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「ぼく、ネコなんです」
ニャンコシリーズのツバキ編、ボタン編と他短編3本。ニャンコシリーズはサクラ編他が「三村と片桐」にも収録されています。
うまく矛盾が生じないようにセリフが作ってあるのが面白いです。分かりやすく言えばアン○ャッシュ笑
こういうのがやりたい、と思ってそれを形にできる作家さん、素晴らしい!
ツバキ編は切ないながらも可愛くて、ボタン編は切なさが強いです。こういうタイプのファンタジー作品は苦手でしっくりこないことが多いのですが、楽しく読めました。
◾︎ほろにが君
もっと見たい!!倫敦巴里子先生の作品は短編が多いので、短編でもきっちり面白いのは凄いのですが、ボタン全部ない会長の色気が溢れんばかりだったので、その後が気になる。
萌2よりの萌
人間に恋する猫のお話なのですが、これは好みが分かれるところかもしれません。猫好き、擬人化好きじゃないと生理的にNGって人もいるのかな。そのせいかちょっと評価が低めな気がする。私はどれも楽しめました。表題作の猫シリーズは2話しか収録されていません。で、、なぜか続編2話が「三村と片桐」に収録されてるのですよ。これ、ひとつにまとめることはできなかったのかなぁ。それだけが不満です。人間を好きになってしまった猫が人の姿にしてもらうという設定が、人魚姫を思い起こさせます。せっかく人間の姿になったのに、肝心の恋する相手には猫の姿のままにしか見えないんです。言葉も通じない。だからコミュニケーションが取れない。他の人にはちゃんと人間として映ってるし言葉も通じている分、混乱が生じるんですよ。悲劇的なことになるんじゃないかと最初はハラハラして読みましたが、そんなことはありませんでした。ちゃんとハッピーエンドです。好きな相手と両想いになれたときに初めて相手にも人間の姿として映るんですが、その一番のクライマックスであるはずのシーンがちょっと弱いかな。あれ、いつの間にか人間に見えてる・・・のかな???みたいな。その辺も微妙だと感じる人がいるかもしれません。全体的に切なくて可愛い感じが好きであれば、問題なく入っていける世界観です。他の短編も可愛くまとまってるお話ばかりですが、一度長編も読んでみたいなと思いました。
長生きニャンコは好き好きて
何をどう伝えたら良いかわからない。
擬人化とも少し違う気がするし、
そもそも猫が好きじゃない方には
はまらない部分もあるのかなとも思います。
はまる人にはがっつりはまる。
これはちょっとじゃなくがっつりです。
私まさにがっつりはまって数年。
読み返すのが辛いです。
ライトに読むことが未だにできない。
設定的に矛盾もあるとは想うのですがそれを含めてこの作品です。
人を愛する猫。
気持が通じないと猫にしかみえない。
人間化している時にも
歯が猫的な名残があってかわいい。
ともかく猫好きならば是非。
沢山のにゃんこ物語が読みたいです。
でも、全てが受け入れられるわけじゃない。これが根底にあります。
「長生きにゃんこ」シリーズの最初が読みたくて、逆読みです☆
この本は若い子と若く見える設定の大人というキャラしか出てこないので、
倫敦巴里子さんのカワイイ絵柄もすんなり受け入れられて、とても読みやすかったです。
ああ~やっぱりいいなぁ~倫敦巴里子さんの描くお話♪
エッチ度は結構低めですが、全然物足りなくはなかったです。
(ちゃんとするのは最後に1回、あとは始まるのかな?で、終了~w)
「長生きにゃんこ」のお話は、
サラッと読みじゃ「??」ってなって、繰り返し読んで反芻したからか、
しっかりお腹にたまって満足~な感じですw
人間に恋をして、人間の姿になり言葉も話せるようになる猫。
でも、
恋する相手の目には猫の姿にしか映らないし、猫の鳴き声以外は届けられない。
それでも側にいて願う、
恋しい人に受け入れてもらい、その人にも人間の姿を見せて話せるようになることを。
そして、その人と同じだけ長生きできるようになることを。
このシリアスめな設定と、猫の可愛さ健気さと、
ネコ(受け)と猫のイミの取り違えによる会話の面白さと、キャラのコミカルさと…
なんだかその融合具合がとてもステキでした~☆
わたしは特に1話目の雪馬とツバキのCPが好きです。
不遜なところもありながら、脆さと傷つきやすさも併せ持つ雪馬がいいな。
そして、そんな雪馬の傷ついた思いを知ってツバキが、
「僕、頑張りますから…」と、すごく大したことない決意を言いだすのがすごくいい。
(肉球触られても我慢するとかw)
だって猫だもんね。
側にいる以外に出来ることなんてそんなにないし、
何かができるから愛おしいわけじゃない。
飼っているペットへの自分の想いも色々と考えてしまいました。
この雪馬とツバキのCPは、
受け入れられる=くっつくとは、すぐにはならない展開ですが、それも好き。
描き下ろしの「レッスン・ゼロ」では、
そうならない理由が分かって、でもくっつくのも時間の問題~で微笑ましいです。
雪馬にはツバキがほんとお似合い♪
最後、ツバキが雪馬から普通のエロ本も渡されているのが個人的にはツボ☆
選択の自由を与えるって、結構な愛だと思うわ♡
(雪馬の場合は、傷つきたくない予防線でもありそうだけど、それもまたいいw)
倫敦巴里子さんの本、やっぱり面白いのでまた違うのも読んでみたいな♪
同人活動されてた頃から大好きだった倫敦巴里子さんの作品が出るってことで即買いに行きました。
最初この作品を読んだ時は「長生きニャンコ」って何?ってちゃんと理解できなかったんですが、新たに発売された「三村と片桐」のほうの長生きニャンコシリーズの作品を見てやっと理解できました。
非常に面白い設定で新鮮な感じでした。個人的に私が説明するより読んでいただいた方がわかりやすいです←
度も読み返していくうちにはまっていきました。巴里子さんが描くキャラ好きだなぁ。ツバキ可愛いw
切なく、可愛く、癒される作品です。巴里子さんのシリアスはやっぱり魅かれます!