との行為アレコレが筒抜けな状況ってどうなんだろうか……。
拓真の傍にいるためなら他の人に抱かれることなど厭わないカノンの芯の強さがめちゃくちゃ響きます。拓真への想いがあまりにも健気で、いつもの気の強いカノンからは見えない素顔に涙がホロリでした。

他のキャストがいるときはワチャワチャとした楽しい掛け合いも、2人だけになると重苦しい雰囲気になるあの空気感。他の誰よりも近しい距離なのにどこか遠い距離を感じてしまい、すごく切ないぃぃ〜…。゚(゚´Д`゚)゚。
作者のりんこ+三原しらゆき先生の作風といいますか、喜怒哀楽の感情表現が濃ゆいんですよね。切ない感情がはっきりクッキリ分かりやすいぶん、読み感情にすごく刺さります。
拓真が煮え切らない態度になるのも分からなくもないですが、カノンの視点だけだと拓真のその態度がもどかしく映って仕方ない。拓真の視点も欲しかったですね、いつからカノンを好きになったのかとか。
弟への恋慕を抑えてきた兄の心の葛藤にも注目しながら、2人の恋愛を見届けて欲しいなと思います。

恋人同士となり、あまあまな2人のその後もいつかぜひ!

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