コミック

  • 迷える庶民に愛の手を

迷える庶民に愛の手を

mayoeru shomin ni ai no te wo

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作迷える庶民に愛の手を

御園生衣邑
世界的大企業の社長令息
吉良薫琉
特別奨学生

その他の収録作品

  • 迷える庶民に愛の手を~その後の2人編~
  • あとがき

あらすじ

お坊ちゃま学校の特別奨学生枠で入学したカオルは、学校のVIP生徒・御園生の「リザーブ」にされてしまう。「リザーブ」とはVIPの側で色~んなお世話をする雑用係というが…。
出版社より

作品情報

作品名
迷える庶民に愛の手を
著者
みなみ遥 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784048543521
3.4

(17)

(4)

萌々

(1)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
11
得点
58
評価数
17
平均
3.4 / 5
神率
23.5%

レビュー投稿数11

あ~可愛かった!100点満点。

こういうのを求めてました!とにかく可愛い!
安定安心の みなみ節です。疲れた時に染みわたる…
「特別奨学生枠の生徒は寄付金多額の生徒の召使いになる」
という、お金持ち学園のトンデモ設定が人権やらなんやらで受け入れられない方は回れ右です。

<良かった点>
・受けの両耳が髪で隠れてるのは珍しい。可愛い。
・受けの手作り弁当を「ホッとする味」と表現していたり、しかも当て馬も美味しいって言ってたり、やっぱりみなみさんはバランスのとれた食事の大切さをよーくご存じで、それを上手くいろんな作品に生かしてらっしゃるなぁと。
・「召使状態の受けよりも、家族のために頑張ってる受けの方に興味がある」
ココなんですよ!ちゃんと受けの人間性を見てくれてる…
・一番グッと来たのは、攻めがちゃんと受けのことを考えてくれて、借金のことが周りにバレないようにしてくれてたこと。
ちゃんと(セクハラ以外はw)良い友達として自然に振る舞うんですよ。ホント見直しました。
・セクハラは最初からグイグイいくけど、ちゃんと大事な本番行為は最後まで取っておくのもイイ。

ただ平日は毎日一睡もせずにずっと夜間バイトはいくらなんでもありえなさすぎるwww
寮滞在に切り替わったから良かったもののw

それにしても、相変わらずシャツは第二ボタンまで開けるというスタンダード(?)を崩していませんね。
90年代のゴ○ペラーズ並みです(分かる人だけ分かってくれ)

腐男子目線の西岐くんがオモロイw
当て馬の錦小路くんもめちゃくちゃ良い奴!
悪い人一人もいません。
この二人が仲良しなのも可愛い!

実は本作、梶さん目当てでBLCDを聞いたのがきっかけでした。
こんな良作に出会わせてくださったベテラン声優さんにも感謝です。

0

描き下ろしが21Pも

学園もの。金持ち×庶民。
庶民の薫琉は特別奨学生枠で超おぼっちゃま男子校に入学。
しかしその学校にはVIPと呼ばれる特別待遇される生徒が、「リザーブ」という世話係りを持つという妙なしきたりが。
そして薫琉は入学早々、お金持ちで俺様な御園生のリザーブにされてしまいます。
あらすじだけ見て薫琉が御園生にエロイことばっかされてエロエロなんだろうなあと思ってました。みなみさんだしw
でも以外にエロ少なかった!というか描き下ろししかエロありませんでしたw
まあセクハラはありましたが。

なのでいつもよりストーリーはちゃんとしてたかな。
御園生は初めは遊び半分で薫琉のことからかってましたが、薫琉が家のためにいくつもバイトをして頑張っていることを知り、だんだん薫琉を見る目が変わってきます。
御園生はお金持ちですからねーバイトをいくつも・・・という経験はないんでしょうね。
基本セクハラばかりの御園生でしたが、いつも薫琉のこと考えてて結構いい攻めでした。
薫琉は一生懸命で可愛い受け。

途中で邪魔キャラの錦小路が現れたり、薫琉の友達がだんだんキャラおかしくなっていったりwおもしろい部分もあり、恋愛面は甘々で。
ストーリーは王道だしとんだ801学園でしたが、毎回エロじゃないからわかりとすっきり読めたかも。
しかし描き下ろし21ページってすごいですねwやっぱりどうしてもエロ入れたかったんでしょうねw

7

BL学園物で清純路線

みなみ遥さんと言うと、エロカワで即Hというイメージだったんですが、この話は違いました。
少女漫画風なBLって感じで、今回はピュアピュア路線です。

俺様な超VIPな王子さまの御園生衣邑×貧乏で家族が借金持ちの庶民の吉良薫流(15)
奨学生枠で未来の就職の為に、学園に入った吉良。
いきなり、御園生にリザーブに任命されて。
奨学生はリザーブになったら、VIP生徒のお世話をしないといけなくて。

お世話=Hと思っていたんですが、今回は本当にお世話で、期待しすぎました(笑)
服を脱がしたり、食券を持っていって食事のお世話をしたりと、正に雑用係です。
制服から下着までまとめて脱がして、全部を毎日クリーニングするという所にハイソを感じました。
使い捨てしない所が一応、エコなのかもとそんな余計なことを思ったり。
注目ポイントは、俺様なのに御園生ってば、優しいのです!(セクハラはしますが)
家族の借金の為にバイトづけな吉良の為に時間に間に合うように起こしてくれたり、食費削減と時間節約の為に一緒の寮の部屋に住まわしてくれたり、色々と配慮も出来るいい子で株があがりまくりました。
お金を持っている俺様の場合、なんでもお金で解決してしまって終わりな感があるので、御園生個人としての気遣いがよかったです。
ライバルもセカンドセレブの錦小路もイイ奴で、悪い奴がいなかったです。
ちゃんと心の動きを大事にしているので、2人の気持ちが寄り添う様がよくわかります。
書き下ろしがなかったらHなしだったので、あってよかったです。
俺様王子×庶民で清純派路線で心情重視で、明るく楽しく読めました。
個人的にはもう少し歯応えが欲しい所ですが、抜群の絵柄とキャラの可愛さで萌え評価です。

4

ほのぼのあまあま

金持ちの生徒ばかりが集まる超エリート校に庶民(受)が入学。
唯一の奨学生だった受けは学校内で最もvipな生徒(攻)の世話係をするハメになってしまう。
という王道設定で如何にもエッチ三昧になりそうな展開だったのにも関わらず、まさかのゼロ。(書き下ろしではありますが)
期待が膨らんでいたので見事にバッサリいかれました。(笑)

家族のために必死に頑張っている受けを攻めが労ったりと周りのキャラがとても優しくてほのぼの。

内容はピュア感が強くて少し物足りなさが残りますが、絵もキャラも可愛さ満点!
ギャグも加えられた良いテンポで読みやすかったです。

3

みなみさん気分の時に

自分の中でみなみ遥さんというのは妙な位置にある作家さんで、ズバリ好みかと問われれば好みじゃないんだけど、何というかたまに「みなみ遥さん気分」な時があるんですよ。
ぶっちゃけ何も考えずに読める!最初からストーリー性を求めてないので内容が無くてもがっかりする事もないという、褒めてるんだかけなしてるんだか分かりませんが、この何も考えずに読めるという所がみなみさんの良さな気がします。
同じ位置にある作家さんだと例えば南原兼さんとかもそうかな。
好みではない筈なんだけど、たまに読みたくなるという……。

セレブばかりが通うお坊っちゃま学園に、特待生として入学してくる貧乏庶民な薫琉[受]と学園一の大企業の息子、御園生[攻]。
学園の掟?で御園生の世話係をする事になった薫琉。
いつものみなみさん作品なら初っぱなからエロご奉仕な流れに行きそうなんですがこれが予想外に割に普通に世話係してます。
途中で御園生をライバル視する敵役も出てくるんですが、こいつが実は結構いいヤツで憎めません。

いつものみなみさんよりはエロは少なめ。
甘さも少なめかな?しっかりハピエンだけど。
出てくる主要キャラが基本みんないい人で、軽くイジメられはするけど酷いイジメシーンもなく安心して読めました。
その辺りが「みなみ遥さん気分」な時に読むと丁度いいのです。
やっぱり自分内で不思議な位置にある作家さんだなあ。

3

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP