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校内一のモテ男×評判の超変人の肉欲から始まる恋!? 放課後にくりひろげられる秘密のプライベートレッスンv
作家買いですが、最近の倫敦さん作品の中でダントツに好きな作品です。
内容は皆さま書いてくださっているので感想を。
表題作『放課後エキセントリック』
もう何が可愛いって、勅使河原くんが可愛すぎです。厳格な家で育ったせいかスレてないというかまっさらさんなんですけれどね、ちょっとずれてるというか不思議ちゃんです。人間関係にも慣れていないので、人との付き合いというか距離感がいまいちわかっていない。思ってることをそのまま言っちゃうし、その内容もかなりおかしい。それでも彼を可愛いと思うのは根本のところが素直で良い子だからなんです。
対して攻めの向井くん。彼も良い子です。顔良し、成績良し、スポーツ万能。かなりのモテ男くんなんだけれど、それを鼻にかけることなく、テッシーくんの不思議ちゃん発言もしっかり受け止めてあげられるだけの度量もある。
始めは「恋って何ぞや?」も分からないテッシーくんの興味のある性的な行為から始まる二人だけれど、それでもだんだんと育っていく二人の恋心にきゅんとしました。
タイトルの「放課後」っていうのがまた青春で良かった。しかし君たち、放課後の学校で事を致すのはよろしくないよ、誰かに見られたらどうするの!と思ってしまった。
番外編の「そういうお年頃」で、向井くんのストレートで優しい言葉に「胸がほこほこする」と喜ぶテッシーくんに激萌えしました。そして思ったことを何でも口にするテッシーくんが、相手の考えてることを推測し、自分で考えて行動する姿に「成長したねえ…」としみじみ思ってしまった。
『6畳一間まかない付き』
これもすごくよかった。ごめんなさい、盛大なるネタバレしてます。
大学生の時に純の祖母が管理人をしている賄い付きの下宿で一緒に住んでいた瀬尾と純。両思いなのにお互いに片思いだと思っていたというある意味王道なストーリーですが、その擦れ違い加減がすごく切なくて良かった。
純がサイテーな元カレと付き合ってた理由とか、いつでも明るい瀬尾くんの悲しい過去とか、でもそれを乗り越えた二人に、ずっと幸せでいてほしいと願ってしまいました。
どちらのCPもとても好きで「その後の二人」がすごく見たいです。ぜひ続編を!
まさしくエキセントリック!でした。クレイジーではないんですよ、エキセントリック!!です。
倫敦巴里子先生は「人間の内なる部分」 の表現が絶妙でしかも「ダーク」なのに笑いに持っていってくれるところもあって、大好きです。面白い、読みごたえ充分です。
個人的には表題作よりもう一作の「賄いつき」が特に面白かったです。人間の感じの悪い部分を本当に分かりやすく表現されていて「あるある!!そうだよね!!」と人の裏側をのぞかせてもらえて、でもやり過ぎない、語らせ過ぎない、そのバランスが更に現実味を増幅させていて素晴らしかった♪感情表現を作品に写し出す最高の作家さんだと思います。
家がガチガチに硬かったことからどんどん性的に歪み、一人でいつも肉が多い人を見つめることになってしまった勅使河原君に対して
成績トップテンでバスケ部のエース、持てて見つめられて当然という良くも悪くもタカビーなイケメン向井が無視されるが故に興味を持つという話。
こういう勅使河原君みたいなミステリアスな電波人は大抵のコミックではひきこもりで体力がなかったりしがちなのですが、
この本でおおっと思ったのは、彼は非常にアクティブでアグレッシブです。
饒舌に自分がどう思ったかを多弁に喋り、場合によっては廊下をフルスロットルに走り向井を捕まえることもできます。背は小さいものの十分筋肉もついてます。
そういう子が聞けば聞くほどおまえは何を言い出すんだ(困惑)な所+パワフルさがいいです。
一度読んでほーそーかで終わっていい本な気はしないので、
もう何度か読んでじっくり味わおうと思います。
ほんとは神あげたいけど、ぐっとこらえて萌え2にしておきます。
いややっぱ神だ。変更。
巴里子先生の中で唯一といっていいぐらい手を出してなかった作品。
学生ものが苦手なんです。
やたらめったら青臭さを前面に出してるのとか、
「けっ」という気分になってしまう おばはんなんで。
で表紙が青いじゃないですか。てっきりそういう作品かと思って。
なんだけど巴里子さん不足になって
ついに手をだしてしまった訳です。
受けさんの変人ぶりと 攻めさんのその胡散臭い万能な受け答えで
青臭さがぶっとんでしまって
問題なし、大爆笑ものでした!
(ちょっとまてBLでこんなに笑っていいんだっけ・・・)
6畳一間 の方はとっても切なかったです。
10年物?二人して遠回りしてなあ。。。
ま、大人になって自分の人生自分で決めれるようになってるから
二人して自由に生きていけるし、要はハピエンだからいいか。
受けさんの つんつん度合がたまらなくいいっす。
また蹴られてもニコニコしてる攻めも攻めで(笑)
楽しかったです!
表紙の爽やかさに惹かれて購入。
いやぁ、意外にエロくて、買った自分に拍手しました!
真面目過ぎる受の勅使河原くん。イケメンで人気者の攻の向井くん。
向井くんは、元々勅使河原くんが気になっており、そんな勅使河原くんは性的興奮を向井くんに相談。
こんな高校生いる?!(笑)って思うのですが、この2人のやりとりが、まぁ楽しい!
初々しいくせに、エロい!最高です!
そして、私が気に入った作品が、同時収録されていた『六畳一間まかない付き』です。
長い年月を経て、お互いが気持ちを打ち明けられたのに、泣きそうになりました。
美味しそうなお料理がたくさん出てきて、ほっこりします。