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表題作そこに座るな

浪川智之
クールに見えて粘着質,リーマン,25歳
葉山悠
恋に臆病なゲイ,リーマン,28歳

同時収録作品ふれるちかさで

岩佐勤
高校生
榎本淳平
高校生

その他の収録作品

  • 牧の言い分。
  • あとがき

あらすじ

いつも同じソファに座って浪川の帰りを待つ同居人・葉山。しかし葉山は実は恋人に突然何も言われず捨てられていたのだった。気まずい浪川なのに葉山は、平気な顔で笑い、ゴミの分別ごときでケンカして…まるで蜜月な同棲生活!? 健気で臆病で諦めがちな葉山に浪川は愛しさと嫉妬が湧き…? 本物の恋で過去を癒すシアワセ同居物語v
出版社より

作品情報

作品名
そこに座るな
著者
麻生海 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784862636799
3.6

(29)

(8)

萌々

(7)

(11)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
103
評価数
29
平均
3.6 / 5
神率
27.6%

レビュー投稿数10

同居もの~^^

表題作シリーズと高校生の幼馴染モノの短編が収録されています。
表題作は部屋をシェアするようになった人たちのお話。
ただ、部屋をシェアするようになった経緯がこれまで読んだことがないようなパターンでした(なかなか奇抜な展開です)。
ほとんど全く面識のない人達が同じ部屋に住むようになるんですが、元々この部屋に住んでいた葉山が恋に関してはすごく臆病で、それがこれまでにしてきた恋愛経験に基づいているんだろうなぁと思うと切なかった。
恋には多くを望まないと言っているのに、自分はとっても健気で、そういうのはとっても可愛いと思うんですが、もしかしたらこういうタイプは好き嫌いが分かれるかもしれません(ちょっと「可哀想」というのが全面に出ていたような気がするので…)。

同時収録は幼馴染の、よくあるお話かなぁという印象。
もう少し何か印象的なものがあればよかったかな。

0

牧、最後までムカつくーっ(><)

葉山が旅行へ行ってる間に同居人(付き合ってた・牧)が出て行ってたーっ!!
だけでもビックリなのに、すでにそこには別の同居人(浪川)がーっ!!

「彼女ができたら、そっちを取る」という約束で付き合い始めたから
まぁ、女の方に行くのはしょうがない(しょうがなくないけど!!)として
勝手に出て行って、勝手に同居人を決めてるという
相談も報告もなくしてる事に、とにかくムカつく!!
そしてもっとムカついたのが、旅行に行ってる間にって
その旅行には本当は2人で行くはずだったって事実。
そして自分は彼女と旅行って…駄目だこの男。
そして後半には結婚しましたメールを送ってきやがる無神経さ。

話の途中や後半のショートストーリーに牧の考え(思い)も描かれてまして
それを読めば、どうして牧はこういう行動を取ったのかが解って
いい奴だったんだなぁと思えるのかと期待してたら
結局は牧の自分勝手にしか思えなくて、余計にムカついただけだった!!

浪川と葉山が幸せになれたのは良いけれど
その幸せよりも
何故か牧へ対しての腹立たしさばかりが読後に残ってなんだか嫌ーっ!!

3

葉山さん良い

別れを覚悟しながら付き合うこと
別れを迎えることがわかっていても
付き合うこと

待つこと我慢すること
受け入れること
女性とも付き合えること

BL切ない要素盛りだくさんの
この作品とても好きだったのですが
牧さんの言い分ってのか
納得いかず

読んだ記憶を奥底にしまっていた作品でした
牧さんの言い分がなければ、

神評価です

二番目でも良いからというのと
同じ部類の好きの感情

先が不透明でも今を一緒にいたい
そういう弱さは人間どうしても
あるものです

ただ、急な雨に仕方なく買った
傘は、ずっと大切に使用することは
少ない気がします
そんな切ない話でした

1

同居人から恋人へ。

「そこに座るな」
ネガティブで自分に自信のない受・葉山は旅行に行ってる間、同棲していた恋人に突然逃げられて新しい同居人・浪川が入れ替わりにやってくる。
ヒドい振られ方をしたにもかかわらず、淡々とした様子で、でも牧を待っている葉山のことが浪川は気になってしかたなくて・・・。というお話。

葉山の後ろ向きウジウジ体質と、牧さんの身勝手っぷりは好みが分かれそう。
私は牧さんみたいなタイプのキャラ嫌いじゃないですw
本編で謎だった牧さんの考えてることが「牧の言い分」でわかったのでスッキリ。
浪川が葉山を好きになる過程が丁寧に描かれていてよかった!
Hシーンは色っぽくて大変おいしかったw
同居中の日常の描写がなんだかほのぼのー。
ただ、葉山の友人・小関まで葉山に思いを寄せてる設定は総ホモ感がパワーアップしてる感じで・・・。小関の存在がやや宙ぶらりん感があったような。

「ふれるちかさで」
おさななじみ高校生もの。
若いっていいな。可愛いお話です。
直前に「どっちが上する?下する?」みたいなやりとりをするのが・・・イイ!萌える!!

1

メガネの攻めくんが好き

レビューしにきて意外と評価がわかれてるんだなァとビックリです。
麻生海さんの作品って、そういうのが多いなァと思います。良いことだと思います。まぁ万人受けする作品が一番いいんだと思いますが、悪い方向にいくと誰の心にも引っ掛からない作品になっちゃうし。趣味の分かれる作品は、いい意味でトガリがあるんだと思います。

受けの「待つ女」的な女々しさと、受けの元カレの身勝手さ、これをどう見るかによりますよね。
まぁ好感を持つ人はいないと思いますが、私はキライじゃないです。受けが直接的に構ってちゃんな態度を取らないところがいい。
受けの元カレは…まあこういう男っているよね~。なんかしっぺ返しがあってもいいんじゃないのと思いましたが、しっぺ返しのなさがリアルでもある。
で、攻めがとにかく好きです。一途でメガネの年下攻め。やたら精力が強いところ、笑っちゃう。嫉妬させたい気持ちもあってとった行動で、受けに嫉妬されて、後ろめたさと申し訳なさを感じつつも喜びが抑えきれてないところとかも可愛かったし。
なにより全編にわたって攻め視点というのが好きです。BLは受け視点で進行する場合が多いんですが、もっと攻め視点な作品が増えてほしい。

『ふれるちかさで』
表題作よりこっちのほうが好きです。
つくづく私は幼馴染みものに弱い。
幼馴染みもののセオリーをなぞるようなお話なんですが、ツボだらけでした。

1

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