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表題作チョコレート・キス

油野怜一郎,委員長
加納伸哉,クラスメイト

その他の収録作品

  • Crushストロベリー
  • りんごとハートのコンポート
  • ライムライト
  • ワイルドハニーパイ
  • ベリーベリークランベリーフィールズ゙前後編

あらすじ

名門禾鋒学園へ転校してきた初日、伸哉が最初に出会ったのが「委員長」こと油野怜一郎。おっとりしていて天然な性格の伸哉と、上級生とも対等に渡り合える切れ者の油野は言わずもがなの好一対。「あの油野のお気に入り」という立場にちょっとだけ反抗しつつも、変な人ぞろいの仲間に囲まれて楽しい学園生活を送る伸哉。そんな頃、生徒会執行部が油野を次期役員に擁立しようと伸哉まで巻き込んでの勧誘を始めるが―。(カバーより転記)

作品情報

作品名
チョコレート・キス
著者
依田沙江美 
媒体
漫画(コミック)
出版社
二見書房
レーベル
Charade books comics
シリーズ
チョコレート・キス
発売日
ISBN
9784576971735
4.3

(24)

(12)

萌々

(8)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
104
評価数
24
平均
4.3 / 5
神率
50%

レビュー投稿数9

学園物のお手本

中高一貫の男子校。
季節はずれのかわいい転校生。
あたふたしているところを助けてくれた、落ち着いた眼鏡の彼は、クラスの委員長で、、、
と、怒濤のようなお約束展開。
でも、このお約束な展開を、
かわいく、楽しく、きっちりと、テンポよく
まさに、これぞ学園物の王道、
学園BLのお手本
この第1巻では、伸哉と怜一郎の出会いから、学園物では絶対はずせない「文化祭で女装」や、中等部生の横恋慕などのエピソードを挟みつつ、お初エチ辺りまでが描かれます。

次巻以降は、この巻でもちらちら出てくる生徒会執行部が、お話の舞台の中心になってきます。

「生徒会」
これも学園物のマストアイテムですね。

2

超癒された

主役の二人が大好きで、癒されました。
依田作品は、学園モノでもオトナ同士の恋愛でも、私の好みど真ん中をついてくれる。本当に好き。

知的クール攻とワンコ受です。
エロ度は低く、小さな小さなエピソードを詰め込んだ短編を積み重ねて、ゆっくりゆっくり恋が進行していく。
珠玉と呼ぶに相応しい。

1

懐かしの名作

委員長のシンパ(安藤のことです)って表現がもはや懐かしくてたまらない。

◾︎油野怜一郎(委員長 剣道部)×加納伸哉(転校生)

依田先生の絵って派手じゃないのに可愛いの〜そっと描かれるキスシーンの雰囲気もたまらない。
高校生男子がマフラーリボン結びして似合うなんて…伸哉もちもちしてて目がぱっちりしてて撫で回したい。ピュアで、ハゲを気にして髪型変えるとことかも可愛すぎて食べたい。
中学1年のメガネがない怜一郎もめちゃくちゃ可愛いです。マスコットにもなる。

男子校の箱庭で育まれる恋愛感情最高…でもこの子たち高校を卒業したらしれっと別れて、普通にいい大学行っていい就職して結婚してって人生を送るんじゃないかなって気もするんですよ。パブリックスクールみを感じるというか、期間限定の恋愛というか。
もちろんずっと付き合うって読み方も全然間違いではないと思うし面白いんですけどね!

0

親愛なるカホ学の生徒諸君

大大大好きな「チョコレート・キス」シリーズの第1巻。1巻より2巻、2巻より3巻と段々愛着が湧いてくるカホ学の生徒諸君。2コマくらいしか出ない脇役までしっかり自己主張するから、面白いんですよね~。

「CHOCOLATE KISS」
自他とも認める委員長な男、怜一郎は、可愛い転校生の伸哉に何かと世話を焼いている。伸哉が先輩に襲われ、怜一郎はマジギレする。

怜一郎様(笑)かっこよす。暴漢をボコボコにした後に掛ける眼鏡の素敵なことといったら。

「Crushストロベリー」
伸哉は、柔道部に入部し、関先輩の入れ知恵で髪型を変える。伸哉が心配な怜一郎は人目も憚らず柔道部を出入りする。かつて怜一郎に柔道の授業で投げ飛ばされた益夫が剣道部の先輩に余計な事を吹き込んだせいで、伸哉は呼び出しされてしまう。

二話辺りから複数の登場人物の心情が無造作に繰り出されるようになります。ぼ~っとしていると話の流れが分からなくなるので、集中して読んでいたような。

「りんごとハートのコンポート」
学園祭が近づき、伸哉は女装することになる。剣道部の後輩である金子と親しげな様子を見せる怜一郎に伸哉はもやもや。学園祭の女装コンテストで見事優勝した伸哉だが、怜一郎は悪い虫がつくともやもや。

金子にやきもち焼いて泣いちゃう伸哉に萌えます。ホント泣き虫だよね。女装ネタはあんまり好きじゃないんですけど、まあいっか。

「ライムライト」
剣道が伸び悩んでいた金子は、先輩の怜一郎に惹かれていく。

金子、こいつも同情を誘う脇役だよな。怜一郎が中学生の時の話なので、当時の高等部生徒会メンバーである倉田と天野が少しだけ出てきます。

「ワイルドハニーパイ」
怜一郎を獲得しようと躍起になる生徒会(五葉庵)からお茶会のお誘いを受ける伸哉。伸哉は黙っていた家庭の事情を怜一郎に打ち明ける。金子を交えた三角関係に一応決着がつき、そろそろ怜一郎の理性は限界?

金子は乙女だな。でも、ライバルは嫌いだから、ざまあみろってのが本音。

「ベリーベリークランベリーフィールズ゙(前後編)」
クリスマスに怜一郎とやっちゃった伸哉は、怜一郎の両親の冷え切った夫婦仲を知る。冬休みが明けてラブラブ度が増したふたりだけど、怜一郎がかつて好きだった人の存在を知った伸哉はまたしても泣き出してしまう。五葉庵は本格的に怜一郎を取り込みにかかり、怜一郎もその気になり始める。

怜一郎の家族がひどい。伸哉を抱き締めて眠る姿に胸キュン。1話目の喧嘩の時も眼鏡外していたけど、怜一郎って理性が飛んでる時は眼鏡を外すのかな。


このシリーズは細かい設定が後で説明されるので、3巻読んでやっと真価を発揮すると思います。個人的にも2巻以降に登場するメインCPの方が好きなので、1巻は萌萌止まり。

3

読み応え満点

まるごと一冊禾峰学園高等学校のお話。

3巻で学園の81期生~86期生のお話が入っていて、
この第1巻は、84期生である怜一郎くんと伸哉くん
ほぼこの2人のお話。
そこに先輩や同級生・後輩などが絡んでくる。
何人かの人が出てくるから最初はちょっと
人物が解り難いけど、解ってくるととても面白い!
笑えるしキュンとくるし、
何度も何度も読み返せるほど、読み応えのあるお話でした。

これ1冊だけ読むこともないかと思うので・・・
チョコキス3の最後に入っている「人物相関図」を
先に見ておくと、もしかするととても解りやすいかも?

1

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