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表題作甘い融点

橋爪恭司、風俗チェーン社長
遠矢陸、19歳、ウリ志望のアルバイター

その他の収録作品

  • Melty kiss
  • 甘くて危険なアソビ
  • Melting blue
  • あとがき

あらすじ

ウリをしようとして客に殺されかけた陸を救ってくれたのは風俗店社長の恭司。ウリをやるという陸を放っておけず、やり方を教え…!?
出版社より

作品情報

作品名
甘い融点
著者
崎谷はるひ 
イラスト
志水ゆき 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344814394
3.3

(76)

(17)

萌々

(18)

(26)

中立

(6)

趣味じゃない

(9)

レビュー数
15
得点
241
評価数
76
平均
3.3 / 5
神率
22.4%

レビュー投稿数15

こってりエロ

崎谷先生の黒ラキアはほぼほぼ読んでますが、これが1番こってりしてます。

話の流れ的にどうしてもエロを挟まないといけないので、そもそもエロの回数が多いというのもありますし、陸が頭ゆるゆるビッチ系なので、発する言葉が直接的で(ち○ち○とか)こってり感じます。商業の小説でち○ち○と直接的に言ってるのを(多分)見たことがないので、新鮮でした。
こってりだからといって変わったプレイ等はなく、行為の内容的にはスタンダードです。

本編もこってり、本編後の短編もこってりで一気に読むには少々胸焼けがするのと、頭ゆるゆるビッチ系キャラが好きじゃないので、この評価にしました。

こってりなものが読みたい!頭ゆるゆるビッチが好き!という方にはおすすめ。

1

とことんエロあま。

久々に読み返しましたけど、何度読んでもエロッエロだな〜という感想です(^^;;
はるひ先生=エロなイメージですが、その中でも個人的にはるひ先生のエロNo.1作品かな、と。

恵まれない生い立ちで、性的にも酷い思いしかした事が無い陸。
彼氏(というには腹立たしいゲス男)のためにウリをしようとした事がきっかに、攻めの恭司と知り合います。
ちょっとおバカで、でも純粋な陸は恭司によって性的快感を得る事ができるようなり、そして恭司に惹かれていく…というお話。

パッと適当に本を開くと必ず濡れ場、といっても過言じゃないほどエロシーン多目です。
Hのレッスンだから多いのは仕方がなく良いのですが、もうすぐ成人する男子にしては陸が幼く女の子っぽいのが気になりました。
まぁそれも陸の可愛さで、そんな所も恭司は惹かれたのかもですが…。

恭司は俺様だけど陸には甘いので、健気な受けが溺愛されるのがお好きな方、そしてエロエロが読みたい方にはオススメな一冊です。

1

スポットの当て方が面白い

これでもか!と甘くエロなお話でした。ただでさえねっちりエロの崎谷さんが気合入れてエロくしているので、無理もない・・・のか?
読みながらエロシーンのあまりの長さに、えっと今何ページエロだったっけ?とページを数える始末でありました。
あとがきで「調教というより教育」とある通り、ベッドでのアレコレを教えていくお話です。ストーリーはあまりないんですが、設定やキャラがしっかりしているので無問題。
生まれた時から身近に性産業を感じて育った恭司のような海千山千には、陸くらいぼんやりして無知で従順なタイプにはまるんでしょうね。おじさんの若い子好きみたい(苦笑)
閨技教育を中心にした源氏物語の変形、亜種とでも言いましょうか。

BLとエロは密接な関係にありますが、それをセクシャリティや関係性の方向からではなく純粋にセックス方向からスポットを当てているのは珍しく、興味深かったです。

2

ひどい男、でもいい男。

昔なら神をつけていたんですが
今はたくさんの本を読んであの時の気持ちが
少し薄れてしまったので、ワンランクさがってこの評価と
なっています。

きました、やくざ物。個人的にすごく好きです。
そして、イラストも志水さんということで
一粒で二度おいしいとはこのことでしょうか。
崎谷さん作品はこれまでにもたくさん読んでいますが
この作品は数えきれないくらいよんだ覚えがあります。

受けの元彼がひどくてひどくて。
陸に見放されても仕方ないと思います。
途中読んでいてむなくそが悪くなり、こいつが
話している場面だけ話半分に読み進めましたw
攻めが本当にかっこいいんです。
初めはそんなに優しくないんですが、
元彼が陸にしたことについてたまらなくなって・・・
そこからはもう一直線でしたね、色んな意味でw
BLにおいての攻めはこれくらい非情でも全然かまわないです、
むしろ大好物なので、もっと生まれてほしいです。
それくらい、この攻めの魅力に取りつかれています。
後ろ盾のない可哀そうな子にそっと手を差し伸べてやる、
それもすごく助かるんですが、こういう飴と鞭がしっかり
しているタイプの方が受けが成長するので、
転んだら手を貸してやる、位のスタンスの方が
望ましいし、好ましい傾向ですね。

1

厚いけど

分厚いです。
そしてかなりえっちシーン多め。
ただわたし自身の好きなえっちじゃなかったです、残念。

攻めの恭司は風俗産業の社長。
ワイルドな大人のイイオトコ。
風俗業界の人なのに妙に一本気です。

受けの陸は同棲中の彼氏にウリを強要される、いわゆる頭の弱い感じの子。

恭司の経営するラブホで、陸がウリをしようとしてトラブルにあったのがふたりの出会い。
あまりにウリ業界(?)の知識に欠けた陸へ呆れ、ウリレッスンをすることにした恭司。
こう書くとなんかギャグか?と思いますが、陸の男がこれでもか!って感じで嫌な最低最悪な奴でそういうシーンが多くシリアスなところも。

陸があまりに女の子のようで、わたしは好きな感じではありませんでした。
つねに一生懸命で恭司へ淡い恋心をだんだん抱きますが、キュンとしない(汗
うーん、厚いですが中身は薄く感じました。

1

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