くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~

kuchibiru ni chou no hone

吻上唇间的蝶骨~Butterfly Rouge~

くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神38
  • 萌×213
  • 萌15
  • 中立10
  • しゅみじゃない15

--

レビュー数
25
得点
297
評価数
91
平均
3.5 / 5
神率
41.8%
著者
崎谷はるひ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
冬乃郁也 
媒体
BL小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
シリーズ
ぼくらが微熱になる理由 バタフライ・キス
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784861343759

あらすじ

SEの柳島千晶は、ホストクラブ『バタフライ・キス』で王将と呼ばれるオーナーの柴主将嗣と恋人関係にある。しかし千晶は、大学時代片想いをしていた王将に、強引に関係を結ばされたため、愛情があると思えないでいた。大学を卒業してもその関係は続いたが、ホストである王将を信じきれず、何度も逃げようとする千晶。その度捕らえられ、王将に淫らな『お仕置き』をされるが――?
出版社より

表題作くちびるに蝶の骨~バタフライ・ルージュ~

元カリスマホストで現ホストオーナー・柴主将嗣
総合通信販売会社のシステムエンジニア・柳島千晶32

その他の収録作品

  • あとがき(崎谷はるひ)
  • あとがき(冬乃郁也)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数25

傲慢執着攻め

なんか俺様攻めな話が読みたいな、という気分になった時に「そうだ、マークしてたアレ」と思って読んだのが本作でした。
しかしここのレビューで、攻めがかなり酷いという情報は得ていたので、もしかしたら地雷かな……と不安になりつつ読んだのですが。(女性が絡むシーンが苦手なのです)

いや、もうすっごくおもしろかった!
萌えて悶えまくりながら読みました。

まず本作の、“精神的に追い詰めるのではなく、セックスで縛り付ける攻め”がツボでした。
執着攻めって、受けを囲い込むためにどんな方法を取るかでタイプが分かれると思うんですが、本作の攻めは「これぞ傲慢攻め」という感じがしてよかった。
傲岸不遜なドS鬼畜で、ぐちゃぐちゃ余計なこと言わずに不言実行。冷徹に感じられるほどに冷静なタイプ。
そして滴るような色気。実にかっこよかったです。
やり方に腹黒さはなく、裏工作もしない。
力づくの正面突破で、隠さなすぎてホント最低だと思いましたが、それでも読んでいる最中からそのやり方に攻めなりの愛は感じられました。
読み終わってすべてが開示されてみると、むしろ愛おしい……。いや、最低最悪な悪手だとは思うのですが、それでも愛はあったんだなぁと思うと、そんなやり方しか思いつかなかった攻めが愛おしかったです。

受けも好印象でした。
典型的な真面目ないい子で、彼の悩みも葛藤も情愛も、共感しやすく理解しやすかったです。
“本音が見えない人間の、心の奥底にある何かに触れたかもしれない瞬間”って、普通の人の本音に触れた瞬間より重く感じられるものだと思う。
再びそんな瞬間が訪れることはなくても、本当に心の奥底にあるものに触れた瞬間だったのだろうかと疑問になりつつも、忘れられない。
だから攻めから逃げたいのに離れられない、離れたいのに拒み切れないのだというのがよくわかりました。
攻めの最低さ加減を感じれば感じるほど、かつての“手”の重みは増していったのかな、と思う。
うーん、愛ですね。

ラストの「きれいにぜんぶ、だましてくれ」という発言も、そんな言葉を発した受けの心情を考えると胸が痛くなった。
恋人同士とかパートナーって、“お互いの間に秘密を持たないことが信頼の証”という関係性もあると思いますが(本作の攻めは、受けはそう考えるだろうと思っていたわけですが)、“相手のすべてを把握していなくても、そばにいる”という愛し方もアリだと思う。
受けの「だましてくれ」発言は、そういうことじゃないかなと思いました。

とても読み応えのある作品でした。
読んでよかった。

1

DVとしか思えなかった

先に皆さんのレビューを読んでいたので、大体のあらすじはわかっていたのですが評価が神からしゅみじゃないまで幅広く興味があり読んでみました。

攻めの将嗣と受けの千晶どちらかに感情移入できれば良かったのですが、どちらにも共感できず。
ずるずると12年も関係を続けて、将嗣のひどい態度に嫌気がさして何度も別れようとするけど、連れ戻されめちゃくちゃに抱かれて体を壊したり、倒れたりしているのに本気で離れられない千晶にもモヤモヤしたし、自分のせいで千晶が熱を出したり、倒れたりするとかいがいしく看病したりする将嗣の態度にもモヤモヤ。

他の方のレビューにもありますが、将嗣の千晶に対する仕打ちが酷すぎて読んでいて嫌な気持ちになりました。心が複雑骨折していると将嗣の仕事上のパートナーであり唯一と思える友人の春重が言ってますが、複雑骨折どころかちょっと間違えたらサイコなんじゃないか、幼少時代辛い時代があったにせよ度が過ぎて怖いです。

千晶がそれでも本気で将嗣のもとを離れなかったのは結局好きだからだし、将嗣が執着するのもはっきりとした言葉では言ってませんが愛しているからだというのはわかるのですが、普通に精神的なDVでしかないとしか思えなかったのでしゅみじゃないにしました。

私は趣味じゃなかったのですが、神評価をつけている方々も複数いらっしゃるので、本当に趣味趣向が合わなかっただけだと思います。

2

ドロドロ。に見えて甘々。

コミカライズされた作品を2巻まで読みましたが、小説も読んでみたいなと思い購入。コミックはあと何巻出るのかなと思いましたが、3巻で完結なのかな。2巻を読んだ時点ではまだまだ続くと思ってたので小説を読んでちょっと拍子抜けしました。

個人的には受けが苦手でした。

強引で俺さまな攻め。
ホストとしての枕営業も日常的で、何かというとセックスで千晶を征服し、そのセックスも拷問のよう。
けれど、将嗣は千晶を愛しているんだろうな、というのは読み取れる。執着の仕方や、愛情の示し方が少し歪んではいるけれど。

けれど千晶のほうはなんだかなあ…。
個人的に将嗣のような男は願い下げなので(いや、失礼)、千晶の閉口する気持ちは理解できる。理解できるけれど、いやなら逃げればいいのに、としか思えなかった。
終盤で春重にも同じようなことを言われるシーンがありましたが、激しく同意してしまいました。
将嗣に愛してほしい。
けれど自分はただのおもちゃなのだろうというあきらめ。
逃げたい。
けれど逃げられない。
千晶の気持ちはわかるけれど、共感はできなかった。

結局のところ、割れ鍋に綴じ蓋なバカップル、というお話なんだな。と。

執着攻めも、それにとらわれて逃げられない受けも、どちらも嫌いではないですが、正直二人とも屈折しすぎていておなか一杯、という感じ。

あとがきで崎谷さんも書いていらっしゃいますが、「コンセプトは『とにかくエロ』」だたそうで、そちらもおなか一杯。崎谷さんはエロが多めの作家さんではありますが、この作品はぶっちぎりでエロ増量中。でした。

0

気づいてあげて〜。と何度も思っちゃいました!

何度も読み返してしまいます。

元ホストの雅嗣×システムエンジニア千晶

受け目線のお話で、千晶は最悪の方向で話を進めるのですが、途中で『雅嗣に愛されてるよ〜!気づいてあげて〜!』と思いながら、でも雅嗣は最低な男に変わりはないけど…
悪いところばかりじゃないし、逆に可哀想になってくるところもありました。


最後のエロの前の所は何度も読み返してしまいます。

途中は痛かったり、女の人出てきたり、でもサラサラ読めました。


崎谷先生のお話はハッピーエンドだから安心して読めるのが好きです。
あと、エロが本当にいつも大満足!
今回も嫌々と言いながら、凄かったです❤︎
雅嗣の視点からも読んでみたいなぁ〜❤︎と思える1冊でした。

0

王将ってアイスかいっ!

王将って、アイス知ってますか?
チョコ、バナナ、ストロベリーの3色からなるアイスです。
どうも、その印象が強くてこの作品を手に取るのを躊躇していました。
でも、作家買いを基本方針としているため、崎谷作品の代表作(?)として、避けては通れないこの作品。
意を決して購入。
結果、『ぼくらが微熱になる理由』、『微熱の果実』も大人買いしてしまいました。
冬乃さんの絵が苦手で漫画には手を出すつもりはなかったのですが、小説冒頭シーンが収録されてるって聞いたらみたいじゃないの……ってことで数ページの為に購入です。
でも、漫画も良かった、楽しめた。
冬乃さんの絵も全然良かった。
そして、例のシーンもエロくて良かった。

で、肝心の本作品の感想ですが、 まさしく、鬼畜&執着&S攻めですね。
やってることはかなりエゲツなくて鬼畜行為(そして犯罪?)です。
なのに、なぜか甘い。
胸焼けしそうなほど、甘く感じてしまう。

何でだろう?

それは、攻めの将嗣の受けの千晶に対する愛がダダ漏れだから。
読者視点だと、ものすごく愛があるのが丸見えなのです。

王将って名前で躊躇している人は、勇気を出して手にとって下さい。
アイスよりも、もっともっと甘いフレーバーを堪能出来ますから。

1

読みやすいドロドロ?

陵辱・監禁などダーク系かと避けていましたが・・・・読んでみると!
サラサラ〜と読み進められます。
痛くない。
「ムッ?」と、感じる場面も有りますが攻めのやや斜め向きな愛ですね。
1冊のなかに、山場が綺麗にあり飽きる事なく読めました。

過去と現代の、場面の切り替えも分かりやすいです。
変な説明文になっておらず、過去もきちんとストーリーになっていて当時の受が攻へと距離を縮めていくさまが現代へきちんとつながっています。

久し振りに満腹o(^o^)o


0

女性との絡みが苦手な人は逃げてー

エロをテーマに書いたというこの作品。

攻めをこの遅⚪️のクズが!
と読みながらずーっと思っていました。(−_−#)
とにかく長い!
擦り切れるわ……とも。
そして、エロの内容がゲス。
これは作家さんが、自分の作品の中でも悪役にしかさせないようなことをさせたと書いてらっしゃるので、
ある意味、実験的なのかもなぁと。

特に気持ち悪いのは、女性と絡んだ後のエッチ。
後始末を受けにさせちゃう。
吐きそうです。
内容はご確認ください。
とても書けません。

しかし、崎谷作品はどんなものでも私には神。
BLはハッピーエンドが約束されたラブストーリーとおっしゃる作家さんに安定の萌えをもらって感謝。
ということで、神評価です。

1

昨日コミックス読んで、今日小説買った!

皆さまのレビュー読んでたんで、どんな結末かわかってて安心して読めた陵辱モノv
楽しかった〜・・・v
何が楽しいって、最後の辻褄合わせですよ〜・・v
今まで、サラリと通過してきた諸々の事情の答え合わせ。
こういう夫婦いる。きっといる(笑)

目の前で女抱いちゃダメだろ・・とは思うけど、仕事だって言われたら、泣くしかない。
好きだと告白されて始まった恋じゃないから、どうしていいかわからない。
普通の恋愛すら奥手な彼が、百戦錬磨の夜の帝王フェロモンに当てられて発情し、それに応えた帝王の手に落ちたけど、素直に愛を語れる程素直な二人でも環境でもなかった。
淫行は、Sと言えばS・・まあ設定くらいに覚えておくといいくらいで、特に心配なし。

受けの心情上、好きって言ったら負けみたいなとこは意地らしくて可愛い。
でも、攻めはホストで、そんな言葉、噓でしか言った事ない。だから言いたくない・・・(笑)
うはーvあるよ!そういうの、あるよ!全然ありv
言葉にしなくたって反応でわかるだろ系です。
そして普段ホストやってるせいか、受けの前では素の態度。
その強気が命取りなんだけど、陵辱攻めとしては良し。
それでも、最後は好きと言っちゃうから帝王可愛くて堪んない。
これ、攻め側視点でもう1本書いてくれないかな・・。
サクッと受けの冷たい一言とか態度の悪さに傷つくネタ読みたい。
そして、一瞬傷つくんだけど、速攻体で仕返しする。
けど、結局、受けの善がり方が可愛過ぎて籠絡するのは攻めの方v
そんな番外読みたいv

7

好きな人と10年以上居るのに幸せでない

最初からずっと痛々しくてバイオレンス。甘いシーンはラストまでほぼないです。

肉体的なバイオレンスは大丈夫だけど、精神的なバイオレンスものは苦手…なので読み始めてすぐに、これは駄目かも…と思いました。読んでいて気分が悪くなる予感しかしないなぁ…と。
なのに何故かどんどん引き込まれました。最後は読んでよかったと思った。

お話はしっくりこないし、冷静に2人の行動をみておかしい部分はいっぱいあるんですが、単純にこの2人が互いに「この人だ」って思ってるのが伝わってくるからでしょうか。
正嗣に腹が立って腹が立ってしかたないんですが…それでもこんな話を受け入れさせてしまう書き方をされた崎谷さんが本当にすごいなぁと思います。

だたちょっと…正嗣が千明を強姦したり浮気したり無理やり同棲させたり、やりたい放題。それを「嫌がらなかったからだ」っていうのはあまりにも…どんな理屈だって思います。
本気で抵抗しない千明も千明なんですが。

ただ、強姦だとか肉体的な服従だとか、マイナスな要素で結ばれた二人の関係がどこから始まったかというと、12年前、正嗣の些細な「膝枕」だったと千明が思い出すシーン。そこにぐっと心を打たれました。
やっぱり確かにこの人を好きになった瞬間があったわけで、やっぱり無理にさせられた関係でないと千明が気づく…
春重の言うとおり、2人がそれでいいのならただの「こういうプレイ」してるカップルなわけです。気持ちの持ちようが大事という事。
やってることは12年間ずっとかわらないのに、12年目にしてやっと気持ちのもちようが変わり2人の関係が大きく変わります。本当に12年も何してたんだって感じです。

基本的には甘いカップルが好きなので、正嗣が千明が大好きだっていうのは分かるんですが、おまけで甘いシーンがもっと見たかったなぁと思います。

1

精神的バイオレンスに心痛。。

評価迷いました。。対局なんですよね、神か中立かで。
でも、所見時は終盤まで心が痛かったので、今回は中立とさせていただきました。
(★普段甘めのものを好まれる方にはあまりオススメしません。。)

多分幾多のBL小説を読みなれてらっしゃる方にはどんとこいな作品だと思いますが、少々バイオレンス風味(精神的に・・)に感じられて、受けがかわいそうすぎて涙しました。。
最後まで読むと、攻めの心情も理解できて、攻めには攻めなりの愛し方があるのだと腑に落ちるのですけどね。
ただ、あまりにも?攻めが一般的な人格とかけ離れているので、苦労者の受けがかわいそうで、小説の中の主人公なのに、勝手に心配して心痛していました笑

崎谷はるひ先生は大好きなのです。
本当にこの作品には心抉られて、この作品を読んだ後数日はこのストーリーのことばかり反芻して悲しいやら複雑な気持ちにさせられました。
それくらい印象的なお話です。
心が痛いのに、目が離せないんです。これまでここまで惹きつけられた作品はこれまでほとんどありません。
崎谷先生の素晴らしい文章力に脱帽です。
ただ、もうあの心痛に耐えられそうにないので、当分再読はできなさそうです。。

1

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