表題作I miss you

海老沢京悟(医者)/倉知克治(弁護士)
国吉和紀(兄)/国吉優奈(弟)

その他の収録作品

  • fratemity
  • 5days in N.Y.
  • 4th night
  • あとがき

あらすじ

商業誌「Missing You」「ブラコン処方箋」番外編

作品情報

作品名
I miss you
著者
うえだ真由 
媒体
小説
サークル
peridot〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
Missing You
発売日
3.6

(5)

(0)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ニューヨークで二組のカップルが交錯

「Missing You」の幼馴染カップル克治×優奈。
「ブラコン処方箋」の先輩後輩カップル京悟×和紀。
この二組のカップルがニューヨークで出会うお話です。

ニューヨークで恋人・克治と暮らす優奈。
脚の障害にもめげず、仕事にも前向きに励んでいます。
京悟とは多少の喧嘩もしますが。
それはお互いがお互いを思い過ぎているのが原因の甘い喧嘩で。
基本、ラブラブです。

そんな優奈の元に学会に参加する為、
兄の和紀とその恋人・京悟がやってきます。
相変わらずの和紀のツンデレっぷりがたまりません。

「ブラコン処方箋」では和紀視点で語られていた為、
京悟が得体のしれない男のように描かれていましたが。
今回の同人誌では京悟がなぜ、和紀に惹かれたのかが語られており、
意外と和紀にベタ惚れだった京悟が可愛いです(笑)

2

2作品合同で。

『Missing You』の克治×優奈CPと『ブラコン処方箋』の京悟×和紀CPが交錯する合同形式の同人誌です。

個人的に『Missing You』はそれはもう大好きなんですが『ブラコン処方箋』は苦手なんですね。でも、合同なら結構楽しめます。あくまでも『Missing You』CPに主題を置いて読めますから(私は)。


『5days in N.Y.』は、タイトル通り『ニューヨークでの5日間』です。

克治×優奈CPサイドは克治の29歳の誕生日から始まりますが、これはいわばプロローグで『5日間』には含まれてません。
ちなみに優奈の24歳の誕生日は、雑誌のプレゼントペーパー『Dear+ Paper Collection vol.02』(レビュー済み)にて。


誕生日のためにワインを買った優奈が、克治の好物を並べお手製のプレゼントも用意して待っていても、肝心の克治がなかなか帰ってこないんです。前もって『この日は早く帰って』と頼んで了承も得ていたのに『遅れるから先に食べてて』とメールが。

ようやく帰って来た克治が『遅くなってごめん、他の日に埋め合わせはするから』さらに食卓のワインを見て『1人で買って来たの?無理しないで』
そこで優奈はどうもヘンだな、と考えて気付きました。『もしかして克治くん、今日が何の日か忘れてる?』忘れてたんです・・・

恋人同士になって初めての克治の誕生日は、なんともピントのずれたものになってしまったんですね。

ただ・・・我ながら細け~なとは思うんですが『優奈が早生まれ(3月生まれ)』だから、4つ違いだけど5つ違いになる期間が~』っていうところで『いや、1歳ずれてんだろ。3つ違いだけど4つ違いの期間が~、だよ!(本編では3学年違いなので)』と、どうでもいいところがちょっと気になってしまいました。まあ、私はこういうの(←些細なことが気になるのが)よくあるんですけどね。

そんな2人の暮らすニューヨークに、京悟と和紀が学会のためにやって来ます。ここからが『5日間』ですね。

相変わらずラブラブあまあまな克治×優奈に、こちらも相変わらずツンデレ全開の和紀(私はどうもこちらのCPには気が入りません。ツンデレ受自体があまり好みじゃないし)。


さらに『4th night』は、ちょっと変則的な15ページほどのSS。
2段組みのように上下に分かれていて、それぞれ左右に(上下別々に)2つのストーリーが同時に展開します。
『上』は京悟と優奈『下』は克治と和紀。もちろん『交換』じゃないですよ!


いかにも同人誌ならではという感じの内容でした。よかったです。

2

kirara

むぼちさま。

すごい、次々に読まれてるんですね。

私も『お話』と分かっていても、好きな作品はついつい感キャラクターに感情移入してしまったりしますので、同人誌で幸せな姿を読めるのが嬉しいんです。

コメントありがとうございました。

むぼち

私も楽しく読むことができました。
気に入った本は、物語と分かっていても、登場人物たちの幸せなその後を願わずにはいられません。
本編も、読み終えるのが少し寂しいほどでしたので、この同人誌で二人に再会できてとても満足できました。

また、kiraraさんがおっしゃるように、本の構成も面白くて、工夫されていますね。

いろんな点で楽しめて、読めてよかったと思っています。

ありがとうございます。



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