バタフライシリーズ最新作!上下巻同時発売 してみましょうか、恋愛

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まなざしは蝶の蜜 ~バタフライ・アイズ~ 下

manazashi ha cho no yume

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表題作まなざしは蝶の蜜 ~バタフライ・アイズ~ 下

セルゲイ・ソーンツエフ(中島恒輔),「バタフライ・キス」の幹部
正岡眞利,「Flwer shop MASAOKA」の店主

その他の収録作品

  • 寝顔(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

ホストクラブ「バタフライ・キス」の幹部・セルゲイと年上で食えない性格の花屋・眞利は変わらず関係を続けている。幸せな日々を過ごしていた二人だが、ストーカーに顔を傷つけられた過去のトラウマを思い起こすような出来事が続き、セルゲイは動揺してしまう。やがて外との繋がりを断ち、自宅に籠るようになると、何かに気付いた眞利が突然「護ってあげる」と言ってきて…?

作品情報

作品名
まなざしは蝶の蜜 ~バタフライ・アイズ~ 下
著者
冬乃郁也 
原作
崎谷はるひ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
シリーズ
ぼくらが微熱になる理由~バタフライ・キス~
発売日
電子発売日
ISBN
9784866575513
4.4

(12)

(6)

萌々

(5)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
53
評価数
12
平均
4.4 / 5
神率
50%

レビュー投稿数3

伏線の回収が凄い

『まなざしは蝶の蜜 ~バタフライ・アイズ~』の上巻と同日発売になった下巻。
今作品は今シリーズの時系列でいうと少し後のお話。ということでセルゲイが少しオッサンになってます。それが表紙から分かるのがまた素晴らしい。

「Flower shop MASAOKA」を傘下に置くために、買収しようと試みるセルゲイだったが、花屋の店主・正岡と身体の関係を持ってしまって…?

という上巻からの続きからスタートします。

セルゲイは元人気ホスト。
今は裏方に回っているが、未だにかつての客からの連絡もくる状態。そんな中、とあるメールを見たことでセルゲイの様子がおかしくなっていき―。

あっさりとセルゲイの誘いに乗り、正岡さんがセルゲイと身体の関係を持ったこと。
あれだけ頑なに店の権利を渡そうとしなかった正岡さんが、一転、買収に応じたこと。

それが、セルゲイと正岡さんの過去を魅せることで少しずつ繋がっていくストーリー展開でした。詳細な描写はありませんが、子どもが性的な略取にあうこと、流血を伴う暴力があったこと、が軸に置かれたお話なので、もしかしたら苦手な方がいらっしゃるかも。けれど、過去の出来事を介し「何か」を喪った二人の男たちが、出会うことでその傷をいやしていく。ピースがぴったりはまるように、気づいたら一つのものになっていた。そんな唯一無二の存在になっていく過程にめっちゃ萌えました。

正直、上巻を読んだときは今一つ萌えきれなかったというか。
でも、下巻まで読んで、ああ、なるほど、あれはそういう意味だったのか―!とつながった瞬間にちょっと鳥肌が立ちました。

相変わらず将嗣はあらゆる意味で「キング」だったし、勇気はめっちゃ良い男だったし、久しぶりに「バタフライ・キス」の面々に出会えてうれしかった。まだまだずっと続いていって欲しい、大好きなシリーズです。

5

意図的で偶然な出会い

今回はホストクラブの本店トップとなる元ホストと
買収先として狙いを定めた花屋の店主のお話です。

攻様を狙った嫌がらせを解決するまでの顛末と
晴れてまとまった2人の後日談を収録。

受様の店がグループ傘下となり
攻様は身体を使って契約しかのような気分になります。

そして改装を終えた本店のトップとなった攻様でしたが
元顧客からの粘着系迷惑メールや嫌がられメールが
後を絶ちません。

とうとう攻様の過去をえぐるメールが届き
攻様は精神的に大打撃を受け
やがてグタグタになっていきます。

そんな攻様を見た受様はグループオーナーに
1通のメールを送るのです。

受様はオーナーの関係とは!?
追いつめられていく攻様を助ける手段はあるのか!?

「バタフライ・キス」シリーズの最新作下巻は
攻様を狙った嫌がらせと受様との恋に決着がつく巻です。

上巻では謎が多すぎて
どうなっていくのかとドキドキでしたが

攻様の過去とともに受様の過去が明かされいく事で
攻様似は見えなかった受様の気持ちも見えてきて
見事な大団円でとっても面白かったです。

「バタフライ・キス」シリーズは
主役の性格によってコミカルな話もありますが

夜の世界を舞台にしているので
人の暗部を突き詰めて描いている部分も強く
本作も傷を負いながらも生きる事を選んだ2人だからこそ
互いを選んだのだろうと思えました。

そして本シリーズはつくづく俺様オーナーを
中心としてお話なんだなとも思いました。

攻様の辣腕ぶりと俺様ぶりは様々に描かれてきましたが
興味のない事は記憶すら留めてない俺様っぷりは
実に実にオーナーらしくて

彼ら振り回される面々は実に気の毒ですが
読者時としては実にバタキスぽくて
とっても良かったです ヾ(≧▽≦)ノ

今後もスピンオフが続くそうなので楽しみです♪

1

バタフライシリーズ、セルゲイ&眞利

1巻で謎だった部分が、どんどん明らかになる2巻。
眞利が、セルゲイを救います。
いや、眞利が〜バタフライも救いますwww

結局、元凶は将嗣なんだけど、本人忘れている描写に笑ったwww
どこの巻でも、登場の度にブレない傲慢さが好きです。自ら出向いて解決しました。

そして、眞利の柔らかい雰囲気のわりに、一線を引く態度。
過去に、ヤクザの息子にレイプされた内容は会話の中で説明されてたけど・・・
後半の、「Eyes.10」の巻は読むのも辛かった。泣けた。
絵柄が、かわいいぬいぐるみ。
けど、ツギハギだらけで、ボロボロなの。
眞利は、まだ幼い頃に心身ともに本当に壊されてしまったんだね。
だから、セルゲイの痛みも和らげてあげる事が出来たんだと。
ストーカーに、人生壊れたセルゲイと、
似ているようで、全くタイプの違う2人が恋人になります。

眞利にとっては初めての恋愛。
セルゲイにとっては、心からの愛。

あとがきに、シリーズはスピンオフに変わっていく。との記載がありましたが、これからもラブなこの2人の登場を楽しみにしています。
さらに、そろそろ宴会要員の勇気のあれこれも期待しています。
面白かった〜先生達、ありがとう!






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