ボタンを押すと即立ち読みできます!
原作の小説未読ですけど、充分楽しく読めました。
山田先生の書く、行天と多田の2人がいい味が出てて恰好いいんです。
非BLなんですけど、BLの要素がチラホラ、腐女子としたら、山田先生の色気あるイラスト見てたら、勝手に妄想して萌を感じてしまいました。
お話は、ヒューマンドラマです。とてもストーリー性がありしっとり読み応えがありました。
読む前はシリアスの部分が多いのかなあというイメージだったんですけど、行天と多田のやり取りや、脇役の人達もいい味出してくれていて、コメディタッチの部分も満載だったので面白かったです。
色々、謎めいた部分が残ったまま終わっているので、次巻はその謎も解明されつつ、2人の関係も…ここは進展ないですね(笑)
二巻も出ているみたいなので読みたいですし、原作も、是非読んでみたいと思いました。
なんて豪華なコラボなんでしょうか!
主役二人がどちらも好きなキャラクターだったので、
はまって何度か読み返した作品でした。
しかしこちらの作品、BLと言っていいのでしょうか?
におい系というジャンルと言ってもいいんじゃないかしら。
やはり絵の力でしょうか、ユギさんのコミック版が一番色っぽい。
原作もコミックも完全に非BLではあるんですけど、多田のくたびれ加減や、行天の崩れた感じが、得も言われぬ、そこはかとない危ないエロスを醸し出していて絶妙です。
原作もおもしろかったけど、ユギさんの絵がより原作の魅力を増強した感じ。
それに引き替え映画版は、、、、。
配役がああなので、かなり期待して見に行ったのですが、BL的な雰囲気をあまりにもあからさまに拒もうとするあまり、かえってアンバランスに感じて、
せっかくのキャスティングがあまり活かされてなかったように感じました。
ただそこにいるだけで、別に何もなくてもエロい魅力が出せるはずの俳優さんなのに、そこまでエロさ封印しなくてもいいのにってちょっと残念だった。
原作とびっくりするくらい違和感のないコミカライズだと思います。
我らが腐女子リーダー(でも普段はせいぜい匂い系止まりの_月魚をどう判断するかは難しいところだけど)しをんさんと、BLマンガ界のストーリーテラーユギさんのコラボ。
こんな豪華でいいのかしら、こんなに幸せでいいのかしら。
東京郊外のまほろ市で便利屋を営む多田の元に転がり込んできた、かつての同級生行天。かつて誰とも口を聞かなかった行天は不思議な進化を遂げており……突拍子もない言動や行動に振り回される多田の元には、今日も少し変わった依頼がとぎれない。
多田はいい感じにおっさんだし、行天は妙に麗しいし、なんかもうにやにやが止まらないのですが。
作中の小ネタの回収率も素晴らしいです。
これから出てくるキャラクターや続きがなんとも楽しみなシリーズです。
原作小説未読。
高校時代、ろくに口をきくこともなかった同級生同士が
それぞれの人生を経験し、ふたたび故郷“まほろ市”で出会う。
便利屋をしている多田の元へ転がりこんで同居をはじめる行天。
親友でもなく友達ですらない男ふたりが
互いのことを何も知らないまま暮らしています。
1巻は、便利屋に預けられた1匹のチワワを軸に
いろんなヒューマンドラマが繰り広げられていくのです。
採算度外視の割の合わない便利屋。
多田のやっていることは
誰かに必要とされ誰かの小さな希望になる
そして希望はリレーのように誰かにつながっていく
なにか大きなことが変わるわけじゃないけど
きっとこの希望が読者にもつながっている。
こんな人生を歩んでいる人が“まほろ市”にいてもいいんじゃないかと
そう思えるようなお話でした。
舞台となる“まほろ市”は架空の街だけど
そこかしこに“町田市”の臭いがする。
三浦しおんさんが書き上げたシナリオ、撮影した町田市の写真を見て
山田ユギさんがもうひと織りする。
なんと贅沢な1冊。
非BLなのが残念でなりませんw