永遠のボーイフレンド

永遠のボーイフレンド
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×212
  • 萌8
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
17
得点
171
評価数
44
平均
4 / 5
神率
43.2%
著者
吉池マスコ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
ISBN
9784812472279

あらすじ

繁華街で小さな花屋を営む、顔はゴツいけど、心はオトメなみちる姉さん。惚れっぽくて、世話焼きな彼女(?)を慕って今日もたくさんの人々が店を訪れる。店のバイトくんの先輩・克彦もその一人で、毎日店に顔を出しては、みちるに憎まれ口をたたいて帰って行く。克彦を見ているとなぜか懐かしい気持ちになる、みちるだったが…!?
みちる姉さんの切ない恋を描いた表題作他、麗人本誌で大好評を博した心優しきオカマのみちるさんシリーズが遂にコミックス化。ツンデレ塾講師と大学生のぎこちない恋愛シリーズ作品と描き下ろしを収録した最新コミックス!!

表題作永遠のボーイフレンド

ケンちゃん(ヒモ・小説家志望)
みちる(オカマ)

同時収録作品永遠のボーイフレンド

克彦(ケンの息子)
みちる(オカマ)

同時収録作品変態花屋の息子

山本(高校教師)
永田 比呂樹(大学生・みちるの義理の息子)

同時収録作品チェリーにくちづけ

遠藤 裕太(イトコ・花屋のバイト・高校生)
ひっくん(イトコ・裕太の家を出て自立)

同時収録作品24のひとみ

郷野(元生徒・大学生・レスリング部)
井上(元教師→リーマン・浮気はタチ)

その他の収録作品

  • タックル返しでほほえんで
  • あとがき
  • オリンピックでほほえんで

レビュー投稿数17

こんな花屋が近くに欲しい

 1つの花屋を舞台に繰り広げられる恋愛模様。個人的には最初の教師・山本と花屋みちるの息子・比呂樹の話がもっと読みたかったなぁと思いました。2人の馴れ初めがとても気になったので。自分を拾ってくれたみちる想いの比呂樹と、彼を大人の包容力で支える山本の関係性が素敵でした。その後の従兄弟同士の話も甘酸っぱい青春という感じで、2人のやりとりが可愛くて癒されました。

 そして、トリのみちる自身の恋愛。ヒモで口が悪いけれどなんだかんだ優しいケンと、彼が過ごした蜜月。甘過ぎず控えめ過ぎずな空気感がすごくいいなぁと。そこから何年も経って、突如訪れたケンの息子との再会。他人の恋愛ばかり見守ってきたみちるにも幸せになって欲しかったので、また彼の時が動き出すのが嬉しかったです。ケンとの最後は悲しかったですが、息子のおかげで希望も持てました。

0

笑って泣いて、そして笑って

私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews

で教えていただいたのがこちらの一冊。

花屋を営んでいるゴツくてブサイク(不細工には見えなかったけど)なオカマさんを中心に繰り広げられるお話。
癖のある絵柄で・・・とのことだったけど、絵柄は全く問題なし。
それよりも何よりもゴツいオカマさんのお話なんて、普段はイケメン作品で眼福〜♪している私なんで、お勧めされなかったら絶対に手を出さなかった。

さて、そのオカマのみちるさんはとにかく情け深い。
赤ん坊だった捨て子を拾って女手(で良いのか?)ひとつで育てて成人させたり、バイト君の恋の成就を手伝ってあげたりと面倒見の良さを超えた人情派。しかも決して押し付けがましくない。

ねぇ誰か、こんな人の幸せの手助けばかりをしているみちるさん本人を、幸せにしてあげてよ・・・と思っていたところ、途中で始まるのが表題作の【永遠のボーイフレンド】。
これは若い頃のみちるさんの恋。

はぁ、これは思いっきり泣いちゃった・・・。これは泣くしかないよ。
だってみちるさんときたら・・・そこらの乙女顔負けの健気で純情で、ものすごく不器用なんだもの。

そして、いつか会えて本当のことを聞くことができる日を楽しみにしている・・だなんて。
これがまさに一生に一度の恋ってやつなんだなぁと。ううう、ぐす。

そんなみちるさんを、これからは克彦くんが幸せにして欲しいんだけど、みちるさんの事だから手を出さないんじゃないかなぁ・・という一抹の不安が・・・
でもみちるさん、あなたみたいな人こそ、誰よりも幸せになる権利はあると思うの。だから、お願いだから堂々と幸せになってください(土下座)

もう一つ、別の収録作「24のひとみ」「タックル返しでほほえんで」「オリンピックでほほえんで」は全く別のお話で、こちらは大学でレスリングをやっているゴツい筋肉マッチョな攻め郷野と中学時代の元教師・井上(受け)とのお話でした。前作のみちるさんに引き続いて似たような体格だったので、一瞬これもみちるさんの話?と見間違えたけど、全くの別人です。

これ、ちょっと笑えました。
受けはずっと可愛らしい圭吾という大学生を狙っているんだけど、その圭吾は攻めの事が好きだと判明しあっさり振られる。
攻めは受けの事がとにかく大好きで遊びでもいい、やる方でもやられる方でもなんでもいいから一回だけお願いします!!と土下座して頼むんです。
その姿を見て、受けは「俺のS魂を呼び覚ましてしまった!」とメラメラしてるんだけど、始めてみたら攻めの息子が大きい事が判明し、すっかり腰が抜けておんぶされて帰宅する羽目に(笑)
私から見ると、受けはどこがいいんだろ?って感じの性格なんだけど、とにかく攻めとの身体の相性が良すぎて他じゃ満足できなくなっちゃっていて、身体面から次第にほだされている感じ。
いいぞー!攻め、もっとやってズブズブにしてやれ♪って心から応援してます。

意外だったのがエチシーンが結構あったこと。
ハートフル系だと思ったのでエロは控えめかと勝手に思い込んでいました。(注:みちるさんは全くしていません)
線が結構荒くてもうちょい綺麗がいいなぁと思ったんだけど、その分、ガツガツした勢いが感じられてこれはこれでいいかも。

3

みちるさ〜ん!

ずっと前から知ってた本なのに、表紙に惹かれず読んでなかった…でも思いたって読んでみて……感動。中年以降の方に大おすすめです!
これは、「オカマの深情け」のお話し。
本物の女なんてモノは「情け」なんて持ち合わせてない。現実的でもっと即物的な生き物。オカマはもっとロマンを求めてるのよね。言ってみれば「愛」を。オカマの方が女よりもずっとずっと情け深い。
天国に入れるのはこういうみちるさんみたいな人!
若い頃は笑われてナンボのお笑い担当キャラで、教会の前に捨てられた子供を育て、若い子の恋を応援し。
自分の恋は後回し。
というより、ゴツくて暑苦しいブスオカマには、自分の恋なんて存在しない…
ただ一回だけ。若き日の小説家志望のケンちゃんとの思い出、ただそれだけで今までやってきた…
この辺の機微は若いコにはわからんかもしれんが、この年になると沁みて沁みて。みちるさんの心中を想うと涙が滲んじゃう。
克彦っていう高校生がみちるさんになびいてる。でもさ、これ絶対CPにはなんないのよ。みちるさんが手出すと思う?
みちるさん、みちるさ〜ん!天国なんて入れなくてもいいじゃん!生身の人間としての幸せ、求めてもいいじゃん!切ないっ!

「24のひとみ」「タックル返しでほほえんで」
気に入った子にはフラれ、腹立ち紛れに寝た大学生とはカラダの相性が良くて。なんか身もフタもない話。でもこうゆうところから情も生まれてくるってワケで。(井上先生は攻めも受けもできるんですよお)

3

たまらなく悲しい気持ちになった事がある人へ。

 何の予備知識もなく、ほのぼのした漫画でも読んでちょっと休憩しようかな、程度の気持ちで読みました。ものすごい休憩になりました。大人になるって諦めの連続じゃない、愛することの連続。そう思うとこれまで我慢したり辛かったと思っていたことがすでに報われているような気がしてきて、我慢しなくていいんだよ、もっとBL読んでていいんだよ(アレ方向変わった)、と思える素敵な物語でした。

 決して綺麗な絵ではないですが、そんな絵柄だからこそ純粋に感情が伝わってくるような気がします。拙く見える表紙は子どもの頃大事にしていた宝物を見ているような気分にさせられますし、Hシーンは綺麗なだけではない生々しい情熱を感じて胸が熱くなります。

◆花屋のオカマ、みちる編
 あら、どうしたの。泣きそうな顔しちゃって。
…いいのよ、何も言わなくても。
代わりにアタシの話を聞いてちょうだい。
20年間、実の子と思って育てて来た比呂樹の話、
うちにやってきた元気な押し掛けバイト、裕太クンの話、
そして、ケンちゃんの話…。
えっ、克彦くん? そんなつまらない話はしないわよッ。

◆その他同時収録作品
 『24のひとみ』『タックル返しでほほえんで』
 あとは流れに身を任せて読んでください。

3

人生捨てたもんじゃないと思わせてくれる、寅さん映画みたいな漫画です。

私は普段、王道のかっこいい攻とかわいい受が大好きなので、オカマに萌えられる自信など全くなく、皆さんのおすすめレビューがなければ読むことはありませんでした。

実は、雑誌で読んだ吉池先生の読み切りが面白かったので、先生の本を一冊買ってみようと思ったのが、半年くらい前でした。

普段こういう時は、こちらでの評価が一番高い本をまず買ってみるのですが、この本に関しては「なんぼなんでも萌えはなかろう」と、すぐに買う気になれなかったのです。

それでも、レビューを何度も読み返し、「読まないと損」との言葉に動かされ、ついにこのたび読んでみたところ、大層な傑作でした。

私のように、表紙やあらすじで食わず嫌いをしていても、読めばきっと多くの人が「読んでよかった」と思える漫画です。

最後になりましたが、おすすめレビューを書いて下さった皆さん、ありがとうございます。

4

茶鬼

こんにちは、むぼちさん

この本一瞬ひるんでしまうけど、すごくすごくよかったですよね☆
自分もいまだにこの本は読みかえすたびにホロリとさせられてしまいます。
本当によんでみなけりゃわからない!
マスコ作品はアホエロだったりするのもあるけど、最近のは人情が入ってとても深みがある気がします。
こうしてお気に入りが見つかると、また新しい扉を開いた感じでとても嬉しくなりますよね♪
自分がレビューしたとき評価に「萌×2」がなかったので、「萌」なのが本当に悔しいです。
また引っ張り出して読みたくなります

うわぁ~~~~~~~~~~ん(泣)

ちょっと!!
これは泣くわよ!!
涙が止まんないわよ!!
みちる姉さん わかるわあ。
もう私 気持ちわかりすぎて本を読みながら何度もうなずいたわ。
自分が一生懸命育てた子が恋人と暮らすって辛いわね。
でも みちる姉さんはえらいのよ!
ちゃんと二人を応援してるじゃない。
立派にあんなにいい子に育てたじゃないの。
自信を持ってね!! 苦労がむくわれたのよ。
これからは息子の恋人がアナタの宝物を守ってくれるわ。

若い時の恋愛ってにがいものよ。
好きで好きでたまらなかったのに 別れを選択するしかなかったもの。
身を切られるわよね。
ごめんなさい・・・。涙 とまらない・・・・。
みちる姉さん かっこよかった。
アナタのいいトコロ きっと彼もわかっていたわ。
彼も本気だったのよ。
最後に彼の息子がアナタを救ってくれてよかった。
みちる姉さん 幸せを祈っているわ!!







2

ゴッツゴツの体に宿るど純情

主人公はおかまのごっついおっさん、花屋のみちるさんですが、そのみちるさんがらみの恋愛は結局「To be continue」どまり。
むしろ息子代わりに育ててた比呂樹やその後に来たほんわかかわいい(体は結構たっぱある)バイトの裕太に振り回される方が分量多いのです。

そしてぶっさいくなオカマのみちるさんがあははぁと愛想ふりまいてたり、涙流してたり、同志に向かって怒鳴りつけてたりするのがかわいいのです。
でもみちるさんが思うより比呂樹や裕太は簡単にくっついて、うまいことやっていくわけです。
そのみちるさんは裕太の先輩の克彦に過去の男、ケンちゃんを見出したと思ったら、実は関係が!という過去の甘酸っぱい恋の掘り起しという話が。
克彦、親に似て非常に口が悪いけどうまくいくといいねぇ。みちるさんみたいなガチでやさしい人はなんかすごく幸せになってほしい感じです。

併設の24のひとみもおかまではないけど非常にごつい体に乙女チックな動きを兼ね備えた郷野が出てきます。
圭吾を口説いてるのに郷野が好きだと言われて井上が逆恨みするところから関係スタートするのに、実は郷野は井上が物凄く好き。Sまがいな襲い受けされしても涙流しながら喜ぶのです。好きと叫びながら号泣するし。
そんな郷野に滅茶苦茶ほだされちゃうわけですね、性格的に。ベースが攻めだったはずなのに体の相性もいいし。
そしてちゃっかり別の人が好きになりましたーなんて言ってる圭吾。見た目にそぐわない雑なご性格で・・・(苦笑

エロがすごくモロなので人は選びそうだけど、筋肉乙女を見たいという人にはもってこいですな。でも絶対こういう人はBLには少なくてもゲイには結構いるよ、マジで。

筋肉質でも心の中身が乙女で何が悪いか!てことで。

3

めずらしい本だと思いました。

みちるさんが主人公ではあるんだけど、みちるさんのお話が中心なわけじゃないんですね。
心優しいゴリラ顔のオカマちゃんみちるさんをとりまく、心優しい人たちの、心温まる恋模様が描かれていて、とても優しいお話でした。

ただ…、誰が誰やら私にはさっぱり…;
みんな目がカタカナの「エ」みたいなんだもん。
髪型で識別しようと試みたんですが、「黒髪」と「白い髪」と「坊主」が限界でした;
無念!!

とっても評価が難しい作品でした。
見分けつかないのを埋めておつりが来るくらい、お話はとってもハートフルでよかったんですが……。
どうしても駄目だったのが、「エロが汚い!」
下手とか雑とかじゃなくて、「汚い」って思っちゃったんですよね、何故か。
好き嫌いもあるだろうし、お話がイイんだからスルー出来ると良いんだけど、BL読者ですから、そこには萌えたいんですよね。

けど、お話はホントに素敵でした。

0

ゴリラ顔でも心は乙女

こちらのレビューを参考に購入しました。
そして納得、みちるさんかわいい-!!

お話はゴリラ顔のオカマみちるさんが中心で進みます。

みちるさんいい人!
そしてみちるさんの周りの同業者のおネエ達もいい人!
悪態吐きあういい仲間って感じが読んでて暖かい気持ちになりました。

個人的にみちるさん本人の話がもっと読みたかった。
ケンちゃんの息子とはどうなってくの…!と悶々としてしまう

他のBL本と違って綺麗じゃない、ぶっさいく丸出しだけどそこが魅力的な面白い作品です。
そして思っていた以上にエロがすごかったです(笑)

2

物語の力

吉池さんの絵は、耽美とは反対で、ちっとも、きれいでも、かっこよくもない。
それでも、他のコミックスだと、登場キャラ達は、それなりに、かわいかったり、かっこよかったりもする。
でも、この本は、そんな外見の、きれいや、かっこいいを、すっ飛ばして、主人公のみちるさんは、ゴリ顔の、いかつい、中年のオネエだ。
泣けば、涙だけじゃなく、鼻水や、よだれで、顔面決壊しちゃって、見られたもんじゃない。

それでも、このみちるねえさんが、すっっっごく、いいの。

息子の比呂樹との話も泣かせるけど、みちるさんの若かりし日の恋を描いた、表題作「永遠のボーイフレンド」が、実に、

これが、物語の力の強さだよって、
強くお薦めしたいです。

3

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