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表題作蛇とワルツ

竜巳杏二,完全会員制クラブ「PetLovers」の蛇,24歳
仁摩遥英,完全会員制クラブ「PetLovers」のオーナー,34歳

同時収録作品蛇とワルツ

竜巳杏二,完全会員制クラブ「PetLovers」の蛇,24歳
倫也,完全会員制クラブ「PetLovers」の猫/仁摩遥英,完全会員制クラブ「PetLovers」のオーナー,34歳

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

俺はあんたを甘やかす、優しいペットだ。まるで恋人のような」
「Pet Lovers」のオーナーである仁摩遥英は、仕事が恋人というワーカホリックだ。そんな仁摩は、問題児のペットを躾け直すため自宅マンションで預かることに!カテゴリー爬虫類の蛇、竜巳杏二だ。命令しても働かず、呼んでも振り向かない扱いづらい彼に、仁摩はうんざりする。だが、不遜なばかりではない杏二を知るうちに、まるで恋人のように惹かれ初めていくのだが、ある裏切りを知り・・・Pet Lovers至上の恋、登場!(本誌あらすじより)

作品情報

作品名
蛇とワルツ
著者
榎田尤利 
イラスト
志水ゆき 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
犬ほど素敵な商売はない
発売日
ISBN
9784813012047
4.1

(117)

(56)

萌々

(28)

(29)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
25
得点
481
評価数
117
平均
4.1 / 5
神率
47.9%

レビュー投稿数25

最終巻らしいおいしい1冊

読み返してきたPetLoversも最終巻。
他の巻はどこから読んでも大丈夫かと思いますが、こちらだけは最後に読まれた方がにやりと出来る部分が多いかなと。
本当にどの組み合わせもカラーが違う良さがあって、もっと続いてほしいほど好きなシリーズでした。

物語の締めとなる今作は謎めいていた完全会員制クラブ「Pet Lovers」のオーナーの1人・仁摩。
他作品でも一瞬登場してはミステリアスな雰囲気たっぷりの彼が主役とのことで、一体どんな人なのかと思っていると…これがなんとも複雑な過去を持ちつつ、食えないところもかわいらしいところもある魅力的な人でですね。
彼が躾のし直しをすることになった、蛇キャストの杏二との一風変わった同居生活を楽しく追いかけました。
最悪な印象から少しずつ変化する2人の関係性も良かったですし、仁摩の本来の姿も杏二の変わりようがまたずるい。

そして、なかなか予想がつかないストーリー展開が本当に面白くって!
果たして杏二は信頼出来る人間なのか?どれが本当の彼なのか?人を騙す蛇なのか?と、仁摩と共に疑問を頭に浮かべながら読めない展開を楽しみました。
欲を言えばその後がもっと読んでみたかったなあと思いつつ…仁摩の過去も昇華しながらまとめ上げ、過去作品のキャラクターもさり気なく登場したりと、最終巻に相応しいおいしい作品になっていたかなと思います。
シリーズを通して読み返してみて、1番好みだったのはやはり1作目の犬編かな。
彼らのその後も見られて嬉しい1冊でした。

1

完結巻

Pet loversですが、これが最終巻です。最後はオーナと蛇。
ペットに蛇をってのは、自分じゃ考えられないけど、猫よりも主人関係なく気ままに過ごすって意味なら良いのかも知れないですね。
でも、本作の蛇は色んな意味で働き者です(笑)

蛇とオーナは最後の最後まで結ばれないんですが、そこに至るまでのストーリが良くできていて、早いとこ蛇君とラブラブになって欲しかった私としてはヤキモキしましたです。途中、田所が怪しいんじゃ?!とか思っちゃったりしたし。

オーナも孤独だったからこそこの会員制クラブを作ったぽいし、孤独をどうやってうめるのか、乗り越えるのかって難しいよなって思いました。
「犬ほど素敵な〜」に出てきた轡田さんも友人として出てきます。彼はユキと出会えて幸せそう。雨の中、家の外に人がいるなんて、さすが元犬のユキだわ…

このシリーズは読んで損のない4冊です。

1

当て馬が残念

四作のうち犬のみ既読です
犬は神だったんですが今回は期待し過ぎました
年下イケメン家事上手エスコート上手でハッキング技術と体術に長け
おまけに世話焼き上手の床上手な攻めが
受けにべた惚れになった理由にいまいち納得できませんでした
あと受けの元カレが地雷です
自分が受けをこっぴどく捨てた癖に寄りを戻そうとやってきて、
新しい男に『最初の男は自分だ』と言い出すような元カレ最悪過ぎるでしょう
もし気持ちが残っていたとしても一瞬で冷める…
こんな男に初心だった頃の受けがあんなことやこんなことをされたのかと思うと辛くて仕方なかったです

0

面白さヘビー級 d(>_・ )ヘビナダケニ…

今作は、PetLoversシリーズ4作品あるうちのラスト。とうとう読み終えましたー。最初1作目を読了後、シリーズものだと知った時には大いに慌てました。何せ金欠病でしたし、心の準備が出来ていなかったもので。けれどもシリーズものであると知った以上、やはり全巻読みたいと思うのが人間心理。

3作目のレビューでもコメントした通り、今作の主人公の一人は3作目の脇役にしてPetLoversのオーナー仁摩です。しかも!仁摩が受け?!って。「えーっ、そうきたかー!」と思わず叫び声。絶対攻めだと思っていました。「あー、なーる。だから3作目の受けとはCPにならなかったのか」と妙に納得しました。それだとフツーすぎますもんね(´ー`)

ですがこの叫び、決してがっかりの叫びではありませんよ。むしろその反対。楽しそう♪ワクワク期待で胸が膨らむ思い。もしかして年下攻めって、私のツボだったのかもしれません。普段あまり意識したことはなかったのですが、そういえば、私の大好きな丸木文華先生の作品では「罪の蜜」がかなり好きでして、これも年下攻めでした。

それはそうと、2作目のレビューで私、一つ一つの作品が独立しているため、どこから読んでも大丈夫!と断言してしまいました。3作目を読み終えるまではホント、そんな感じだったのです。

ところが今回この4作目を読み始めると、3作目のスピンオフであることが分かり、しかも驚いたことにのっけから1作目の主役の登場。轡田です。今作の受けと轡田は親友の間柄だった事が判明。ユキは最初の方では名前だけ出てきます。でも中盤かなり良いタイミングで登場、ユキがとても良い働きをしております。終盤、祝いの会にも出演。二人のラブラブぶりを拝むことが出来、ホントご馳走様な4作目でした。

2作目の主人公たちは直接オーナーと関わらなかったこともあり、本当にホンの少しお印に登場する程度でした。暴力シーン満載なため、苦手な方は2作目を抜かして読んでも何の支障もないでしょう。その為1作目を読まれた方、あるいは3作目を読まれた方は、今作もご覧になると楽しさが倍増すること請け合いです。もちろん、今作のみでも十分楽しめますがね。

さて、今作の攻めは蛇です。最初は「蛇かー、爬虫類は苦手だなー」と引き気味でした。でも、攻めが「さみしいヘビのニョロリ」という絵本を受けのために読んでくれるシーンがあり、その内容に触れたとき、ヘビ良い!と思うようになりました。

その絵本、ホントにあるのかな?と検索してみましたがヒットしませんでした。榎田先生の創作によるものです。とっても心に響く可愛い物語でしたので、榎田先生、BLだけじゃなく、児童書いけるじゃないですか、と思ってしまいました。

途中、受けが攻めを疑うシーンがあり、私は心の中で「えー、止めて、止めて。疑ったりしたらダメだよー」と悲しくなりました。でも攻めは本当に二重スパイだったのですね。疑ったりしたため、受けが攻めから愛想をつかされるシーンは見たくない、と思っていただけに、この展開は自分的にはグッドでした(σゝω・)b

それに攻めが、どんどん受けを好きになっていく様子が見てとれたので、二重スパイと知った後も、私は攻めを責める気にはなれませんでした。ちゃんと二重スパイを止めていますしね。

最後はお決まりのハッピーエンド♪とっても良かった&楽しかった&どの作品も皆好き。それぞれ甲乙つけがたく、それぞれの作品ごとに良いところが沢山あって♪シリーズものアッパレですね♪☆.。.*・゚☆長々と有難うございました☆゚・*.。.☆

6

ペットは孤独を癒すもの

ペットシリーズ、猫以外読みましたが今作が一番好きです!

今回はペット属性が蛇の杏二とオーナーの仁摩さんのお話。
蛇属性ということで、ペット候補である杏二は主人の言うことを聞かなかったり、かなり扱いに困る子でどんな話の展開になるのか最初は予想がつきませんでした。
どっちが受け攻め…?というのも笑

仁摩さんの体調不調がきっかけで、杏二が思いっきり方向転換するところでは、こうきたかーとにやにやしてしまいました。
このまま絆されるのかと思いきや、どんでん返しが待っていたり…

恋や裏切り、色んな要素が詰まっていて面白かったです!

最後に二人が愛し合うシーンで、人間は自我を手に入れた代償として孤独を得た~の辺りの文章が好きです。このペットシリーズのテーマと繋がり、沁み入りました。
みんな幸せになってよかったです。

2

寂しさを知っているからこそ。

のっけからユキの名前が出てきて思わず笑みが。
ユキの幸せエピソードにほっこりとなりました。

前作『シュレディンガー』にて登場した、オーナーである仁摩。
一筋縄ではいかなさそうな、食えない男ですが…彼もまたトラウマを抱え、過去の恋愛で傷つき、臆病になってしまったひとりでした。

最後らへんまで杏二の本性がつかめず、ハラハラしましたが…感じていた仁摩への想いは本物だったようで一安心。
むしろ最初に見たときから仁摩に惹かれていたとあり、杏二の葛藤を想像し思わず悶えてしまいました。笑

『ニセモノ』だと思っていた仁摩との甘いやりとりは本物だったんだなぁとしみじみ思い、胸がほんわか。

全作を通じて、誰もが孤独を抱えていました。
みんな臆病で不器用で、だからこそ、愛おしい。

4組のカップルを堪能してきましたが…どのカップルも甲乙つけがたい!
魅力あふれるキャラを堪能したシリーズです。

最後の一文が、とても印象に残りました。

『寂しさを知らない人に、愛は決して見つけられないのだ。』

3

トラウマ持ちの受けが幸せになるまで

最高でした!
PET LOVERSシリーズは全て好きですが、その中でも1番の
お気に入りです。

過去のトラウマから、恋愛に対してクールな仁摩さんが、
無愛想ながらも優しい杏二に徐々に惹かれていく様子がよかったです。

穏やかで幸せそうなふたりだったのに、だんだんと杏二に対する疑惑が
持ち上がり、苦悩する仁摩さんが切なかったです…
私も入り込みすぎて、号泣してしまいました。
最後にはちゃんと結ばれてよかったです( ^ω^ )

仁摩さんにトラウマを植え付けた元彼が出てきますが、ふたりの仲を引き裂く程の邪魔もしていなかったので、当て馬としては存在感が薄かったかなと…
ただし、杏二の嫉妬心は存分に煽ってくれました!

1

偽蛇?

 犬、獅子、猫と順当に読み進めて最後に蛇。随分間は空いてしまいましたが、順番的には間違わずにたどりつけたようです。

 「蛇」というからにはさぞかしニッチでマニア受けしかしない癖のあるキャラを想像してたんですが、どうしてどうして。このニョロリ君、腐女子の夢(妄想?)をありったけ詰め込んだような、ある意味「理想の攻め」じゃありませんか。

 ビジュアルはクールで印象的、家事は万能。必要に応じてハッカーにもボディガードにもなれる知性と腕っぷし。そのうえ床上手で巨根(!)。でも受けが弱ってるときには優しく添い寝して、おもいっきり甘やかしてもくれる。そりゃあ受けだけじゃなしに、仕事で擦り切れかけたキャリアウーマンとかでもこんなペットなら欲しくなるって。一家に一巻ニョロリ君。まあ、あんまり出来過ぎてて、特に後半やや蛇属性は薄れ気味で、受けの遥英にも「偽蛇」よばわりされてましたけどね。

 遥英が杏二に惹かれるのはよくわかるのだけれど、欲を言えば、杏二が遥英を好きになるポイントがいまひとつあいまいだったような。悲しい過去を持つ受けが攻めの愛で幸せになる、という王道のラブストーリーですが、可哀そうさ加減では「獅子」や「猫」のほうが上だったようにも思います。とはいえシリーズ通じての読後の満足感はさすがの榎田クオリティでした。

1

読み終わりたくないほどよかった

 ああー全シリーズ読み終わってしまった。シリーズを通して、どのカップルモエロくて綺麗だった。

 最終巻の主人公は、「ペットラバーズ」のオーナー仁摩さん。おー、「猫」で雨宮さんのことを気にかけてくれていた人だ。轡田さんとユキも登場。まさに集大成って感じだ。

 杏二がヘビ属性。ヘビ・・・シリーズ史上、一番よくわからない属性だ。変温動物だから、主人に応じて機嫌が変わりますよって感じかな。
 後半、尽くす男に変貌する杏二がすごい良かった。今回、仁摩さんも杏二もガタイがいいから、いったいどっちが受けなんだろう?って戸惑ったところもあったんだけど、やはりテクで勝る杏二が、強引にコトに及ぶことになるんですねえ。年下攻め。好きだ。

 杏二に裏切られたと知ったときの仁摩さんのショックの受けようは、読んでいて痛かったけれど、ちゃんとピンチの時には杏二が助けに来てくれたし、よかったよかった。
 御多分にもれず、暗い過去を持つ仁摩さん。母親に愛されず、恋人に捨てられた過去を持つ仁摩さんだけど、その分杏二におもっきり愛されて、いっぱいエッチなことをしてほしいです。
 みなさん、お幸せに。

2

期待しすぎてしまったけれど

たまたまこの作品が手に入ったので、他のシリーズは読めていません。
特に問題なく読めました。
でも確かに一番最後に読んだほうがいいのかもなと思います。
ペットシリーズのカップルのラブラブっぷりが分からないなどもそうですが、オーナーの仁摩さんがとても魅力的だったので、まだ彼のことをよく知らない期間を堪能したかったです。

攻めっぽい受けの作品ってあまり読んだことがなかったので、想像がつきにくく心配だったのですが、受けも攻めも読んでいくうちにどんどん印象が変わっていきました。
受けは良い方に、攻めは悪いほうに…^^;
受けの仁摩さんは普段は格好良くて男前、でもプライベートでは甘えん坊という所に撃ち抜かれました。
(これってめちゃくちゃモテる要素なんじゃないかと思います。)
Pet Loversを経営している根源的な動機にとても心を動かされました。

一方、攻めの杏二は第一印象がめちゃくちゃ良かったので期待値が高くなってしまったのかもしれません。
俺様攻めって横暴と紙一重だと思うのですが、杏二の場合人を見る目や思いやりもしっかり持っていて中身が伴っていました。
なのでどんな男前なリードで仁摩さんを包みこんでいくのだろうとワクワクしてしまったために、彼本来の姿が現れてからキャラクターがよく分からなくなり弱くなってしまった印象を受けました。
私の中で、24歳の有能なやんちゃな子という所まで落ちてしまいました。あのワイルド性は一体どこに(泣)

孤独がキーワードでしたが、それは誰かに埋めてもらうことではなく、あくまで自分自身と向き合っていく課題なのだと読んでいて思いました。
なので俺様に寄りかかる関係性よりも、お互い支えあって築いていくパートーナー性こそ本当の意味で仁摩の癒しになり自信につながっていくのだと思います。
釈然としないものがありつつも(他の登場人物のことも)、拉致からの救出劇などすごく面白く読めたので満足でした。
とても読みやすかったので榎田さんの他作品も読んでみたいと思います。

2

前半の杏二が最高

ついにオーナーのお話。これまでのキャラが出てきたりして、最終章らしくまとまっていました。

杏二のキャラ(洋二でなく)が演技というせいもあってか本当に蛇っぽくてよかったので、そのままのキャラで行ってほしかったなぁ。蛇に飲み込まれる仁摩がどうなるのか見たかったです。しかも暗くならないハッピーエンド。せっかく風呂敷広げたんだから榎田さんだったら見せてくれるかも??と期待しましたが、残念ながらそれはなし。想像つかないからこそ見たかったんですけどねw

ラブの部分は安定の筆致でニョロリとあまーく萌え萌えでした!洋二と仁摩のベッドシーンではなぜか新田祐克さんの絵(春抱きカップルで)で脳内再生されてました(笑)

PetLoversの発端に触れていたり、シリーズ通してのテーマである孤独についてさらりと書いていたり、まとめであることが感じられました。ペットというモチーフのせいか、不幸な生い立ちの人が伴侶を得て幸せになるこのシリーズ。痛くて重い場面と愛する人と過ごす時間のコントラストが強く、その分大切さがひしひしと伝わってくるよいシリーズだったと思います。


1

シリーズ最終巻らしい最終巻

シリーズ最終巻です。(私は1作目読めてません)

最後はオーナーの仁摩さんのお話。
仁摩さんは出来る仕事男でした。でもセレブなのにカップラーメンの事でケンカするって案外面白い可愛い人でした(笑)
杏二は蛇なんですが私の中の蛇というとあんまりイメージがわかなくてなんとなく読んでました。そんな中杏二が蛇の気持ちが書かれた?絵本を仁摩に読んでくれます。蛇の事というか杏二のことがちょっとだけ分かった気がしました。

サスペンスとかを読んでる方は途中で気づくかもしれませんが、どんでん返しがあったり、何よりシリーズをとおして出てきたキャラがちょっとだけですが出てきたりと最終巻らしい最終巻だったので神評価をしたいと思います☆

1

全員揃って大団円でした

PET LOVERSシリーズの4作目。
真打ち登場です。
1作目からチラチラと影が見えていて3作目で登場したPet Loversオーナーのひとりである仁摩のお話。
仁摩が普通の人でちょっと安心しました。
蛇と言いつつお相手の洋司はヘタレわんこでしたね。お幸せに・・・♪
シリーズを通して孤独とそれを癒す対象としてのPetという設定でしたがそういう視点からみるとPetは1作目だけだったような気がします。
やっとLOVE and EATのSSを理解しました。女子会だったんですね(笑)

1

ペット最終章

大どんでん返しwwww
ただ、実際わたしが爬虫類マニアじゃないせいか・・
蛇に詳しくないせいか、蛇のイメージがあいまいなせいなのか
蛇イコールで連想できる何かがないので
ペットとしての蛇というので楽しめたかどうかがちょっと薄目なのが残念でした。
爬虫類が好き!とのあとがきを読んで、好きな人にはまた違った萌があったのかなと思うとちょっぴり淋しい・・という話w

「犬ほど素敵な商売はない」から始まったこのシリーズ
結局まだ犬しか読めてなかったのにもかかわらず
最終巻を読んでしまうという暴挙。
ライオンも手元にあるので早く読みたい。
そんな気持ちになれる一冊でした。

今回のペットは蛇。一筋縄ではいかず、客先でうまくやれない蛇を指導することになった受。
手を焼きつつも~な二人の関係がすごくよかった。
出会いから、同居、そして変化していく関係、気持ちの動きがすごく好き。
蛇を嫌わないで欲しい
そんな本を読んだシーンではすごくキュンとしてしまった。
そして裏切り、真実、ホントウ。

面白かったです。
ワンコの話もまた読み返したくなってしまった

2

Pet Loversシリーズ最終巻

榎田さんの後書きにもありますが、Pet Loversシリーズは連作ではあるけれど単独でも読める作品になってて好みのあらすじやカップリングから読んで行く読み方も出来ますが、この巻だけは最後に読んだ方が楽しめますな。
しかし榎田さんはもっとこのシリーズイケるだろうって所でもシリーズを終らせてしまうのが潔くもあり、ちと勿体なくもあり。
他にも沢山動物は居るんでもうちょっとこのシリーズ読みたかったなあというのが正直な所。

さてそしてそんな魅力たっぷりのPet Loversシリーズの最終巻に相応しくついにPet Loversオーナー遥英[受]と、ペットとしてはやや問題あり?な蛇なカテゴリペットの杏二[攻]
ワンコ攻やネコ科類攻は想像付くんですが、蛇タイプ攻をどう魅力的に書くんだろうと思ってたんですが流石上手いです、ちゃんと蛇なんですが魅力的。
遥英の過去のトラウマも絡めつつ、物語は二転三転して行って最後まで正体が読めません。恋愛方面もストーリー的にも面白い。
あとエロもいいですよ、エロも。杏二は巨根設定なんですがそこよりピンポイントな指責め描写がよろしかったです、ばふー。
年下蛇攻も甘やかし攻も堪能出来て話も面白い、シリーズ最終巻に相応しい面白さの詰まった一冊でした。

3

ああ、シリーズ終わっちゃったなー…

Pet Loversシリーズの四作目にして最終作です。
ついに終わりかー。まだまだ続けられそうなのにな。
このシリーズの新作、読むたびに、一作目の『犬より素敵な商売はない』の強烈な面白さを思い出してしまう。で、毎回読み返してしまう…w
ちなみにこのシリーズは、どんな順番で読んでも大丈夫ですが、チラチラと過去シリーズの登場人物がゲスト出演してるので、順番通りに読むのが一番楽しめるんじゃないかなと思います。
シリーズ通して読む気がない方、『犬』だけでも読んで欲しい!!!!

最終作、ついにオーナーが主役です。
相手役は食えない蛇男です。
こっちで来たかー!と思いました。
オーナーの相手役、どっちかだと思ってたんだよね。つまり「ものすごく無垢」か「ありえないほど食えないタイプ」か。
オーナーじたいが食えないタイプだろうから、前者の可能性が高いと思ってたんですが、後者でしたね。こういうふうに裏をかかれるのは嬉しい。
んで、お話も面白かったです。
とくに最初の3Pシーンが大好き。
ゾクゾクしまくりました。

ペットラバーズ、特殊性があるといえども、結局は一種の売春業なわけで、そこにお寒い倫理観を持ち出してこないところも好きだったな。また逆に、妙に悪ズレした価値観を持ち出してこないところも好きだった。バランスがいい。
高級売春クラブ(ぽいもの)を素材として使った作品はBLには数多くあるけど、いつもそのあたりの部分で微妙にモニョるもんで、シリーズ通して「さすが榎田尤利さんだなァ」と思わされました。

不満は一つだけ。
当て馬がもうちょい魅力的なら良かった!

3

年下蛇攻め!蛇へのイメージがだいぶ変わりました。

Pet Lovers シリーズ ラストは蛇。

実はPet Loversは、3人のオーナーで仕切られていた!
他のオーナーのペットだった
杏二を躾けなおすことになった
オーナーのひとり、仁摩のお話。

神として崇められたり、悪魔の化身とされたり
イメージが分かれる生き物。
舌は2つに裂けてるわけだから言ってることも
どこまで信用していいのかわからない・・・
哺乳類と違って、喜怒哀楽がわかりづらい蛇。
そんな得たいの知れない蛇と種別された男
杏二は、期待を裏切ることなく蛇でいてくれました。
そして蛇への偏見を解いてくれましたよv
俄然!変温動物の蛇が好きになりましたvvv

Pet Loversそのものを舞台に
今までの登場人物も織り交ぜなかなかにおもしろいドラマ。
たくさんの会員にペットを提供しつづけた
オーナー仁摩のペットは、とびきりの蛇だったわけですv
しなやかに美しく賢く獰猛な毒を持つ
この蛇が、犬、猫、ライオンの特性も全部持ってるんですよねぇ。
オールマイティのペットのような気がしましたよ。
年下蛇攻め!なかなかいいっすね!
蛇へのイメージが大変よくなりましたよ。

6

Pet Lovers最終巻

榎田さんのシリーズものは全体的に短めなので、終わってしまうときはいつもなんか寂しい。
でもだれる前に終わるこの潔さは嫌いじゃないです。
読み返そうと思った時も楽だしね。

なんかここにきてオーナーのイメージがだいぶ変わりました。
仁摩さん、食えないヤツでもっと完璧人間かと思ったらこんなかわいい人だったとは。
裏側はものすごいがんばりやさんだった。
自分の身をいとわずペットたちを守ろうと無茶をする彼にはきゅんとします。

仁摩だけじゃなくて、対する杏二も見た目を裏切るキャラクターで、作品の進行上前半と後半のあまりの別人っぷりに思わず一度前に戻って読み返しました。
思うに今回受攻ともにギャップ萌えの一冊、かなあ。

さみしい人がいやされるっていうのはBL的に(男女モノでもそうかな?)大きなテーマの一つだと思う。
最後の一文にはなるほどーと色々考えさせられます。深い。

今回の評価としては果てしなく神に近い萌。
シリーズ通してだったら迷わず神だと思います。


4

犬>猫>蛇=獅子

かなあ…

人が犬になることを受け入れていく描写の表現力がやっぱり何よりすごかったので、
蛇がそれ以上かと言われると首をかしげてしまいますが、
それでもかなり読みごたえはありました。
二人とも意外とかわいくて、話もくるくる変わって飽きもせず一気に読めました^^

ただ、もともと仁摩が何考えているかわからないタイプの人間に思えたので、
彼の過去のずたぼろっぷりがもっとあるとおはなしに入り込めたんじゃないかなあと思います。たぶん一番人間らしかった時期だと思うので。

でも、pet loversシリーズをまとめて評価するなら「神」ですね!
私は最後の一ページの文章にとても心突き動かされました。

榎田先生の作品はこのシリーズが読むの初めてなのですが、
読みやすいのに頭の中に入り込んでくる描写の方法が秀逸でした。
ちゃんと人間がそこに息づいているのもはっきりと感じ取れました。
すごいことだと思います。
「泣ける」おはなしと「感動する」おはなしはまた別なのですが、
「感動する」おはなしを書いてくださる作家さんなのだなあ、と思いました^^

2

完結して寂しい。。。

Pet Loversシリーズ
犬ほど素敵な商売はない→獅子は獲物に手懐けれれる→
          秘書とシュレディンガーの猫→蛇とワルツ(完結)
となっております。

改めて並べてみても
どれもほんとっ志水ゆきさんのイラスト麗しい♪

このシリーズどれも面白かったですが
一番好みだったCPは 
この完結編の
蛇 杏二×Pet Lovers オーナー仁摩さん \(*T▽T*)/♪

年下攻の杏二が
もう超カッコよくって うんでギャップ萌え♪
こんな Petあたしも欲しい!!甘やかされた~い(*^_^*)

あと何と言っても受の 仁摩さん可愛すぎますよ~ん。
このシリーズ始まったころは
仁摩さんは攻かなぁ~なんて勝手に想像してたんですが
受だったなんて(/ω\)
大人の色気もあるし可愛すぎるし・・・もう受しかあり得ません。

過去の恋愛がずっとトラウマになっていたせいで
惹かれているのに杏二の思いを信じれなかったり
信じかけていて裏切られたり
(裏切られたというのは結局誤解なんですが、詳細は鍵になっているストーリーのネタバレになるので内緒♪)
トラウマになっていた元彼と再会して心乱れたり試練の連続です(笑)

けど、最後は全て解決でき杏二の手を取った仁摩さん☆
杏二といつまでもお幸せにねぇ~ヽ(^◇^*)/

完結だけあって今までの主人公もちょこ×2と登場してました。
ちょこっと懐かしくってみんな幸せそうなのでほんとっ良かった♪

※大洋図書のHPで Pet Loversシリーズ完結記念特集 がありま~す♪
 榎田&志水先生それぞれのお気に入りシーン等のインタビューも
 載っているので復讐&予習のためにチェックですよヽ(^◇^)/ 
 



4

これで終わりなのかぁ

Pet Loversシリーズも、オーナーの登場で終わりです。
残念~ですが、惜しまれつつ……というのがちょうどいいかも。

問題アリということで、別のところから送られてきた杏二を躾直すということで自宅マンションに預かった仁摩ですが、『蛇』というカテゴリにいるわけですから、躾自体可能かどうか、初っぱなから?マーク飛び交ってます。

仁摩がワーカーホリックなわけは、母との辛い思い出にとらわれていたことも一因ですし、昔の恋人に「結婚するから」と結婚前日に手酷く捨てられたことで、輪をかけてそれ以来人を好きにならなければ捨てられることもないと、仕事をしていれば思い出すことも少ないという、非常に後ろ向きなことが理由だったんですね。
無償の愛を注いでくれるはずの母に愛されなかったなんて、ホント淋しいなぁ。
でも、きっと淋しいということにすら気が付いてなかったのかもしれません。心を閉じていたわけだから。

そして、こんな淋しい想いを抱えた仁摩に追い打ちをかけるために、榎田さんが用意した“蛇”である杏二は、嘘つきだったんです。
“アダムとイヴを騙して禁断の実を食べさせ、楽園から追放させた蛇”なわけですね。
仁摩が「騙された」と気が付く直前に、体調を崩し入院騒ぎになり、そこから杏二は家事も出来て恋人を甘やかしてくれるいい男に戻ちゃったことで、騙された感も倍増。またしても、頑なな仁摩に逆戻り。

騙されたと知った仁摩が激怒したり絶望したり、心が壊れそうになったり、杏二って仁摩のことが好きなんじゃないの? 騙すってどういうこと! と、こっちまでびっくりしたしました。
この展開に、ドキドキしちゃいました。

いろんな謎が全てわかり解決したあと、杏二が仁摩の恋人だけでなく、片腕として共に人生を歩むようになったのは、すごく嬉しかったなぁ。
淋しかった仁摩が、やっと人を信じ、愛し愛される相手を見つけるようになったんですから。
心が冷たかった仁摩も、杏二に愛され、甘やかされることで、体温が上がったみたいです。そばに寄り添えば、冷たい身体も温かくなる。うん、なるほど。

これまで登場したカップルも、あちこちに登場し、幸せそうにやっているのが確認出来て、それもまたよかったです。シリーズものの醍醐味ですね。

3

集大成

読了してすぐにでも感想を書きたかったくらい面白かったのですが、都合により3日も放っちゃった・・・。
面白かったのですが、「犬ほど素敵な商売はない」越えしなかったので萌止まりです。

ペットシリーズ最終巻ですって。
終わりなのは残念ですが、どんな蛇なんだろうってワクワクしながら読みました。
最終巻にふさわしく、ペットラバーズオーナーの仁摩が主人公です。
で、お相手が蛇の杏二。
客とトラブルをおこし、再教育のため仁摩預かりとなるのですが・・・

何につけのらりくらりとかわし、箸にも棒にも引っかからないくらい俺様でゴーイングマイウエイだと思ったら、ガラリと正反対の人格に変身して見せるような杏二と、
仕事熱心な大人であるものの、その背景は子供の頃から複雑で、トラウマのかたまりで、傷つきたくないからこそ他人と深くかかわろうとしない仁摩。

そんな二人がどうやって心を通わせていくのかだけでも十分お話ができそうなところに、問題会員・御法川議員や仁摩を振った元カレ・袴田絡みの事件も重なって、予測不可能な展開に・・・

中盤までは俺様とツンデレでどうにかうまくまとまってめでたしめでたし、にしては残りのページ数が多いなぁと思っていたのですが、私的には予期せぬどんでん返しな展開になり、これをどうやって収束させていくんだろうとなんだかサスペンスものを読んでいる気分にもなりました。

仁摩の相談役として、私の大好きな「犬ほど素敵な商売はない」の轡田×ユキカップルがいい感じに絡んでくれたのもうれしかったです。

二人で同じ道を進むため開いたパーティー会場の舞台裏で抱き合いながら、自分を繋ぎとめておくように洋司(杏二)に求める仁摩が思った、
“孤独とは誰しもが抱えている荷物なのかもしれない。  
 その大きさや形が違うだけで、すべての人の心に棲むものなのかもしれない。
 ・・・中略・・・
 生と死が不可分であるように、自我と孤独もまた表裏一体なのだろう。”
という言葉が、このペットラバーシリーズの言いたかったことを簡潔に表しているのかなと思いました。

ちなみに、今回一番エロかったのは、やっぱり倫也との3P場面でしょう。

3

オーナーなんだもん、一番を獲っても良いよね

pet loversシリーズの最新作で完結編
問題を起こして返されてきた蛇を、オーナー仁摩が自ら躾直そうと同居生活を始めたら、実は蛇は、、、
最初だらし無い生活で仁摩をいらつかせていた杏ニだが、仁摩がストレスで風邪をこじらせ入院してから一変、家事万端完璧な男に、、、

まあ、その後あれこれして、最終的にめでたし目出たし

榎田さんお得意の家事完璧男、
今回は家事ばかりかハッキングやボディガードとしても優秀。
おまけに目を引くような日本人ばなれしたサイズの○器

完結編らしく、大サービスの極上ペットを伴侶に得た仁摩

よかったね

1

本当になりたかったモノは

今回は怠惰でやる気のない蛇属性のペットと
裏稼業としてペット斡旋業をしているオーナーのお話。

二人の出会いから巻き込まれた有る事件が解決するまで。

Pet Loversシリーズ最終話。
今までもチラホラ出ていたオーナーが主人公。
彼は本来攻様なのですが、今回は受様になります♪

受様はレストラン事業を展開している実業家ですが、
率先して多忙な日々を送っいるワーカーホリック。

本業のレストラン経営が順調すぎる為
裏稼業で疑似愛玩動物として人間を斡旋する
Pet Loversに関っています。

何事も成功しなければ気が済まない性格の受様は
Pet Loversの他のオーナーが老齢な事もあり
業務のほとんどを受様が采配しています。

Pet Loversには様々なペット達がいますが、
今回受様は顧客とのトラブルの多い蛇を
再教育する事になります。
その蛇が今回の攻様ですね♪

爬虫類のペットになりうるような
魅力的な人間はとても貴重。

攻様も飛び抜けた美貌とまでは言えないながら
惹きつけられる男でした。

受様は所有するマンションの一つで2週間、
攻様を研修させる事にしますが、
攻様は蛇の特性とばかりに命令を聞きません。

彼に課したペットとして課題は悉く、
受様の意図した方向とは逆、
攻様に軍配が上がる方向にしか向きません。

その上、
ペットを虐待しては金で解決する代議士が
またぞろ不穏な動きをみせたり、
ストーカーと化した客に売れっ子の猫が襲われたり、
受様を捨てたかつての恋人が
11年ぶりに接触してきたりで
ついに受様は過労で倒れてしまいます!!

しかしその間に状況は一変。
目覚めた受様を待っていたのは
すっきりと片付いた自宅マンションと
優しい恋人のような
理想的なペットとなった攻様でした。

ペットとは主人の孤独を癒すもの。
無自覚ながら急速に攻様に惹かれていく受様。

しかし復調した彼を待っていたのは
攻様の裏切りを示すようなある事件でした。
しかも攻様は発覚した事が知れると
行方をくらませてしまい?!

攻様の目的とは何?!
二人の未来が再び交わることは有るのか?!

この後、
攻様と受様と代議士と猫とかつての恋人、
一見バラバラに起こている事件が絡まりあって
スッタモンダしつつも
最後はすっきりまとまる展開は見事♪

属性通りのペット達や
浮き沈みが激しいハラハラな展開が
楽しいシリーズだっただけに
今回で最後というのはとても残念!!
榎田先生、続編待っても良いですか?

今回は本作同様、
有る特殊事情を抱える攻様のお話で
火崎勇さんの『ボディ・ダブル』をおススメします。

4

オールスター特盛りハッピーエンディング

いよいよPetLoversオーナー仁摩さんの登場です。
そして最終話だけあって、大サービスで過去の登場人物が出てまいりますのでお楽しみ☆

実はオーナーは仁摩さんの他に三人いて、その人々は高齢で唯一若いのが仁摩さんだそうです。そして「犬~」に出てきた轡田さんはお友達、ユキとともに沢山登場します。
彼の元にトランスファー(転送)されてきたのが、蛇の杏二。
蛇のペットっていえば、そもそも愛情なんて理解できるのかしら?
外見要素も大きいけど、どんな風に榎田さんが描くのか楽しみでもありました。
案の定予想を裏切らず、外見は蛇というよりは男前だとおもうのですが、何もしないダメ~な男でいました。
でも、やる時にはきちんとやる!エチテクもかなりのもの。
今回榎田さんには珍しく3P!?
仁摩さんセレブなのに無精者で、杏とカップラーメンを争うシーンに爆笑。
そんな杏二との生活で疲れも出たのか、昔捨てられた男袴田や、権力をかさに着る問題メンバーの代議士御法川が現れ、仁摩さん入院してしまいます。
それから杏二は蛇というよりワンコのように、かいがいしく仁摩さんの世話を焼くのです。
全然ダメな男じゃなかったんですよ、しかも仁摩さんに絵本を読んであげるのですがその題名が「蛇のニョロリ」??
「愛してくれれば暖かくなれるんだ」って、杏二はもう告白しているようなものですよね。
しかし、前出の過去の男袴田やトラブルメーカー御法川絡みで杏二が姿を消すところから急展開します。
3Pで登場した猫の倫也、おそまつでした。イイコだったのに。。
ピンチに陥った仁摩を救ったのが、杏二と袴田。
何故杏二が?ということは伏せておきまして、PetLoversが秘密のクラブだからこそ、こんな仕掛けもありなのかな?とは思います。
しかし杏二、蛇じゃなくてブラックパンサーな感じなんですが・・・(汗、)
そんなんで、お話は大円団を迎えます。
過去の色々なトラウマも杏二の愛があればもう平気、でももし本当に杏二が蛇ならかなり怖いほどの執着愛が待っているかも?その位愛されてます。

「シュレディンガー」で登場した仁摩さんに受けっぽいけど攻めなのか?とものすごく興味がわいていたので、その辺りがわかってすっきりしました。
このシリーズを通して、雰囲気やカラーに統一感があって、とても甘くてゴージャスだったと思います。
とっても素敵でしたが今回は神に近い萌えということで。

7

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