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表題作キッズログ

(仮)井筒 燈利,23歳,いきなり父親になる人気作家
(仮)倉 佑司,金髪の保育士

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

人気作家・燈利が突然シングルファーザーに!? 元気な亮太とのふたり暮らしに、亮太が懐く保育士・祐司も同居することに…。(出版社より)

作品情報

作品名
キッズログ
著者
葉芝真己 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
ルチルコレクション
シリーズ
キッズログ
発売日
ISBN
9784344819757
4.1

(29)

(14)

萌々

(7)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
8
得点
117
評価数
29
平均
4.1 / 5
神率
48.3%

レビュー投稿数8

ノンケ×ノンケのハートフルストーリー

最新の5巻まで読んだ感想です。
ほんのちょっぴりネタバレあります。

確かにBLなんだけど……ふたりの距離の詰め方がじれったいを通り越してリアルすぎる……!

1巻はBL要素はなしと言ってもいいでしょう。いったい、どうやったらこの2人が恋愛になるんだ〜〜と気になって読み進めたら、最新5巻。
なんと…まだキスすらありません!

え、BLじゃないじゃん!
と思うかもしれませんが、確実に!じ〜わじ〜わと2人の関係性は変わっていっているんです!!

まだ恋愛感情じゃないよね?
まだだよね?家族愛かな?
ん?あれ?恋愛対象だったの?いつのまに?
ってくらい自然に。劇的な何かがあるわけでなく、ゆったりと自然に相手への好意の種類が変わっていく様がリアルでした。

攻めと受けの2人ともノンケで、しかも自分の好意に無自覚で、お互いに気を使う性格だからここまでじれったいのでしょうね〜
押したり引いたりを繰り返すようなBL…めちゃめちゃいいです。

恋愛に重点を置かず、家族や周りの人間のあたたかさにふれるお話です。
読んだ後は必ずほっこり幸せな気持ちになれると思います。
日々の疲れの癒しに……ぜひ読んでみてください。

1

なっち~~~~~~~~~~~!!

双子の弟を事故で亡くし、その息子を引き取って育てている売れっ子作家・井筒燈利と、その息子を通わせている幼稚園の保育士・倉本佑司(なっちー)の話。

お父さん×保育士っていう設定がそもそも好きだったので買ってみると、BLというジャンルに当てはまるのかと疑問に思うくらいLOVE要素が無いのだが、確かにハートウォーミングストーリーだ。なっちーは受け??というところも微妙なLOVE度。

設定やストーリーは結構ありきたりなのに、なぜか引き込まれる。

いきなり弟の子供を育てることになった燈利だが、接し方すらド素人ということに頭を抱えていたまさにその時、「なっちー」という救世主が舞い降りた!
即、入園することに決めてからというものなっちーの仕事ぶりに感動しつつも、育児に励もうとする燈利の姿が愛らしい。そして息子亮太くんはなっちーのことが独占したいくらいだいすき。

ある日、とあるきっかけで一緒に暮らすことになると、なっちーは燈利が気が付くと床で寝てたり、意外とだめだめなことに気づいて、かいがいしく世話をするようになる。
2人と一緒に暮らすになってから、ずっとこの暮らしが続くことをなっちーは夢見るように。

亮太のお母さんが来たり、色々ありますが、結局は燈利は亮太との生活を選びます。
そして、なっちーのこともいつのまにか特別な存在になってくる。。
そして2巻へつづく~~~

燈利もなっちーもお互いLOVE的な意味で好きになっていくのかを読者は期待しているところだとおもう。

Hシーンを期待している人にはちょっと物足りないかも。Hどころかキスもないし、ハグはあるけどLOVE的なハグはない。もうちょっとラブが欲しいと私もおもうところ。がんばって、葉芝先生~~!!

で、倉本佑司なのに何で「なっちー」なのか、、、という答えがそのうち出てくるのか、、乞うご期待!!


2

ほっこりすること間違いなし!

好きなんですよね、親子もの!
普段はルチルで連載を拝読しているのですが、とても楽しくて可愛くて、ほっこりさせられています。

井筒となっちーは全く進展しない1巻ですが、なっちーがちょっと井筒に惹かれているのかな?という感じがしないでもないです。
のんびりゆーっくり進んでいく2人を、現在もヤキモキしながら楽しみに読んでいます。

そして、なんと言っても亮太が子どもらしくて可愛いです。
いい子過ぎもせず、悪い子でもなく、普通らしさがとてもいいと思います。

井筒の亮太となっちーの3人をこれからも見守って行けること、うれしく思います!

0

葉芝作品らしい微妙さに…期待大なお話!

新装版『幸せはこんな〜』で、久しぶりに葉芝作品を再読して良かったので、今の作品も読みたいと1〜3巻一気買いしてしまいました(笑)
再び葉芝先生のBLになりそうなお話を読めるんだと、嬉しくてドキドキしながら読ませて頂きました。

BLというよりは、家族&父性愛のようなストーリー展開なので物足らなく感じる方もいるかもしれませんけど、葉芝先生の作品らしい、じわじわBLな展開に発展していくであろう美味しさ漂う、今後も見守り続けていきたい作品です。

子供の頃、親の離婚以来13年間あっていなかった一卵性の双子の弟•和利が事故死したと連絡を受けた燈利。
両親も亡くなり、唯一の家族になる燈利は、亡くなった和利と久しぶりに再会します。
そして、弟が結婚して離婚していたこと、離婚後一人で息子を育てていたことを知らされます。
父親そっくりな燈利をみた息子の亮太(3歳)は、すっかり「父ちゃん」と思い込み、離婚した母親が見つかるまでは燈利が預かることに。

燈利の職業は売れっ子作家!
突然過ぎる環境の変化と、慣れない子育てに振り回され困惑します。
そんな時に、保育園の前を通りかかった燈利は金髪の保育士• 倉本(なっち先生)に出会い…ビビッと何かを感じ(笑)
自分一人で無理なら1日の半分はプロに任せようと企み即入園させてしまいます!

保育園親子遠足での亮太迷子事件、なっちーが殴られ怪我をおったり、それがキッカケで燈利と亮太の住むマンションに怪我が治るまでは一緒に暮らすことになったり…
ダンゴ虫バラマキ事件、母親の登場&運動会カミングアウト事件(笑)などなど、大小いろんなトラブルが3人の日常を賑わせながら、擬似シングルファーザー燈利&亮太+保育士なっちーが奮闘し絆を深めていきます。
1巻は3人の出会い編といった感じでした。

ただただ子供を交えた二人の交流がほのぼの癒されます。
わんぱくで素直な亮太、人当たり良さそうで他人を遮断している燈利、何事にも真っ直ぐ過ぎて、体当たりでぶつかっていくなっちー先生!
それぞれが影響し合い、少しずつ変わっていく姿にジーンとさせられます。
特に、亮太が燈利を父親だと純粋に慕う姿がなんともいえない…一生懸命に思う心に、ある意味萌させられました。
子育てについてや、法律上の細々した点では、この設定で現実上成り立つのか疑問点は多々感じさせられるものの、子供愛に弱い私には、亮太が見せる突発的行動に、「そうそう子供ってこんな所ある」と共感を感じてしまう部分もあったので、その可愛さっぷりに絆され通しです。
特に無茶話だと感じつつも、運動会での「大好きなもの探し」は最高でした!泣かされました!

ここからは、大いにネタバレになってしまいますけど…すみません。
3巻まで読みましたけど、燈利となっちーは、まだ友情以上恋人未満的な微妙な関係なんです!
「その感じ方、考え方、行動は恋だよ!なんで気がつかない⁉︎…鈍感過ぎでしょう!」…と思わされながらも、その微妙さが葉芝作品のジレ萌え展開で私は好きなんです(笑)
BL的には微妙だとしても、キャラもですけどストーリーが魅力的なので私好みにはハマりました。

キャラに関しては、「カブってる⁉︎」と思うことがありますけど(今回はニアBL作品だったBIN-GOとカブるかも)
今までのBL作品にしても、ニアBL作品にしても、学園もの、リーマンもの、モデルにボディーガードもの、外国もの、スポーツものからアクション系ものと、キャパが本当に広い作家さんです。
しかも今回はイクメンものです!
それだけでテンション上がります。
イクメンでも一捻りされたストーリー展開なので、なかなかBL要素を絡めていきにくいのも確か⁉︎
でも、ちょっとした2人のスキンシップシーンや心情の移り変わりをみていると、この展開なら葉芝先生は必ずやってくれると♡
もし最後まで恋愛に発展してなかったら、凄く落ち込みそうですけど(涙)
そうだとしても、ドキドキさせられ、ほのぼのと癒され、ジーンと感動があったりもして読み応えたっぷりなのでオススメしたいです。

亮太と燈利の間に出来きていく本当の絆、亮太という存在があってこその、燈利となっちーの心の変化&絆!
擬似家族とか関係ない、本物を夢見させてくれそうなお話でした。

なっちーに関しては謎な部分も多いので、まだまだドキドキ&ハラハラ展開が待ち受けていそうなのも見所だと思いました。

4

まだまだこれからの二人です

ちゃんと本には①巻となっているので、これからまだ続く、そして、これからが二人の正念場といった導入な感じの1巻でした。
最近シングルファーザーものがツボであさっているのですが、これは・・・果たして萌えることができるか?
ちょっと期待したい一冊ですよ♪

両親の離婚で離れ離れになった双子の燈利と和利ですが、その再会は13年後、和利の死の知らせでした。
和利には離婚した妻との間に3歳の子供・亮太がおり、身よりのなくなった亮太と燈利は一緒に暮らすことになったのですが、、、

まだ3歳の子供。
双子だけに父親との区別がつかず、燈利を「父ちゃん」と呼んで離れない健気さ。
23歳独身の身には子育ては初めてづくしで(当たり前)あたふたする燈利の姿。
そこへ、金髪の保育士”なっちー”こと倉本佑司が登場し、彼の勤める保育園へ預けることになり、この疑似親子と保育士とのつながりが深くなっていくのです。

やはり子供が出るだけに、この亮太がかわいい!
ダンゴ虫をたくさん集めて父ちゃんに見せる姿(恐怖!)
遠足で父ちゃんが来られないと、父ちゃんがお腹が空いて倒れているのかもと心配する姿。
子供なりに、一生懸命父ちゃんを思う姿が愛おしいです。
・・・ってBLとかけ離れてる?子育てマンガ?
いや、まだ序章ですから。
なっちーも保育士の領分を越えて、この親子にものすごく肩入れしすぎている感もなくはないですが、きっと、この親子が本当の親子らしくなっていく時に、ラブ要素が出てくると思うので、辛抱強く待ちたいと思います。

子供にかまけることで燈利は彼女に振られたし、亮太の母親が出てきて元夫の死を知り、子供を引き取るとやってきた時のなっちーの態度とか、一応匂わせるものもふくまれていますから。
なっちーも、本当は佑司って名前なのに、なっちーと呼ばれる理由とか、まだまだ彼については謎がたくさんあります。
次巻で色々と関係が動くことを期待して、おまけの萌え評価です。

2

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