出会ったのは偶然、愛したのは必然。

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表題作好きには恋を

乃坂剛史・大手通販会社勤務
上戸一希・一夜を共にしたウリの少年

あらすじ

自身が勤める会社の社長に呼ばれた乃坂は、突然息子の家庭教師を頼まれる。大学に行かないと反抗しだした息子を説得してくれないかということだった。打算も働いた彼は、その依頼を承諾するが、紹介された息子は、数日前にホテルに誘われ、三万円で抱いた青年・一希だった。動揺しつつも、裕福に育った子供の反抗期だと思っていた乃坂だが、一希の時おり見せる孤独そうな表情は、単に反抗期だけだとは思えなくて……。
出版社より

作品情報

作品名
好きには恋を
著者
火崎勇 
イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
発売日
ISBN
9784773099133
2.8

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萌々

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中立

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趣味じゃない

(1)

レビュー数
1
得点
16
評価数
6
平均
2.8 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

社員×社長の息子

1冊すべて表題作の長編です。乃坂(攻め)の視点でストーリーは進みます。

乃坂は社長に家庭教師を頼まれて向かった相手は、以前カラダを一晩買った少年・一希(受け)でした。大学に行きたがらない一希は単なる反抗期だと最初は考えていたのですが、何やら理由があるようで…という話です。

二人の恋愛としては、一緒に過ごす時間を重ねるごとに惹かれていくというシンプルなものなのですが、日常的な会話や一希の理由は何だろうとちょっとした謎を考えている間に、気が付いたら最後のページという読ませぶりは見事だと思いました。ただ、さらりと読めてしまう分、物足りない気になるかもしれません。

また、序盤において、初対面で未成年の一希を買う乃坂には、ちょっとどうかなぁと思いました。とはいえ、それがないと物語が始まらないのですけれど(笑)

十代の受け、なんだか冷めた社会人の攻め、家庭の問題がお好きな方にお勧めの作品だと思います。

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