電子限定おまけ付き&イラスト収録
小説


大事なことだと思うので、初めに記載しておきます。
(以下ネタバレありますので未読の方、ご注意ください)
これ、電子限定のSSは必読だと思います。本編に入れてほしかったよーーー…!!
電子限定SSと合わせて…だったら、「神」評価にしていたかもしれない。。
SSを読んで、「えーーーっ!」と小声で叫んでしまいました。
や、再会…だったの!? 本編では全く示唆・言及されていませんでしたよね…?
この「実は再会だった」ということが分かるかどうかで、だいぶ萌え具合が変わってきちゃうと思うのだけど…!
と、読んでいて一番驚き興奮した部分が、なんとなんとの電子限定SSでした;
何度も言ってしまうけれど、これは本編で「物語の重要な一部」として読みたかったなあ。。本編で昂りたかったなあ。。
と、個人的「ええええ!!」と納得いかぬ部分について語ってしまいましたが;
こちら、薬の知識と不思議な力を使い
閨で主を癒やす「夜伽姫」である主人公が、
妹の身代わりとなって不老不死の辺境伯のもとへと嫁ぎー
という、政略結婚から始まる年の差ファンタジーです。
レビュータイトルにも書きましたが、
グレイド(攻)と共にいる
コーギーもどき(?)の喋るワンコ・バルが
ちょくちょく出てきては笑わせてくれ、
ひんやりシリアスな物語の雰囲気を
和らげてくれています。
私の中では堂々の、「準主役」!
イラストに出てくるバルにも、巻末の4コマ漫画でのお尻ぷりぷり姿にもたまらなくきゅんと萌えた(U・ᴥ・)❤︎
で、こちらの物語!
読者も欺く鮮やかなどんでん返し…
というのか、終盤で明かされる全貌に
ただただ、息を呑みました。
シセル(受)がグレイドのもとへと嫁いだいきさつに、当初文中で説明されていた以上の背景・思惑が隠されているのです。
こいつが悪役か…と思い込んでいた人物がそうではなかったり、良き理解者だと思っていたあの人が実は!?という展開だったり。
「救国の英雄」でありながら、不老不死となったがゆえに人々から忌避される辺境伯。
そんな彼が、妹の身代わりとして嫁いできた不憫な夜伽姫(男)と交流するうち、ほだされ恋に落ちてー
などという、単純明快なお話ではない!!
謎が解き明かされゆく終盤は特に、ページをめくる手が止まりませんでした。
バルと一緒に、私も「巧妙な嘘」にすっかり騙されてたー…!
妹の命を盾に取られた状態で、致し方なく剣を振り上げるシセルの葛藤。
そしてそんなシセルの大ピンチに、自らの身を盾にするグレイドの愛。
もう、たまらなく心打たれました。
…で、ここで、「でもでもなんで、いつの間に、グレイドはそんなにシセルに入れ込んでたの?」と疑問に思ってしまったわけなのです。
で!!
その執着愛の謎に対する答えが!!
電子限定SSに!!あるのですよーーーーーーーー!!!(何度も言っちゃう、、)
やーーーーーこれ、本当に萌え度に関わる重大事項だと思うので、、
このSSを本編ラストで読んで真実を知り、盛大に萌え転がりたかったっっ!!!
と、荒ぶる気持ちを叫ぶだけのレビューになってしまいましたが;
シセルが幼い頃、その身と心に負った深い傷。
(ここ、獣たちに襲われ…という過去の凄惨な描写が出てきます。
苦手な方、ご注意ください;)
当時の真相をよくよく知るグレイドだからこそ、犬を助けようとしてぬかるみに嵌ったシセルに心底驚いたし、心打たれたし、彼を信じ心を預けるようになったのですね。。
SSを読んで全てのことがストン!と腑に落ち、「ああ…」と感嘆のため息が。
よく練られたキャラクター達の関係性や国の歴史描写、また物語構成にも唸る、深みのあるファンタジーでした。
先生買い。ああ、そうだったこういうテイストの先生だったと思い出しました。今回はちょっと入りきれず重いなあと思うまま終わってしまったので申し訳ありません、中立にしました。あと少し何かシンクロできるものがあれば良かったんだけどなあ・・・先生の既刊がお好きな方でしたら、ご安心いただけるのでは。本編250Pほど+香坂先生のおまけ漫画1P♡+あとがき。最後の漫画、いつも大好き♡
あれやこれやを使って至上の癒しを与えるため夜伽姫という二つ名を持つシセル。妹の代わりに不死公爵と恐れられるグレイドに嫁ぐことになります。グレイドはウォリング国の先王の異母弟、現国王の伯父になりますが、いつまでも容姿が若いため、不死公爵と呼ばれています。嫁いだ先では、なぜか使用人が一人もおらず、いるのは喋る犬1匹で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
バーソロミュー(コーギー、喋る)、ミリガン(現国王)、アビゲイル(受けの妹)等。
++攻め受けについて てかお話について
重いんです・・・お話全般。色が無く、ずっと暗い感じがしてですね、なかなか読み進めるのが大変でした。バーソロミュー(コーギー)がいたからまだマシになったのかも。そしてお話が「あれ違った」「あれ違った」というように少しずつ想像していたところからずれて、なんだか消化不良のまま読み終わってしまったんです。シンクロできなかったからか、どうも好きなテイストじゃないように感じてしまって、大変申し訳ないと思いつつ、評価は辛口になりました。
最後、種明かし全部済んでないよね?あれ?と思ったものの、もう一回読む気にもなれず。続編があるのかしら。うーむ。
