カメラマン×ライター、業界メンズラブ!

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作記者と番犬

多岐浩輔
受様の幼馴染でフリーランスのカメラマン
吉岡秀一
時事的なネタを得意とする週刊誌ライター

その他の収録作品

  • 記者と愛犬

あらすじ

突然、温泉取材を引き受けることになった週刊誌ライターの吉岡。カメラマンとして現れたのは、幼馴染みの多岐だった。幼い頃、犬のように懐いていた多岐は、長身で男らしい風貌になり面影はない。だが、現在も変わらず懐いて、吉岡を一途な瞳で見つめてくるが…!?
可愛かった弟分は、一途な大型犬!?業界メンズラブ!
(出版社より)

作品情報

作品名
記者と番犬
著者
 
イラスト
佐々木久美子 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796400459
2.6

(15)

(0)

萌々

(1)

(9)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
8
得点
34
評価数
15
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数8

愛犬は名犬

幼馴染もの、再会もの、とくればなぜか多いのが「年下ワンコ」。
本作もソレです。
小さい時はいつも守ってあげていた泣き虫のアイツが俺よりデカくてイイ男になって現れた!
…っていうヤツ。
この場合、年上の秀一(週刊誌記者)がノンケなので、すぐにBL展開にはなりません。
逆に、負けず嫌いの秀一がなんでも年下の多岐(駆け出しのカメラマン)と張り合ったり先輩風を吹かせたりで態度が悪い。
その上ノンケ特有の鈍感と無神経。
一方多岐は中学生くらいの頃から秀一が好きで、でも初めから諦めているわけです。
そんなあるある設定の上に、秀一が偶然掴んだ政治家の汚職スクープ、その政治家と多岐の関係性などが絡んで…
…というストーリーなのですが。
私的にはもっと「お仕事」の比率を上げてほしかったな〜という感じです。
多岐がカメラマンとしてやっていきたい事が明確なのに対して、秀一は「しごでき」感が無くて。
この汚職スクープを追って記者魂のようなものを覚醒させる展開があったら良かった。

「記者と愛犬」
恋人になってから初めてのクリスマスに、再び多岐との温泉取材旅行を入れた秀一。
秀一はイチャイチャしたいのに多岐はずっと仕事モードで…
本当は我慢していた多岐。
一途で誠実でお行儀の良い名犬攻めです。

0

受けが以外と男前

表紙の絵と話の最初の方での吉岡の印象はおとなしい感じなんだと勝手に思ってたんだけど……。

女の人にちょっとだらしない?と思ってしまった。
前の彼女と別れてすぐに綾子と付き合って、8ヶ月で別れる。これは、綾子が二股かけていて綾子が別れようって言ってきたんだけど、そのあと、吉岡は彼女と別れた事を隠してるのに幼なじみの多岐とナンパしに行こうするのが……。

吉岡の回想だけの登場だったのに、本当に綾子が登場するけどこの登場はいらなかったと思う。別れたあと、吉岡が気になって仕方なかった……だから、もう一度話し合いたかった……彼氏にも言われたからとか、主人公は吉岡ですよね……。

タイトル、記者と番犬だけどどっちも当てはまらなかった。番犬ならもっと強いイメージだし。
吉岡の方が男前な感じがするから多岐はヘタレな感じがする。
番犬よりは忠犬の方がしっくりくる。

1

設定が活かし切れてない?

洸さんの作品、初読みです。
視点は受け。
読んでみて、今後洸さんの作品に手を出すかはかなり微妙になりました。

**********************
受けは週刊誌で記者をしている吉岡、28歳。
細身で綺麗な顔立ちのわりに、手が早い(殴るの方)。

攻めの多岐は吉岡の2つ年下の幼馴染みで、フリーカメラマン。
ワイルドで長身な外見とは正反対の大型ワンコ系。
**********************

長く会っていなかった幼馴染みのふたりが仕事で組むこととなり、再会するという出だしなんですが、多岐の方は思いっきり好意ダダ漏れです。
まあ、ワンコ系ですからねえ。
反面、吉岡の方は直前まで彼女がいたノンケなのですが、腹を括ったら強かったです(苦笑

読み終わって内容は?と聞かれたら上記のように説明できますが、感想はというとどうも…
視点主の吉岡にはまったく感情移入できませんでしたし、多岐の方もなんかあまりに、ヘタレワンコというよりも空気ワンコ?
ワンコ攻めは好きですし、多岐のビジュアル面も好みです。
でも、なんだか気持ちの中で上滑りしてまったく魅力がわからなかったかなあ。
吉岡が追っていた事件も、彼らが背中を押されるきっかけにはなりましたが、ただそれだけという感じで肩透かしです。
もういっそのこと事件とか絡めない方が良かったのでは。
ひじょうに中途半端でした。

そして、イラストの佐々木さんはいつも思うのですが、カラーが素敵なんですよね!表紙の構図とかすごく好きです。(攻めの半ケツは恥ずかしいからいらない気がしますけども)
だけど、挿絵がどうも…
この作品の挿絵もなんだか顔の大きさと頭身がロングショットだとおかしな感じですし、えっちシーンで顔が見えないって…
挿絵の数はこの作品多いのですが、それでよけいに気になってしまいました。

1

温泉ネタ>事件

表紙に釣られました。

一体どんなハラハラドキドキ事件物?と思っていたのですが…温泉ネタの方が多かったorz
吉岡の得意とするのは時事ネタ(政治・経済系)設定なのに
議員がらみの汚職事件をメインにはって欲しかったなぁー…。
前に読んだ『ろくでなし刑事のセラピスト』みたいな事件物を期待してしまっていたので、その点が個人的に残念でした(´・ω・`)
多岐は「お預け」頑張ったなー…。
中学生の頃からずーっと吉岡のことが好きなのに…吉岡はノンケで意識してないため色々と酷な行為を(ノД`)
「女の口説き方を教えてやろうか?」やら旅館の浴衣は着方が分からず乱れてるわ…。

読みやすくてザクザク読了です(*・ω・)ノ
因みに表紙は攻めの腰~尻に注目ですー見えそう(*´Д`*)←殴

1

大型ワンコの見本のような

大型ワンコの見本のような年下攻めくんでした。

主役ふたりは幼馴染みなんですが、いつの間にか縁遠くなっていて、久しぶりに再会したら記者(受け)とカメラマン(攻め)の関係になっていて。
攻めの愛情は最初の最初からだだ漏れです。尻尾をちぎれんばかりに振ってるのが目に見えるようで。
受けはそれにまったく気づいてなくて、さばさばとした付き合いをはじめるんだけど、それが攻めにとったら挑発行為のようでさ。
耐えるのは辛かったろう、可哀想に。
でも読み手にとったら、ワンコ攻めはお預けくらってる姿そのものに萌えるんですよねー。ご馳走を目の前にして「待て」状態のまま必死でこらえてる姿にニヤニヤしてしまいました。

ストーリーがちょっとあっさりだったかなーと思わなくもないですが、私好みの大型ワンコには萌えました。

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP