表題作はつ恋

真田啓 / 教会の息子
蒔田竜之介 / お寺の息子

あらすじ

中学3年生の春、それまで接点のなかったお寺の息子・蒔田竜之介と、教会の息子・真田啓は、一緒に飼育係を担当することになって―。

作品情報

作品名
はつ恋
著者
高久尚子 
媒体
漫画(コミック)
サークル
スロウ〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

甘酸っぱい「初恋」の話

お寺の息子・蒔田竜之介(中3)と、
教会の息子・真田啓(中3)のロミジュリなお話。
学年にクラスが一つしかないような田舎の中学校に通いながら、
ほとんど話をしたことがなかった二人が、
飼育係になったことにより仲良くなっていきます。

双方のお父様たちが「あの家の子とは仲良くしちゃイカーン!」と、
敵意剥き出しなところに、「そんなバカな!」と、笑ってしまいました。
そんなお父様たちの思惑をよそに、竜之介が無邪気で、
キリスト教のしきたりなどに、興味津々なところが可愛いかった~。
真田も、そんな竜之介に心を許していきます。
ある日、二人が仲良くしていることを知った竜之介パパが、暴走してしまい…。

竜之介が恋愛を自覚しているかどうかは、ちょっと謎なのですが、
真田のほうは、かなり意識しちゃってること確実です。
落ち着きがあって、行動力もあるタイプの真田が、
照れている姿が微笑ましかった~。
ほっぺにちゅーだけで、こんなにときめくなんてなかなか無いですよっ!

ほのぼのというか、心温まるというか、
「はつ恋」というタイトルがぴったりな、清らかで可愛らしいお話でした。

2

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