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ここしばらくそういうことがなかったので忘れてましたが、表題作より圧倒的に同時収録に萌える率が高いです。
音楽でもカップリングやアルバム収録曲の方が好き。
というわけで、この作品も後半の、つながりのある2CPの話の方が萌えます。
【オン ザ クワイエット】(前後編) 萌
鍵を忘れて兄と住むアパートに入れず、隣人に助けられた航。
紘弥は汚い部屋とは対照的に、どこか不思議な魅力を持った人で…。
2話あるのにダイジェスト版を読んだような物足りなさを毎回感じるのは、どうしてだろう。
紘弥を意識してオカン化する航も良いし、紘弥の元同棲相手(元カレ)との対決もあるし、兄への嫉妬というイベントもある。
しっかりとした骨組みはあるのに物足りないのは、話がスムーズに流れすぎるのとイベント数に対するページ数の問題なのかな。
【タンジェリン リポート】(2話) 萌2
特別目立つわけじゃないけど、細かい気配りが出来て人望が篤いクラスメイトの中谷に、自分だけ嫌われていると悩む池内。
ビジュアル的に池内は完璧なイケメンに見えて、中谷はぽやぽやして抜けているタイプに見えますが、2話読んでいくうちにぽやぽやちゃんが世話焼きタイプなのがしっくり来るし、池内の残念っぷりも定着します。
この2人が初々しくてナー。
不器用で可愛い。池内が大学、社会人とステップアップするごとにいい男になりそう。
【unreasonable baby】【unreserved baby】 萌2
前出の池内の親友・杉本の話。
グッドジョブな働きで、不器用すぎて噛み合わなかった池内×中谷の緩衝材になった杉本ですが、本人は1年先輩の古手川とセフレ状態。
この古手川がなかなかどうしようもないキャラなのですが、杉本目線で進むので、どうしようもなさがいい具合にスパイスになってます。
つかみどころのない人物が、自分の気持ちを自覚して別人のように執着を見せるのが楽しい作品。
高2に見えない杉本の落ち着きっぷりと駆け引き上手なところも必見ですが、わたし的にはそんな大人びた杉本がデートの約束を取り付けて喜ぶコマがイチオシです。
杉本と池内が、隣同士の幼馴染みっていうおいしい設定だけに、もっとその先まで読みたくなるんだよなあ。
表題作もあと1話多かったら、ぜーったい萌2。
天禅先生の短編や2話編成の話って、プロットやバックグラウンド設定がしっかりしすぎているせいで、もっと読みたい→物足りないって感じることが多い気がします。
各CPで1冊ずつでも良いくらいです。
【大学生×社会人/高校生CP2組】
アクアコミックスって何か…自分の好みの路線と外れることが多いから買うの迷ったんですよねー…。
でも天禅さんだし気になるわーと思い購入。
どの話も禿げ萌えたっ!
あぁーもぉっ天禅桃子さんヽ(ω・,,ヽ)ダイ!! (ノ,,・ω)ノスキ!!.。゚+.(,,・ω・,,)ノ。+.゚ デス
買ってよかったわー♪
■オン ザ クワイエット■
池脇 航(大学生)×白石 紘弥(会社員)
冬の寒い日…大学生の航が鍵を忘れてアパートに入れないでいると、隣に住む白石が自室に招いてくれる。
…が!!その部屋は足の踏み場もないほど汚れていて、真面目で大人しそうな見かけとのギャップに驚く航。
彼と接する内に少しずつ惹かれていく航だが、自分には見せないような笑顔を兄に向けているのを見てしまい…。
最初は堅い印象の白石さんだったのですが、仲良くなっていく内に見せてくれる色々な表情にドキッとして惹かれていく攻めの気持ちがめちゃくちゃよく分かります。(攻め視点)
もっと色々な顔を見たいーって思わされるのですよ。
特に笑ったときのパッと花開くような感じが…もぅ、ぐわぁーーーーーっ!!!てなるんですよ←意味不
攻めは格好良いしΣd(´∀`*)
しっかし…天然清純さんかと思いきや、まさかの積極性。
ギャップにニヤニヤしました(。-∀-)ニヒ
でもどうせなら…くっついた後の2人をもう少し描いてほしかったなーって思うのです。
同棲開始後を特に!
■タンジェリンレポート■
池内(高校生)×中谷(高校生)
クラスメイトの中谷は一言でいうと「いいひと」で、皆に頼りにされている。
誰にでも優しい彼が、何故か自分には微妙に素っ気ない。
前はそんなことなかったのにどうして…?
ふわふわした中谷の髪を触りたいのに触れない…また拒絶されたら…っていう攻めの心情が切ない。
基本的にバカなだけに余計に切ない←
1話目が攻め視点、2話目が受け視点。
可愛い2人でした。
■unreasonable baby/unreserved baby■
杉本(後輩)×古手川(先輩)
杉本と古手川はセフレの関係。
始まりは1年前の春で、何故か一方的に古手川に懐かれ…振り回されるのにも慣れた頃、カラダの関係を持った。
でも古手川の目的は杉本の体だけで…。
池内×中谷を読んでいる時、非情に気になった杉本くん。
イケメン度がパワーアップしている気がするのは私だけじゃないはずだ!!
最中に違う人間の名前を呼ばれた杉本を不憫に思う反面、「っと…ワリ間違えた」という古手川さんにドキリとしましたw
基本的にビッチ受けは好きじゃないです。
でも必死に杉本を引き止めようと喋っている内に「杉本のこと好きかも!?」って赤面状態で叫ぶ古手川さんが可愛すぎて(〃ノωノ)
描き下ろしでマヨ借りに来た隣家の池内に嫉妬する古手川さんが可愛すぎてっ!!
この話が1番好きですねー。
ってかこの2人がくっついた後、1番イチャコラするんじゃないかと思うwww
ギャップっていいですね。
ギャップっていいですよ(2回目)
天禅さんの作品は(私にとって)聞き慣れない外国語が多くて新鮮です。
興味をそそられます。
◆オン ザ クワイエット
アパートの隣人のお話です。
兄と2人暮らしの大学生・航と、鍵が無く入れず困っている彼を見かねて自室にあげるサラリーマン・白石。
ピシッとスマートそうな白石は、実は片付けられない男で、取り敢えず部屋が汚いです。
汚い事には理由があるんだけれど、それに驚く航と共に、私も驚きました(笑)
お部屋に入れて貰った事から徐々に二人の仲が深まりますが、ある日突然白石の元へモトカレがやってきた事で、航は彼がゲイだと知る。
痴話喧嘩から彼を助け、モトカレを追いやる。
ゲイだと航に知られ、震える白石。
モトカレのせいで怖がる白石を抱き締める航。
近付きそうでもう一歩踏み込めない2人。
そして兄の結婚を機に航が家を出ると白石に告げます。
兄と話をしている白石の紅潮する顔を見て、航は白石が兄を好きなんだと勘違いして、迫るんですけどー…
結果迫られてんじゃん航くん、みたいな。
お隣の白石さん、顔に似合わず淫乱ですのよ、な状態で私も嬉しい誤算でした(笑)
◆タンジェリン レポート
池内と中谷、高校クラスメイトのお話。
お人よし中谷はずっと池内が好きだったんですが、池内は誰からも好かれる中谷に自分だけあまり良く思われていないんだと勘違い。
それは単に、中谷が池内が好きで、特別意識しちゃっているから、扱いが他の人と少し違うんです。可愛いー♪
中谷はふわふわの少し天パっぽい髪質で、それを池内が触りたくなる。
やー、天パって可愛いな、こうして見ると。(自身がそうだと悩みのタネだけれど)
ずーっとずーっと好きな事を隠していたのに、すんなり池内が告白しちゃうから、ちょっとビックリして泣いちゃいます。
キスされてぎゅってされても、恥ずかしさが勝っちゃう。
それから池内の中谷への思いが所構わずダダ漏れする性格に、少しの不安を抱えちゃう中谷。
うーん、キラキラ純粋、眩しいです。
でも…学校でオサワリしちゃうだなんて…
が、学生ならでは的な…(違)
◆unreasonable baby
タンジェリンレポートに出てきたクラスメイトで池内の幼馴染・杉本と、セフレの先輩・古手川のお話。
古手川のモトカレと顔が似てるって言う理由で、女性とも致した事がナイ純真無垢な杉本を手玉にとってしたい放題開発しちゃう、小悪魔な先輩。
致している最中でもモトカレの名前発しちゃうし、もうこりゃ杉本の体しか求めてないなと思いきや。
古手川への気持ちを自覚してそれを伝え、離れていく杉本に対し、彼の気持ちを聞いてメチャクチャ嬉しくなる古手川。
キチクだったと思いきや……この古手川が可愛い。
「何これ、俺もすっごい好きかもお前の事!」みたいな展開になります、大好きですそういうの(笑)
まぁ学校で裸になって致しちゃうのは、ね、まぁ…学生だし仕方ないよね(違)
何となく天然な事が分かり始める杉本は、結果古手川にメロメロ。
甘くて可愛いお話が心をキュンと締め付けてくれます。
三つのお話が入ってます。そのうちの二つがとくに好きでした。
『オン ザ クワイエット』
マンションの隣人同士で仲良くなって…というお話。
受けの印象がどんどん変わっていくのが良かったです。
きちんとした風体なのに、部屋は汚いとか。
汚部屋って、BLだと萌え要素になってしまうのが不思議だ!(もちろん作品にもよりますが)
ただ、最後のエッチでの淫乱豹変は個人的にはあまり趣味じゃなかったです。セリフがAVみたいで…。
『タンジェリン レポート』
高校生のういういしいカップル。どっちも可愛いー。
ふわふわの髪を持つ女の子みたいな受けくん、 乙女受けがニガテな私でも可愛いと思えました。
どっちもアタフタアタフタして必死になってる高校生の恋って大好きです。「どっちも」っていうのがポイント。
表題作の他は連作2作で合計3作収録。
表題作は地味だと思って気にもかけていなかった隣人白石[受]に、一晩世話になった航[攻]
気になった相手には押していくタイプの航は、白石に食事の差し入れをしたり掃除をしたりと部屋へと通います。
そして白石の過去の恋人との喧嘩を見てしまい、白石を庇ってその男を追い払って白石がゲイだという事を知るのですな。
2人がくっついてからのエロがですね、むっちゃギャップ萌えしました!
地味で生真面目そうな白石がエロに突入するともっそい誘い受で淫乱なんですよ!そのギャップがたまらんかったです。
「タンジェリンレポート」
学生モノで王道な話で可愛いカップル、攻が若干アホ気味なのがいいカップルって感じです。
「unreasonable baby」
タンジェリンでは脇の友人役だった杉本[攻]と先輩との話。
彼等はセフレ関係を1年続けていたんですが、杉本は先輩を好きになってしまい別れを告げますが、先輩に引き留められます。
結局は両想いになるんですが、先輩のツンデレ具合が可愛かった~。